栽培棚の変形菌その後
下界では天気が良くても、山間の地では霧が立ち込めてジメジメした日が続いています。こんな時には、ナメクジやカタツムリそして変形菌が元気になります。栽培棚で見付けた変形菌(粘菌)のその後の様子を観察してみました。
ムラサキホコリの仲間と思える変形菌は、彼方此方に出没していました。
子実体を覆っている白い綿毛のようなものはカビ?右は、感じが違うけど別の変形菌でしょうか?
前回は見当たらなかったアミホコリ属と思える変形菌です。黄土色の球体が、白い粉や綿毛のようなものに覆われて行きます。これもカビでしょうか?
こちらはツノホコリだと思います。上が幼菌で、下が成長した子実体のようです。
これは、ある植物の茎に出没していました。キノコ?それとも変形菌?落下した球体は、赤褐色に変色していました。
変形菌は、変形体が移動しながら微生物などを摂食し、小さな子実体を形成して胞子により繁殖するという、動物的な性質と植物的な性質を併せ持つ生物だそうです。昨年、アミホコリの仲間を採取して、飼ってみようとしたのですが、上手く行きませんでした。今度はこの棚の木板に乗せて置いたらどうだろう?
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