サワトラノオ観察記③
今日も、朝から暑い一日でした。萌の散歩で一汗、管理棟の朝掃除で一汗・・水分補給のビールが欠かせません。
公園に、甲斐犬「萌」のお姉さん犬が住む「彩の国」からの来客がありました。
何時もは、午前中くらいで姿を隠してしまう富士山も、遠方からの来客を歓迎してくれていました。
サワトラノオの花は殆ど終わり、果実が膨らんでいました。撮ったのは、このピンボケ写真くらいです。「何が観察記だ!」なんて叱られるかもしれませんが、本日の来客は、サワトラノオの実生栽培実験をされている学校の先生方でした。とても興味深い資料を拝見し、いろいろなお話を聞かせて頂きました。私が確認したかった疑問点の大半が、解決済みとなりました。
園内を見歩いて、以前から気になっていた事があります。
セイダカアワダチソウが、途方に暮れるほど繁茂しています。
こちらは、クサレダマです。これも、急速に領域を広げています。
更に気になるのが、カヤツリグサの仲間・・ウキヤガラです。葦原の彼方まで繁茂しています。この他にも、コウヤワラビが領域拡大しています。ここ数年、急速に植生が変化しており、人為的要因も視野に入れる必要があると思っています。このまま放置して置いて、大丈夫だろうか?
これは、ヒメギスでしょうか?いろいろな虫たちも活発に活動しています。
暖色系の花を見付けました!牛の額のような葉を持つ、ミゾソバです。サワトラノオの花が終わり、園内は植生保護区だった頃の様相を呈しています。でも、ゆっくり木道を歩くと、いろいろな発見があって楽しいです。
さて、明日からはまた苦手な生き物に似ている花を追いかけます。夢に出て来そう・・。
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