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2019年7月28日 (日)

フウラン

今日は、フウランの花を掲載します。伊予の国では、7月の上旬に咲いたそうですが、駿河の国の山間地では、やっと咲き始めました。富士市植物仮目録には、1ヶ所だけ記載されていますが、県中西部(の寺社など)では比較的見る事が出来ます。

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我が家で一番早く咲くのは、左のイヌマキに着生させてある短葉のフウランです。右は、父親が鶴の形に仕立ててあったイヌツゲです。私には上手く仕立てられないので、尖がりキノコの傘状に変更しました。足元が寂しいので、フウランなどを着生させたところ、環境が向いていたようで増えて来ました。左右とも、7月20日の様子です。

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イヌマキのフウランは、斑入り葉と短葉の銘品(名前を忘れました💦)で、園芸分野では、富貴ランと呼ばれている変異個体です。距に注目してください。葉と同じく、普通のフウランよりずっと短いタイプです。

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普通種も咲き始めました。上に比べると、距がずっと長いですね。7月28日撮影。

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イヌツゲのフウランです。フウランに気付かない訪問者は、ユリの花の芳香かと思ったそうです。

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フウランのポリネーターとして、スズメガの仲間が確認されているそうです。以前、インターバルカメラを仕掛けましたが、撮影する事は出来ませんでした。でも、昨年、イヌツゲのフウランには果実が生りましたので、夜の訪問者がやって来たようです。

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このフウランは、今年が初花です。軸が赤い・・花色に紅を帯びるかもしれないと期待しています。

Ylistでは、標準学名がNeofinetia falcata (Thunb.) Huとなっていますが、DNAを用いた解析の結果Vanda falcata (Thunb.) Beerが適当である事が分かったそうです。でも、葉の形は似ているけど、花弁や萼片の形は全然似ていない・・。
バンダ属(ヒスイラン属)には、派手な花色のものが多く、フウランと交配すれば、色とりどりの花が見られるかも?そして、小形でフウランの芳香が残り、屋外とまではいかなくとも室内無加温で栽培できれば最高です。

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コメント

ayumu様、今晩は。
本当に蒸し暑いです。
洗濯担当が毎日文句を言っています。

私が見たフウランは、イヌマキ、ムクノキ、アカマツ、カキ、カシなどです。
我が家のイヌツゲも、直ぐに根を伸ばしましたので、着生させる時の樹種は何でも良いのかも?
遠州森町では、古民家のイヌマキに沢山の実生苗がついていました。
フウランの子が、あんなに沢山ついているのは初めて見ました。

こんにちは 連日蒸し暑いですね。

フウランの芳香は優しくて良いですね。
野生での風蘭は何の樹に着いているでしょうか。
お写真を拝見するとイヌマキの樹皮は良さそうですね。
こちらではモチノキに付けてますが樹皮が滑らかなので
時たま噴霧してやりますが長年枯れもせずです。

スズメガですかね、殆ど結実するのでアリンゴかなと
思っていましたがです

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