不法投棄監視パトロールで出会った植物①
不法投棄監視パトロールの報告書は、早起きして作成・送付しました。報告書、報告用地図、写真帳をメールにて送っています。紙ベースに比べると、ずっと楽です。今日の記事は、パトロールで出会った植物を集めてみました。
ホウノキの花が、まだ咲き残っていました。良く見ると、蕾のものもあります。同じ木でも、開花時期にかなり開きがあるようですね。
これは、キリではないでしょうか?「こんな山中に、どうして?」と思いましたが、思い起こせばかなりな山中で出会った事もあります。翼の付いた種子が風に運ばれて飛んで来たのかも知れません。参考のために、別の場所で撮った花を貼り付けてみました。
このエリアでは、花を見た事の無かったウリノキに、沢山の蕾がついていました。
ウリノキは、面白い形の花が咲きます。開花したら掲載します。葉も特徴がありますね。
林道沿いでは、彼方此方でサルナシを見る事が出来ます。蕾がついていました。これは、以前野猿の群れが集っていたので、メスの木だと思います。
ウツギは、まだ蕾でした。
コゴメウツギは花盛り。接写して見ると、面白い形の花ですね。
こちらは、マルバウツギです。ヒメウツギ、マルバウツギ、ウツギの花は、どれも似ていますが、開花時期や葉裏の毛、そして花糸の翼の形で区別出来ます。マルバウツギは、花糸の上部がなだらかな肩になって歯はありません。ウツギは、花糸の先端が歯牙状に尖ります。ヒメウツギは、翼の先端がやや細く伸びます。
この他にも、コアジサイの花が咲き始めていました。ベニウツギやニシキウツギの花も、見る事が出来ました。次回は、パトロールではなく植物探索に行こうと思います。
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