カラムシとチロリアンランプ・ラミーカミキリと萌
今日は、夕方用事がありますので、早めの投稿になります。
タイトルを見て、不思議に思われた事でしょう。実は、意外な関係があったのです。
カラムシとチロリアンランプ(アブチロン)の葉です。カラムシはイラクサ科カラムシ属、植物繊維をとるために栽培されていたそうですが、今では、彼方此方の空き地で除草対象植物の筆頭に挙げられています。地上部を刈り取っても、太い地下茎から次々と生えて来ます。
チロリアンランプはアオイ科イチビ属で、ウキツリボクの和名で親しまれ、生け垣などとして栽培されています。イチビ属の植物も繊維をとるために栽培されるものがあるそうで、家畜の下痢止めになるとも考えられているそうです。
カラムシを食草にしているカミキリ・・ラミーカミキリです。そして・・。
今朝、チロリアンランプの葉に、ラミーカミキリが集っているのを見付けました。カラムシだけでなく、チロリアンランプも、ラミーカミキリの食草とされているようです。
こちらは、12歳になって間もない我が家の甲斐犬「萌」です。萌は、散歩の時にカラムシとチロリアンランプの葉を好んで食べるのです。散歩道の千草の中からカラムシを見つけ出し、帰宅すると生け垣にしているチロリアンランプの葉に向かいます。双方の植物から、萌の嗅覚を刺激する匂いがするのか分かりませんが、迷わず駆け寄ります。
と言う訳で、ラミーカミキリの食草は、萌の食草でもあります。
« コクラン | トップページ | 栽培棚の変形菌その後 »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「生き物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- ハナマメとエサキモンツキカメムシ(2020.11.17)
- 再生畑②の片付け(2020.10.29)
- シュウメイギク(2020.10.28)
- 甲斐犬「萌」とアカギカメムシ(2020.10.27)
「甲斐犬録」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 甲斐犬「萌」とアカギカメムシ(2020.10.27)
- 落花生収穫(2020.10.05)
- 雨に濡れるクモラン(2020.07.04)
コメント
« コクラン | トップページ | 栽培棚の変形菌その後 »
もこままさん、今晩は。
どういう訳か、カラムシの葉は直ぐに見付けます。
他の葉を食べないので、微妙な匂いがするのかも知れません。
本当に、正装した人のようですね。
とっても小さなカミキリで、綺麗な色をしているから人気があると思います。
投稿: やまぶどう | 2019年7月 6日 (土) 18時35分
おはようございます。
ラミーカミキリ 萌ちゃんと同じ植物を食べるなんて
かなり美味しいのでしょうね!
ラミーカマキリ まるで仮面をつけているような面白い模様!
小学生が夏休みの昆虫採集に狙いそうな模様^^;
投稿: もこまま | 2019年7月 6日 (土) 09時39分