ヤツシロラン類栽培容器の様子
ヤツシロラン類の栽培容器を、覗いて見ました。
このところ放置状態だったアキザキヤツシロランの容器を覗くと、彼方此方に菌糸が伸びていました。同じ部材で二つの容器を準備したのですが、不思議なものでこちらだけ菌糸の発生率が高いのはどうしてだろう?
スプレーしてみました。水滴が綺麗でしょ?
純白が新しい菌糸で、このように黄色味がかったのは古い菌糸かな?ところで、部材の中から伸びたアキザキヤツシロランの根状器官を観察した覚えがありません。見逃してしまったのだろうか?
師匠からアドバイスを頂き、ハルザキヤツシロランの根状器官を覆うように、常緑広葉樹の部材(自生地の葉や小枝)を刻んで乗せました。この二つの容器は、同じように準備しましたが、温度を少し変えてみました。どちらも根状器官が伸びていましたが、やはり温度を上げた方が成績が良いようです。
最初は細かく刻んでいたのですが、段々面倒になり大雑把になってしまいました。でも、これで上に向かって伸びていた根状器官はすべて覆いつくされました。次は、ヒメヤツシロランの部材を追加しなくては・・。こちらは、自生地が遠い地なので、再生畑で刈り取った笹を煮沸して使う予定です。
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ayumuさん、今晩は。
そうなんです。
もう少し先かと思っていたので、教えて頂き慌てて行って来ました。
三種がいっぺんに開花したら楽しいですね。
でも、クロの短縮を成功されたので、夢物語ではないですね。
私も挑戦してみようと思います。
投稿: やまぶどう | 2019年5月13日 (月) 20時13分
こんにちは
令和元年ハルザキヤツシロランの記事は
お初ではないでしょうか。今年は開花早い
ようですが如何でしょうか。
生態系に従うとハルは温度を上げアキ、クロは
下げ日照短く設定でしょうかね。
ハル、アキ&クロ一緒に開花なんて出来たら何んて
思うと眠れませんね。
投稿: ayumu | 2019年5月13日 (月) 08時13分