ハルザキヤツシロラン実生栽培実験(5月)
今日の午前中は、ヒノキとスギ林の傾木の伐採を行いました。使い慣れた小型チェンソーではなく、父親が使っていた大きい機種だったので、とても疲れました。素人農業もそうですが、林業も大変です。
ハルザキヤツシロランに変化があったので、撮ってみました。
実生栽培実験容器内で、唯一咲いたハルザキヤツシロランです。
落下した子房部が、まだ残っていました。
容器内を覗くと、萎れた花径の基部周辺に根状器官が出現していました。
基部辺りを、ズームしてみました。
デジイチでは撮れないので、ピント合わせが難しい・・。家族は、こんなミミズみたいなもののどこが良いのか?と言っていました。興味の無い家族と話をしてもつまらない・・。部材の中に潜っている塊茎が生きている証です。
根状器官と菌糸の接触部分が確認出来ました。今後の変化を観察したいと思います。出現場所から判断すると、5~6個の塊茎から出ていると思われます。このように長く伸びるのは、ある程度生育した塊茎だけなのか、私にはまだ分かりません。クロヤツシロランは、2年目にびっくりするくらいの数の根状器官が伸びあがって来ました。次の記事では、以前撮ったクロヤツシロランと、ヒメヤツシロランの根状器官を掲載してみます。
最近は、勉強のために「通常エディタ」で記事を作成しています。面白い部分もありますが、これが結構手間がかかります。
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ハルちゃん、今晩は。
ヒメヤツシロランの時も、花が咲き終わった後で、他の場所から根状器官が出て来ました。
菌糸不足で、お手上げしているようにも見えました。
早速、落ち葉を拾って来ようと思っています。
投稿: やまぶどう | 2019年5月 2日 (木) 19時03分
こんにちは
調子バッチリですね。令和になって!
前回しっかり塊茎に菌糸が張り付いていた様ですし
根状器官(仮)が伸びて来たと云う事は新花茎が又芽
吹いているかもです。現地の落ち葉を刻んで掛けた
いですね(観察抜きで)、万全を期して。本来の気候
ですから五月末前後又に咲くかもです
投稿: ハルちゃん | 2019年5月 2日 (木) 12時40分