不法投棄監視パトロールで出会った植物②
今日は、予報通り雨が降りました。たまには降ってほしいけど、もう少し待ってほしかった・・。
毛深い蕾を発見!葉裏に星状毛(せいじょうもう)が密生している事から、ヤブムラサキだと思います。
葉裏の星状毛を撮ってみました。忍者の使うマキビシを連想しました。「星状」って、誰が最初に表現したのでしょう?
クワガタソウとコチャルメルソウです。この近くの渓では、コチャルメルソウを彼方此方で見る事が出来ます。
こちらは、クワガタソウの果実(蒴果)です。面白い形をしているでしょ?「扁平な三角状扇形」と表現されていました。ヤマクワガタは、「菱形状扇形、基部が広い楔形」とあります。底辺(果柄側)が、平ではないんですね。茎の毛だけでなく、果実でも区別出来る事を知りました。
イワタバコも彼方此方で見かけます。そして、シコクスミレは、薄暗い林床に群生しています。そういえば、花の季節に来た事が、殆どありません。
ナルコユリに、蕾がついていました(老眼なのでピンボケ・・)。ナルコユリ、アマドコロ、ミヤマナルコユリなど似た感じの植物で分かり難いですね。図鑑を見ると、いろいろな違いが書かれています。最初の頃迷ったのは、Web図鑑などに掲載されている葉が、「この仲間では葉が最も細い」と書かれながらも、この辺りで見られるものに比べて幅広だった事や幼い株の葉との違いなどです。
もっといろいろ撮りましたが、今日はこのくらいで・・。花の時期だけでなく、芽出しの頃、蕾の時、果実期などに見ると、今まで知らなかった新しい発見があって楽しいです。
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