木に登ったジガバチソウ
ジガバチソウやクモキリソウは、一般的に地面に生えます。でも、稀に樹上に居候する変わり者もいます。
初めてこの野生ランを見た時は、花が終っていました。エリアからして、フガクスズムシだと思っていました。そして翌年の花期に再訪して良く見ると、フガクスズムシではありませんでした。
フガクに似て木に登るクモキリソウ属(Liparis)・・静岡県でも自生が確認されている超希少種が脳裏に浮かびました。ドキドキしながら、コンデジを持った腕を伸ばして感撮りしてみました。プレビューで見たそれは、残念ながらクモイジガバチではなく普通のジガバチソウでした。
通常、フガクスズムシはもっと高い所に着生しています。これは、爪先立ちして届きそうなくらいの場所です。もう少し低ければ接写出来るのですが・・。
片手持ち感撮りです。唇弁の裾が、広がっていたら良かったのに・・。
こちらは別の場所・・ミズナラに着生していました。少し個体数が減ったかな?
ジガバチソウは花の変異が多く、同じ場所でも個体毎に様々です。クモキリソウ属(Liparis)は、どれもそうですね。
今日は、先方の手順間違いでみんな振り回されてしまいました。私の現役時代とは別の職種ですが、手順や段取りはどんな職種でも一番大事だと思います。
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コメント
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アウトライダーさん、今晩は。
コンデジなので、あまり小さいものはレンズを向けてもピントが合いません。
TG-4を顕微鏡モードにして少し倍率を上げて近づけると、ある程度の大きさのものはピントの合う事があります。
感と運です( ´艸`)。
投稿: やまぶどう | 2019年7月 9日 (火) 19時31分
「片手持ちの感撮りです」
「片手持ちの感撮り」で、なんで、ど真ん中にピントぴったりで撮れるのでしょうか。
私には、マジックとかいいようがありません。
投稿: アウトライダー | 2019年7月 9日 (火) 16時33分