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2019年8月 1日 (木)

マタタビ属

不法投棄監視パトや、植物調査で新たな林道を走る事があります。林道沿いでは、マタタビ科マタタビ属の植物を各所で見る事が出来ます。

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一番手は、サルナシです。この果実は熟すととても美味しいです。キウイのミニ版といった感じです。

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この林道沿いでは、マタタビを見る事は少なく、サルナシの宝庫です。しかも、雌木が多いように思います。再生畑には、挿木で発根した雌木を植えてあります。

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こちらは別の林道です。この林道沿いでは、キウイを良く見かけます。農家が栽培しているものを食べた野猿などによって、種子が運ばれたのだと思います。

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果実が生っていました。これは雌木のようです。受粉は、同属のサルナシやマタタビでも行われるようです。雌雄異株の植物の場合、雌雄はどうして決まるのでしょう?種子の段階で区別されているのだろうか?

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次はマタタビです。このように、葉が変色する特徴を持っています。

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あれっ、果実の形が違う・・。

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殆ど左のような果実が生っていました。右が、通常のマタタビの果実です。

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同じ蔓に、両方の果実が生っていました。どうやら、ぼこぼこした果実は虫こぶ(虫えい)のようです。Web検索すると、マタタビミタマバエまたはマタタビアブラムシが寄生したものだそうです。薬用酒(マタタビ酒)として珍重されるそうです。

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サルナシの熟した果実はとても美味しいですが、マタタビは、あまり美味しくないと書かれていました。やっぱり、焼酎などで果実酒にするのが良いのかな?

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