ヤマトキソウ再び
もう遅いだろうと思いつつ、十数年ぶりに再会したヤマトキソウの様子を見に行って来ました。
「やっぱり遅かったか・・。」前回出会ったのは右端ですが、花弁や萼片が落ちて花柄子房が膨らみ始めていました。この日は時間の余裕もあったため、センサー感度を上げて探しました。未開花株も含めて、予想外の個体数を確認する事が出来ました。
そして・・。
予期せぬ嬉しい出会いでした。この場所には、9本の開花株と数本の子株が生えていました。
ヤマトキソウの解説に「花は直立し、ほとんど開かず」とあります。
このくらいが限界のようです。地域で見る事が出来て本当に良かった!ほとんど開かず目立たない花色が、自身の身を守っているようです。
ラン科トキソウ属ヤマトキソウ(Pogonia minor (Makino) Makino)。
« 木に登ったジガバチソウ | トップページ | ハコネラン »
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)











コメント