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2019年5月

コンニャクの花

再生畑②にコンニャク芋を植えました。コンニャクの花ももう終わりだろうと思っていたら、咲き残っていたので撮ってみました。

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不気味でしょ?同じくサトイモ科のテンナンショウ属と似たところもありますが、仏炎苞から付属体が飛び出しています。そして、とても変な臭いがします。

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花の中を撮ってみました。上の白っぽい部分が雌花で、下が雄花かと思ったら逆でした。

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ズームして見ました。左が雄花で、右が雌花です。コンニャクは、未開花株が芽を出す前に、開花株の花径が伸びて花が咲きます。花が咲くと枯れるそうですが、塊茎が枯れるのかは自分で確認した事がありません。花が終盤を迎えた頃、未開花株の茎が伸びて来て展葉します。栄養繁殖もしますが、実生の発芽率も良く、昨年再生畑①に撒いたところ沢山の苗が姿を現しました。

※今日の夕方は、会合がありますので、コメント返しは帰宅後にさせて頂きます。

甲斐犬姉弟12回目の誕生日

一年はあっという間です。今日は、甲斐犬姉弟「小桃と萌」の12回目の誕生日です。二匹は、遠く離れ離れになりましたが、不思議な縁で結ばれ、一年後にWebで再会する事になりました。今年も、お姉さん犬「小桃」の飼い主さんから、近況写真が届きましたので、萌の写真と一緒に掲載します。

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萌にも、こんな場所で思いっきり走らせてあげたいものです。家の周りでノーリードにしたら、野生動物の臭いを嗅ぎつけ、いつ帰ってくるか分かりません。

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小桃も、白い毛が多くなりました。それにしても、萌と良く似ています。

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ちょっと、お腹の膨らみが目立ちますね。萌と違って毛並みも綺麗だし、さぞ可愛がられているのでしょう(写真は、左クリックすると大きくなります)。

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こちらは萌です。右は後ろ足で掻いているところです。萌、ダニを飛ばすなよ!

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散歩の後、リラックスしているところです。足を投げ出して、横になって寝ている所を撮ろうと思ったら、警戒して起きてしまいました。

顔をズームしてみました。マウスを乗せると、別の写真になります。

甲斐犬の12歳は人間の64歳くらいだそうです。以前ほどの元気はなくなったとはいえ、まだまだリードをぐいぐい引っ張りながら歩きます。シカなどに出会おうものなら、両足飛びで引きずられてしまいます。小桃も萌も、病気などせず何時までも長生きしてほしいと願っています。

ヒメヤツシロラン二回目の花茎

昨年、6月中旬に実生実験容器の中に伸びて来た、不明な植物の花茎を発見しました。そして、6月下旬に白い花を咲かせました。当初はユウレイランかと思ったのですが、唇弁の特徴などからヒメヤツシロランである事が分かりました。

このところ、いろいろあってヤツシロラン類の実験容器を覗いておりませんでした。5月28日・・久々に覗くと、蓋越しにヒョロヒョロ伸びたものが見えます。「まさか!」慌てて蓋を取って見ると・・。

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ヒメヤツシロランと思われる花茎です。伸びすぎて蓋に当たり、曲がっていました。湿度の事を考えると、蓋をしておきたいのですが、容器を入れてあるプラ衣装ケースの蓋にビニルを挟んで密閉度を上げ、マメにスプレーするしかありません。

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花筒が一つ落ちていました。蓋を開ける時に、花茎が跳ね上がった振動で落ちたのかもしれません。

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昨年は、花の後に何ヶ所からか根状器官が伸びて来ました。部材で覆ってあるため、塊茎の無事は、根状器官か花茎を見る事でしか確認出来ません。昨年は、一番花が咲いて、残りの蕾は落ちてしまいました。今年は、無事咲くだろうか?

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狭い容器なので、同じような写真しか撮れません。この花茎を伸ばしたのが、昨年咲いた塊茎なのか分かりませんが、二年連続で花茎の姿を見られた事は、温湿度などの環境が多少なりとも適しているのだと思います。種子が簡単に入手出来ない不安もあり、綱渡りのような感があります。

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この写真も、幾度か登場して恐縮ですが、たった一輪しか咲きませんでしたので・・。

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本日、5月29日の様子です。少し蕾が膨らんでいます。もっと早く気付けば、落下した蕾が咲いていたかもしれません。悔やまれます。

ムギランの花

私が初めてムギランを見たのは、町内の鎮守の森でした。落下していたムギランを持ち帰り、イヌマキに縛り付けて置いたら無事活着しました。花は、同属のマメヅタランよりも更に小さく、手に触れるくらいの位置でないと撮影できません。

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こちらは、昨年台風で倒壊した鎮守の森のアカシデです。一昨年、倒壊したタブノキにも、カヤランやヨウラクランと共に沢山着生していました。鎮守の森は、古木が多く着生ランの宝庫です。

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左は、タブノキに着生していたものです。同じ木でも、着生位置により葉の大きさに違いがあります。花は、1~2個ずつ付きます。

久々に、ロールオーバーさせてみました。マウスを乗せたり外したりしてみてください(スマホは写真上でタップ、写真から外れてタップ)。目立たない花ですが、イヌマキに着生させたものを見ると、結実率は良い方だと思います。ポリネーターは、どんな虫だろう?

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花は、半開します。紅紫の花をつけるミヤマムギランが「静岡県以南」に自生するそうです。県中部と西部の記録があり、黄色い花をつける品種・・キバナミヤマムギランも西部で見つかっていると「静岡県産希少植物図鑑」に記載されていました。県内に生えるものなら探索に行きたいけど、東西155km、南北118kmは、年寄りの日帰り探索にはきつい!

富士市植物仮目録に未記載のテンナンショウ属

手元の富士市植物仮目録に記載されているサトイモ科テンナンショウ属は、マムシグサ、コウライテンナンショウ、ミミガタテンナンショウ、ユモトマムシグサ、ヒロハテンナンショウ、カントウマムシグサ(ムラサキマムシグサ、アオマムシグサ)、オオマムシグサ、ウラシマソウ、スルガテンナンショウ、ムサシアブミ(分布域になっているが、逸出品と思われる)があります。

下界では、もうほとんどの花が散ってしまったか、終盤を迎えています。今年は、わけあってテンナンショウ属の花を追い求めて来ました。そんな中で、少し標高の高いところで出会った二種のテンナンショウ属を教えて頂きました。

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こちらは、ホソバテンナンショウだそうです。薄暗い林内に生えていました。

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上と同じ個体です。「コウライテンナンショウに似るが、仏炎苞開口部が耳たぶ状に張り出す点、及び付属体がより細くなる点において異なる。」とあります。どうして、ホソバの名前が付けられたのでしょう?

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こちらは、ハウチワテンナンショウ(広義のヒガンマムシグサ)だそうです。研究者によっては、ヨシナガマムシグサとハウチワテンナンショウを含めてヒガンマムシグサとする見解もあるそうです。現状では、Ylistも、ヒガンマムシグサ(別名ハウチワテンナンショウ,ヨシナガマムシグサ)となっています。

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仏炎苞の口辺部(耳垂状の部分)が発達していて、よりミミガタテンナンショウに似ているのも特徴の一つだそうです。この場所には、仏炎苞や付属体が緑系の個体も混在していました。

同定のポイントとして、①花が先か、展葉が先か?②栄養繁殖を積極的にするか?の2点も確認する事を教えて頂きました。これを機会に、少しでも名前を覚えようとWeb図鑑などを見ましたが、似ているものが多く、また地域変異や個体変異も多いようで、私には難しすぎるとの結論に至りました。スルガテンナンショウのように、特徴ある付属体のものでも、多数の個体を観察してみると、その変異の多さを知る事になります。

シライトソウ

歳をとると、見知った植物でも直ぐに名前の出てこない時があります。年一度くらいしか見る事の無い植物は、特にそうです。家族から「この、ブラシのような花は何?」と聞かれ、「シラヒゲじゃないし、何だっけ?」・・シライトソウの名前が出て来たのは、もう花が見えなくなった頃でした。

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私の狭い探索エリアでは、稀な植物です。富士市植物仮目録には、未掲載です。

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ひ弱な印象の花ですが、白いブラシは断崖の木陰で目立っていました。

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諸先輩のWeb写真に比べると、ずっとか弱い(可憐な)感じがします。

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「根生葉の、縁には細かい波状鋸歯があり、葉柄には翼がある。」とあります。ショウジョウバカマのロゼットに似ています。古葉の上に乗っている邪魔者は、オオシラガゴケでしょうか?片手撮影がやっとなので、除去出来ませんでした。

シュロソウ科シライトソウ属シライトソウ(Chionographis japonica Maxim.)。Ylistで検索したら、いろいろな変種があるようですね。旧体系では、ユリ科となっていました。

サワトラノオ観察記③

今日も、朝から暑い一日でした。萌の散歩で一汗、管理棟の朝掃除で一汗・・水分補給のビールが欠かせません。

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公園に、甲斐犬「萌」のお姉さん犬が住む「彩の国」からの来客がありました。

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何時もは、午前中くらいで姿を隠してしまう富士山も、遠方からの来客を歓迎してくれていました。

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サワトラノオの花は殆ど終わり、果実が膨らんでいました。撮ったのは、このピンボケ写真くらいです。「何が観察記だ!」なんて叱られるかもしれませんが、本日の来客は、サワトラノオの実生栽培実験をされている学校の先生方でした。とても興味深い資料を拝見し、いろいろなお話を聞かせて頂きました。私が確認したかった疑問点の大半が、解決済みとなりました。

園内を見歩いて、以前から気になっていた事があります。

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セイダカアワダチソウが、途方に暮れるほど繁茂しています。

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こちらは、クサレダマです。これも、急速に領域を広げています。

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更に気になるのが、カヤツリグサの仲間・・ウキヤガラです。葦原の彼方まで繁茂しています。この他にも、コウヤワラビが領域拡大しています。ここ数年、急速に植生が変化しており、人為的要因も視野に入れる必要があると思っています。このまま放置して置いて、大丈夫だろうか?

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これは、ヒメギスでしょうか?いろいろな虫たちも活発に活動しています。

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暖色系の花を見付けました!牛の額のような葉を持つ、ミゾソバです。サワトラノオの花が終わり、園内は植生保護区だった頃の様相を呈しています。でも、ゆっくり木道を歩くと、いろいろな発見があって楽しいです。

さて、明日からはまた苦手な生き物に似ている花を追いかけます。夢に出て来そう・・。

地域の林床に生える野生ラン

全国的に暑い一日だったようですね。静岡も暑かった!今日の記事は、地域の林内で見た野生ランの様子です。

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ギンランと上部をシカに食べられたキンランです。楕円内は、終盤を迎えたキンランの花です。黄色い花も、やがてこのような色になって散ります。以前、白花のキンランを見た事があります。その花は、蕾の時から黄色ではありませんでした。

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左もキンランです。ここは、コナラなどの木から離れたところに生えています。ここで、キンランの共生菌に光合成産物を与えている樹種は何だろう?なんて思いながら見守っています。まさか、クサソテツ(コゴミ)なんて事は無いかな?右は、クモキリソウです。この付近では、今まで見た事がありませんでした。風神様の贈り物かもしれません。

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こちらは、エンシュウムヨウランです。地域の落葉広葉樹林を探索すると、新たな場所でも見る事が出来ました。このような株立ちだけでなく、1~2本立ちのものも見受けられました。増えているのだと思います。
ラン科ムヨウラン属エンシュウムヨウラン(Lecanorchis suginoana (Tuyama) Seriz.)タイプ産地は、静岡県浜松市天竜区春野町です。

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もう少しで咲き出すと思います。図鑑には「花は筒状で完全には開かない」とあります。何ヶ所かを見て歩くと、花が全開する事は稀で、殆どの場合先端部が少し開く程度です。結実率が良いのは、自動自家受粉するためです。右は、2週間以上前に見たトサノクロムヨウラン(Lecanorchis nigricans var. patipetala)です。撮影場所は、富士市内ではありませんが、参考のために掲載します。

樹海の林床で出会った植物

今日も暑い一日でした。最近、萌は散歩の後ぐったりしています。暑さもそうですが、歳のせいだと家族で話しています。今日の記事は、隣県の樹海の林床で気になった植物を集めてみました。

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ラン科ヒトツボクロが、彼方此方に生えていました。花茎の伸びているものもありました。時々、黒っぽい葉(中)の個体を見かけます。私は、カラス葉と呼んでいます。

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次は、ミヤマウズラです。この辺りでは、ササバギンランと共に比較的出会う事の多い野生ランです。葉の形や斑が個体毎に様々です。

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こちらは、少し暗めの葉を持つタイプです。

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静岡県側では、あまり見かけないツマトリソウです。花冠の裂片は、7個のものが多いですが、中には変わり者もいます。また裂片の幅もいろいろです。

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和名の由来は、「花弁の先端にしばしば淡い紅色の縁があり、その色の入り方が鎧の威色目の一つである褄取りに似ているため」とありますが、この特徴は、比較的日照の良い場所に出やすいと思います。こちらは、以前別の場所で撮りました。少しですが、紅色が出ています。

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次は、マイヅルソウです。このマイヅルソウは、静岡県側で見られるものに比べて葉が細長です。

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良く見ると、葉裏や葉柄、上部の茎などに毛が生えていますから、ヒメマイヅルソウです。図鑑によっては、花柄や茎上部の毛を特徴として挙げていますが、混生している場所などを見歩くと微妙なものもあります。多くの図鑑にあるように、葉裏の毛を確認するのが一番分かり易いと思います。

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最後に、ギンリョウソウ(Monotropastrum humile (D.Don) H.Hara)です。ギンリョウソウは、葉緑素を持たないため光合成を行いません。そのため、お気に入りのキノコの菌糸から養分をもらって生活している菌従属栄養植物です。その菌糸は、周囲に生える木の根から光合成産物(有機物)をもらって生きています。持ち帰っても栽培出来ません。

一般的に、左のような白色ですが、稀にピンクがかったものを見る事もあります。更に、右のような鱗片まで赤味を帯びたものもあり、品種としてベニバナギンリョウソウ(Monotropastrum humile (D.Don) H.Hara f. roseum (Honda) Yonek. )の和名が付けられています。

ユキノシタの花

今日は、午後から用事があるので、時間指定で投稿します。ユキノシタの花が見頃なので、撮ってみました。

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普通、このような2種類の葉を見かけます。各々で、花弁の模様や茎・花柄などの色に違いがあります。

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まず、左側の葉を持つユキノシタの花です。上側の短い花弁の模様が橙黄色です。ユキノシタの花は、通常上側に短い3個の花弁、下側に長い2個の花弁を持ちますが、変わり者もいます。

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こちらは、下側の長い花弁が3個です。右は4個に見えるかもしれませんが、右端の先端が切れ込んでします。

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左は長い花弁が4個、右は5個です。

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こちらは、赤い模様の葉を持つユキノシタの花です。上側の短い花弁の模様が赤ですね。身近で見る事の出来る植物も、こうして花の変異などを観察すると面白いです。

同じくユキノシタ科のダイモンジソウも、同じように花の変異の多い植物です。変種や品種名が付けられたものもいろいろあるようです。花の変異は固定する場合が多く、園芸用に作出されたものを考えれば変種や品種だらけになりますね。

富士山南麓林床に咲く花

昨晩から今日の午前中にかけて、沢山の雨が降りました。こんな日でも、萌の散歩は欠かせません。レインコートを着せても、びしょ濡れになって、後が大変です。

この辺りでは、時々見かけるミツバコンロンソウです。もう咲き終わったかと思ったら、まだ花が残っていました。3小葉の形は、場所によって変異があると思います。

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タニギキョウの花です。もっと大きな花を咲かせれば良いものを・・なんて呟きながら撮りました。右は少し色がついていました。ツリガネニンジンやシデシャジンなどのキキョウ科は雄性先熟ですが、これもそうだろうか?横に写っている葉は、ヤマエンゴサクだと思います。この葉は、とても変異が多く見比べると面白いです。

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ミヤマハコベの花は、薄暗い林床で良く目につきます。

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家の周りで見るコハコベに比べて、ずっと大きな花です。こちらなら、再生畑の隅に置いてやっても良いかな・・。

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次は、とても地味で面白い花・・ヤマトグサです。雌雄同株、髭をぶら下げたのは雄花です。今回、雌花は撮れませんでした。

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クワガタソウも咲いていました。

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茎を見ると、開出毛ではなく曲がった毛が生えている事と、葉の鋸歯が深い事などからヤマクワガタではなくクワガタソウだと思います。間違っていたら教えてください。

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こちらは、2017年の8月下旬に出会った不明の植物です。その正体が分かりました!

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正体は、ヤマウツボでした。この辺りで、ヤマウツボが出現するのは今頃です。上の写真は、台風による増水などで、地下部が露出したのだと思います。ヤマウツボは、地上に姿を現して花を咲かせ結実すると、オニクのように枯れてしまう(一回稔性)かと思っていました。地上部は枯れても、地下部(根茎)は枯れずに地中で宿主から養分をもらい生き続けているようです。

ヤマシャクヤク

今日は、午後から大雨の予報でしたが、まだ降っておりません。天気予報を信じなかったお陰で、いろいろ出来た一日でした。

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ヤマシャクヤクの花が咲く頃だろうと思い、覗いて来ました。いつも見ている場所に姿が見えません。不安な気持ちで奥に入ると、やっと姿が見えて来ました。以前ほどではないと思いますが、まだ園芸用に採取していく輩がいるようです。

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この花の魅力は、何と言っても花弁のふんわりした感じですね。

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日当りの良いところを好むベニバナヤマシャクヤクに対して、こちらは木陰を好みます。葉が水平に広がっているのは、日照不足を補うためでしょうか?

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ベニバナヤマシャクヤクとヤマシャクヤクは、花柱の先端の曲がり具合で判別するそうです。実際見比べると、曲がり具合だけでは判断の難しいものもあります。この花柱は、仲良く絡み合っているように見えますね。図鑑には、「ベニバナヤマシャクヤクの花柱は5個」としているものがありますが、ベニバナヤマシャクヤクもヤマシャクヤクも個体毎に様々で、5個とは限定できません。

ヤマシャクヤクは、播種から発芽まで1~2年、それから開花まで4~5年かかります。完熟の種子や乾燥した種子は、発芽に2年かかる事が多いようです。2度試してみましたが、どちらも秋に撒いて翌々年の春に発芽しました。長い年月を経て、やっと花を咲かせる希少な植物です。株を持ち帰り枯らしてしまうより、山野において子孫を増やしてもらいましょう!

オカタツナミソウとフタリシズカ

今日の「あるけあるけ」は、きつかった!往復13kmくらいだそうですが、アスファルトやコンクリートの道なので、山野を歩くより疲れます。多団体のウォーキングもあり、何ヶ所かですれ違いました。

萌の散歩道で見た、オカタツナミソウとフタリシズカの花を掲載します。オカタツナミソウは、まだ蕾のものばかりですが、せっかちなのが二株見つかりました。

数あるシソ科の中で、淡い色合いのこの花が一番好きです。不法投棄監視パトロールのコースにも、沢山生えている所があるので、これからが楽しみです。

散歩道でも、少しずつ増えているように思います。嬉しい事です。

次はフタリシズカの花です。ヒトリシズカの花が終わり、果実が膨らみ始めた頃に咲き出します。

フタリシズカと言っても、穂状花序(すいじょうかじょ)が2本のものもあれば、6本のものもあります。

1本のフタリシズカもありました。右は、白い亀の甲羅のようなオシベが落下した後の様子です。

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こちらは、以前撮った白い亀の甲羅の裏側です。亀の甲羅は、オシベの花糸が3個合着したものです。裏返すと、真ん中に2個、両脇に1個ずつの葯が見えます。花弁はありません。面白い花でしょ?

※少し前の記事から、末尾の「≫続きを読む」が表示されなくなりました。改行HTMLタグ変換を「Markdown」から「変換する」に設定し直したら非表示になりました。以前の記事は、面倒なのでそのままとします。ご容赦ください。

オランダイチゴ属

家族の要望で、いろいろなイチゴを栽培しています。家族は、世話もしないのに食べ頃になると目聡く見つけて食べています。まるで、野菜畑を荒らす野生動物のようです。

富士山麓に生えるシロバナヘビイチゴです。実は小さいですが、とても香りが良く美味しいです。ヘビイチゴはバラ科ヘビイチゴ属ですが、シロバナヘビイチゴは食用とされているイチゴと同じ、バラ科オランダイチゴ属です。紛らわしいですね。

実生にも挑戦してみました。シロバナヘビイチゴと大きな実のイチゴが交配できれば~なんて夢を持っているのです。

ピンクの花弁を持つイチゴです。深紅の花弁の品種もありますが、まだ咲いていません。

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最近では、ホームセンターの園芸コーナーにいろいろな品種のイチゴが売られています。実は、我が家のイチゴも品種名を記してあったのですが、植え替えた時に銘板をつけ忘れてしまいました。

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左はシロバナヘビイチゴで、右は白い花托のイチゴです。表面についている粒が果実(痩果)で、果肉のような部分は花托(かたく)の発達した花の一部だそうです。

富士山南麓(5月中半②)

今日も暑い一日でした。除草作業とソラマメ・エンドウマメの収穫を行いました。会社勤めの頃は、収穫日が限定されてしまうため、タイミングを逃してばかりでした。特にソラマメは、遅くなると固くなったり傷んだりして、幾度も無念な思いをしました。慣れない農作業は、大変な事ばかりですが学ぶ事も多く楽しいです。

我が家の周りに咲く、ミツバツツジの花は既に散っていますが、この辺りでは蕾が見られます。オシベが10本、花柱の下部に毛が生えているトウゴクミツバツツジだと思います。

オオカメノキ(ムシカリ)の花が盛りでした。

これは、オオイタヤメイゲツでしょうか?葉柄が少し短いような気もしますが・・。

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アサノハカエデに、花が咲いていました。断崖の際なので、枯れ枝で引き寄せて撮りました。

最後に、ナベワリの花を掲載します。数年前、この植物の調査に同行しました。その時は、雨に降られびしょ濡れになってしまいました。思い出の植物と共に、思い出の場所も彼方此方に出来ました。

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面白い花でしょ?この花を訪れる虫は、ぶら下がらなければならないので大変ですね。

明日は親戚の法事で、明後日は地区役員の行事(あるけあるけ)があります。今回のコースは、結構長距離なので大変そうです。私にとっては、平坦な道を歩くより山歩きの方がずっと楽です。

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コジュッケイとキジが、大きな声で鳴いていました。人の畑で餌を食べ、その上五月蠅い奴だ!

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イタヤカエデの木に着生しているシダの仲間、スギランです。このように下垂しているのは、古い株だと思います。

次は、イワギボウシです。愛鷹山の渓では、ダイモンジソウと共に岩上で見かけますが、ここでは樹上の住人です。マウスを乗せるとズーム写真になります。

この辺りでは、アオベンケイよりもずっと多く見かけるマツノハマンネングサです。絶滅危惧の選定が逆では?なんて思っています。

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まだ蕾の所もありましたが、日当りの良い場所ではワチガイソウの花が咲いていました。葯が目立つ花ですね。以前、隣県で似た花に出会いました。

こちらです。全体の姿を見た時、葉幅の広い変異個体かと思いました。良く見ると、花弁の先端にへこみがあります。Web検索して、ワダソウと知りました。

最近、家の周りと再生畑の植物観察が主だったので、たまに富士山の林内を歩くと、新鮮な気持ちで植物探索出来ます。

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ミヤマスミレ・トウカイスミレ・マルバスミレ

午前中は、伐採した傾木の片づけを行いました。軟弱なので、半日もやると足元がふらついて来ます。農業も林業も大変です。今日の記事は、スミレです。

ミヤマスミレの花が咲いているころだと思い、覗いて見ました。実はこのスミレ、以前から気になっています。山渓の「日本のスミレ」には、「花弁は細く」と書かれ、掲載されている写真もこの花とは別種のような感じです。花形でいえば、北関東にだけ分布するというフジスミレの方が似ています。

更に、接近してみました。葉裏は緑色で、側弁の基部は無毛で、萼には毛が生えています。私は、ずっとミヤマスミレだと思っているのですが、図鑑と違うのは地域変異でしょうか?詳しい方のご意見を伺えると有り難いです。

「あれっ、白花だ。トウカイスミレかな?」と思って近づいて見ると、花の大きさは上のスミレと同じくらいです。ミヤマスミレとトウカイスミレの交雑だったりして・・。

この場所には、エリアを分けてトウカイスミレも生えています。まだ早かったのか、花が終わった後なのかやっと見つけた一輪です。次に、以前撮った写真も掲載します。

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花は小さめで、フモトスミレに似た感じですが、唇弁が幅広です。この写真だけ、クリックで元サイズを表示します。

花弁の裏側や距の方が色が濃い・・。

最後に、マルバスミレです。この辺りで見るものは、どれも葉や茎に毛が生えていますが、稀に無毛のものもあるそうです。

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オトシブミ

ミズナラの葉が傷んでいたので確認すると、オトシブミの揺り籠がぶら下がっていました。

丸めた葉の中には、卵が産み付けられています。

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オトシブミは、目から下が長く首長族のようですね。

オトシブミが、アリに襲われていました。アリは体が小さいのに、好戦的なヤツですね。ぺちゃんこにされるとも知らずに、私に襲い掛かる事もあります。

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別の葉を見ると、アブラムシが集っていました。アリはアブラムシの出す甘露を食べる代わりに、天敵から守っていると書かれていました。アブラムシの天敵はテントウムシで、葉を食べるオトシブミは天敵とは言えないと思いますが、アブラムシの邪魔をするので追い払っていたのでしょう。昆虫の世界も、いろいろな共生関係があって面白いですね。

写真の上にマウスポインターを乗せ、⇧のものは別写真に変わります。👆の場合は、左クリックで大きな写真が表示されます。

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HTMLの練習(画像の横並び表示)

今日は雨予報なので、内職の準備作業とHTMLの練習をしています。

改変後のココログでは、予めサムネイルのサイズを決めて画像保存しています(以前のように、画像を貼り付ける時に、各々指定出来ると楽なのですが・・)。二枚横並びに表示し、各々センターへポップアップ表示する方法が分からず、今迄は二枚の画像を結合して一緒にポップアップ表示していました。ホームページビルダーなどのソフトを使えば簡単なのかもしれませんが、それも面倒なのでいろいろ試して見ました。

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こちらが、昨日の記事に掲載した結合した画像です。一枚の画像なので、左クリックすると左右一緒にポップアップ表示されます。

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HTML(通常エディタ)でサムネイルサイズを指定して、二枚横並びにしてみました。左右別々にポップアップ表示出来ます。

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三枚横並びも出来ました!後は、マウスを乗せた時、元サイズでセンターにポップアップ出来れば良いのですが・・。こちらは、先輩のブログ記事を参考に試してみたのですが、上手く行きませんでした。ご存知の方教えてください。

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ヤマウツボ

葉緑素を持たず光合成をしない植物には、キノコなどの菌類から養分をもらって生きる菌従属栄養植物と、光合成をする植物から養分をもらって生きる寄生植物があります。ヤマウツボは、カバノキ科やブナ科などの植物の根に寄生するそうです。掲載したものは、茎に毛が生えていますのでケヤマウツボになります。

ここは、イノシシに食べられた痕のようです。同じ標高に生えるキヨスミウツボもこんな場面に出くわす事が多々あります。

敷き詰められた落ち葉の色が保護色になっているのでしょうか?でも、あまり効果が無いようですね。

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花を接写してみました。「オシベは4個、下側2本がやや長い。メシベは、細長い花柱が1本あり、子房は2室。」とあります。下側のオシベだけ見えています。円内は、花冠が落ちて萼に包まれた果実が見えます。

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果実を取り出してみました。図鑑によると、「蒴果は長さ5~7㎜の倒卵形」となっていますが、ずっと小さい・・。まだこれから大きくなるようです。熟した頃、再観察してみます。 数年前に、イノシシに掘り起こされたと思われるヤマウツボを見ました。思ったより地下部が長いので、種子に種沈がついていて、アリに土中へ運ばれるのかと思っていました。この果実は、種沈が付いている種子のように見えるでしょ?ところが、ヤマウツボ属は自動散布(自分で種子を弾き飛ばす)をするそうです。そのまま下に落ちる重力散布でもないところが面白いですね。しかも、2mくらい飛ぶ事もあるようです。

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初めて出会った時は、このような不気味な姿に驚きました。撒かれた種子は直ぐに発芽せず、地中で休眠し宿主の根から出る特定の化合物の刺激によって発芽するそうです。宿主の根が近くまで伸びて来るのを待って発芽するのかな?そして、アリや雨水に根の近くまで運んでもらうのではなく、自らも伸びて宿主の根に到達するそうです。ヤツシロランの根状器官を思わせます。種子散布方式も含めて、面白い植物ですね。

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再生畑①(果樹・山菜)

再生畑には、野菜だけでなく山菜や果樹も植え始めています。

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左から、フキ、ウド、サンショウです。背景に写っているハルジオンはよその畑です。ウドは、実生苗を放置して置いたところ、フキを脅かす存在になりました。フキ、サンショウとも、雄株と雌株を植えてあります。

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こちらは、挿木したものを移植したマタタビとサルナシです。マタタビには、蕾がついていました。どちらも雌株だけですので、受粉用にキウイフルーツの雄株を挿木してあります。

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左がサルナシ、右がマタタビです。

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挿木して、3年目だったと思います。山ブドウも挿木してありますが、発根・活着したものはわずか一株です。タイミングが悪かったのかな・・。

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実生苗を移植したクマイチゴです。他の野イチゴの仲間も揃えるつもりですが、根茎での繁殖止めを考えておかないと、彼方此方に出現するので後で大変な事になります。

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最後に、実生発芽させたフジアザミです。昨年は、手のひらよりも小さかったのですが、今年は葉一枚で400mmを超えています。富士山の砂礫地で見るフジアザミは、小さめのものばかりですが、下界で育てるととても大きくなると聞きました。食用目的ではなく、どのくらい大きくなるか確かめたくて植えてみました。余った藁をマルチング用に敷いたら、キジバトがやって来ました。葉野菜を、つつかなければ良いのですが・・。

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ハルザキヤツシロラン開花

昨日は、ペンキ屋さんと大工さんでした。たまにやると、道具を準備するだけで、時間がかかってしまいます。今日は午後から用事がありますので、早めの投稿です

開花情報を得て、ハルザキヤツシロランを見て来ました。この花は、花冠の先端が萎み始めています。

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場所が悪くて花芯が撮れません。

こちらは、開花間もないようです。

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他のヤツシロラン類と同じく、ハルザキヤツシロランも、個体毎に開花時期にずれがあるようです。オレンジの袈裟を纏ったお坊さんが見えますか?

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少しズームして見ました。他の花は、自生地を荒らしてしまいそうで、正面顔が撮れませんでした。

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この写真は、PC日取り込んで気付いたのですが、唇弁の向かって左側にショウジョウバエの頭が見えています。

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こちらは、実生栽培で開花した花です。自生地の花とは、少し違ったイメージですね。

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この日見たキノコの子実体です。名前は分かりません。

奇しくも同じ日に、二人の友人から開花情報を頂きました。お二方、有難うございました。この自生地は、今まで見て来たクロやアキの自生地に比べると、ずっと狭い範囲です。薄暗い上に、この花色ですから、うっかりすると踏みつけてしまいます。そうならないように、工夫をしてくれてありました。地域の希少植物を守る人がいてくれるのは、ありがたい事だと思います。保護の在り方は、人や組織によって様々ですが、この地を監視してくれている人たちに、本来あるべき植物保護の原点を見た思いがしました。

昨年、果実の時期に少し調べてみたら、花を見た場所以外でも果実が確認出来ました。当初、花の確認された場所を聞いた時、実生栽培実験の経験から、「ここでは、菌糸が安定して繁殖し難いのではないだろうか?」との疑問を持ちました。改めて地図を見て風の道を辿ると、本家があると思われる場所が予想されます。数年前に、一人探索した辺りです。そこは、同じく菌従属栄養植物であるムヨウラン類の宝庫でした。また、探索に行ってみようかと考えています。

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ヤツシロラン類栽培容器の様子

ヤツシロラン類の栽培容器を、覗いて見ました。

このところ放置状態だったアキザキヤツシロランの容器を覗くと、彼方此方に菌糸が伸びていました。同じ部材で二つの容器を準備したのですが、不思議なものでこちらだけ菌糸の発生率が高いのはどうしてだろう?

スプレーしてみました。水滴が綺麗でしょ?

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純白が新しい菌糸で、このように黄色味がかったのは古い菌糸かな?ところで、部材の中から伸びたアキザキヤツシロランの根状器官を観察した覚えがありません。見逃してしまったのだろうか?

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師匠からアドバイスを頂き、ハルザキヤツシロランの根状器官を覆うように、常緑広葉樹の部材(自生地の葉や小枝)を刻んで乗せました。この二つの容器は、同じように準備しましたが、温度を少し変えてみました。どちらも根状器官が伸びていましたが、やはり温度を上げた方が成績が良いようです。

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最初は細かく刻んでいたのですが、段々面倒になり大雑把になってしまいました。でも、これで上に向かって伸びていた根状器官はすべて覆いつくされました。次は、ヒメヤツシロランの部材を追加しなくては・・。こちらは、自生地が遠い地なので、再生畑で刈り取った笹を煮沸して使う予定です。

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ドウダンツツジの仲間

ドウダンツツジの仲間を集めてみました。

一番早く咲くのが、ドウダンツツジです。花冠の先端が萎んでいます。

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花は下向きに咲きますが、結実すると上を向きます。

次に咲くのが、ベニドウダンです。楕円内は昨年の果実です。果柄は下向きですが、果実だけ上を向きます。サラサドウダンとの違いは、花冠の先端の切れ込みが細かい事と、裂片が反り返らない事だそうです。

最後に咲くのが、サラサドウダンです。花冠の先端が、開き始めています。

父親が鉢植えにしてあったもので、昨年初花を見ました。Web写真で見ると、花色に変異が多いようですが、この花の微妙な紅が良いと思います。「紅色の縦筋が入る」とありますが、この花は殆ど目立ちません。

再生畑には、十分なスペースがありますので、家族が買って来た花の種をポットで発芽させ、所々に植え始めています。園芸用に改良された植物も、栽培してみると学ぶ事がいろいろあって面白いです。

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シュロの花

我が家には、シュロの木が大小合わせて5本生えています。祖父の代からあった1本は、20年ほど前に枯れてしまいましたが、子孫を残していたのだと思います。その内の2本に、花が咲いたので撮ってみました。

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こちらは一番大きな木で、数年前から花が咲くようになりました。蕾が姿を現してから短時間で開花し、直ぐに傷んでしまいます。

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キビの粒が沢山くっついたような蕾です。

二日後の様子です。ズームして見ると、咲いているようです。でも、高くて接写できない・・。

今年初めて、低い木にも蕾が見えて来ました。こちらなら手が届く範囲です。上の写真から二日経ったのが、マウスを乗せた時の写真です。

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撮り難い花です。調べてみると、シュロは雌雄異株だそうです。この花にはオシベが確認出来ますから、雄株という事になります。花糸が太いですね。中心部を覗くと、三裂した柱頭のようなものが見えます。退化したメシベでしょうか?開花した2本とも雄株のようです。そうすると、枯れたのが雌株だったのだろうか?

※3,4と5,6の写真を、ロールオーバー設定したのですが、画像が表示されませんでしたので、個別表示としました。どうなっているのだろう?⇒原因が判明したので、修正しました。

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エビネ花の季節

今日は、午後からやけに冷え込んで来ました。その上夕方は雨・・富士山はまた雪が降ったのだろうか? 再生畑②の林に、エビネが咲いていたので撮ってみました。

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花数が少ないので、開化株になってから年数が浅いようです。少しずつですが、近くの山林で見かけるようになりました。昔のように復活してくれると嬉しいけど・・。

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エビネの萼片や側花弁の色は、このように赤褐色のものもあれば、緑褐色のものも見受けられます。

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花の寿命は長い方だと思いますが、雨が降ると唇弁に斑点のようなものが目立って来ます。この花は、まだ綺麗で良かった。

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横顔です。エビネにはこのように距がありますが、ナツエビネにはありません。比較のために、昨年撮った写真を掲載します。

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ナツエビネの花の横顔です。萼片や側花弁が、かなり反り返っています。

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同じエビネの名がついていますが、ナツエビネの花の方が誇らしげな印象を受けます。

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ヒメウツギの花

今日は、草刈りとニンニクの収穫をしました。ニンニクは、タマネギよりかなり早めに植え付けました。暑さに弱いそうで、昨年は収穫が遅れ、傷んだものがかなりありました。早めに植え付けて早めに収穫するのが良いようです。素人農業も、少しずつ学んでいます。それにしても、ニンニクの臭いが纏わりついています。

ヒメウツギの花が咲いていたので、撮ってみました。

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小さくても沢山の花をつけるので、気に入っています。

Web写真を見ると、茎、花柄、葉柄、萼などが緑色のものが掲載されていますが、この辺りではどれも赤褐色です。

下向きに、ぶら下がるように咲いています。

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ちょっと、こちらを向いてもらいました。

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正面顔。アジサイ科ウツギ属ヒメウツギ(Deutzia gracilis Siebold et Zucc.)。新エングラー体系では、ユキノシタ科とされていました。

通常エディタ/Markdownで作成していたら、タイトル未記入でプレビューが出来ず、リッチテキストになってしまいました。ロールオーバー効果は消滅したので、再入力しました。まったく面倒な奴だ!

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ホソバオオアリドオシの花

再生畑②の針葉樹エリアに、ホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)が数本生えています。傾木を伐採した時、倒す方向が少しずれて、一株の枝を折ってしまいました。楔で微調整出来たのですが・・。素人林業は危なっかしいです。

薄暗い林内で、白く細長い花が目立っていました。

枝を持ち帰り、青空を背景に撮ってみました。青空も似合いますが、どちらかというと薄暗い場所が好みのようです。どうして、そうなったのでしょう?

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花冠の先端は4裂しています。円内は、雌しべです。

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咲いたばかりの花芯を、接写してみました。雄しべ4個、雌しべ1個。

緑色の果実は、冬になると赤く熟します。そして、その頃葉腋に蕾が姿を現します。

写真の上に乗せたマウスポインターが👆の場合は左クリックで拡大、の場合はロールオーバー(別の写真に切り替わる)します。

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ハナイカダの花

萌の散歩道などで、ハナイカダの花が咲いていたので観察してみました。葉の上に花が咲く面白い植物で、雌雄異株です。

こちらは、雌花です。通常、葉の表面に1つだけつきます。稀に2~3個つくものもあるようです。

蕾と横顔をロールオーバーしてみました。

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主脈を良く見ると、花のところまで太くなっています。養分の供給路ですね。どうして、他の植物と違うところに花がつくのだろう?「花序は葉腋から出たもので、その軸が葉の主脈と癒合したために、この形になったと考えられる。」とWikipediaにありました。その名残でしょうか・・芽鱗に花をつける事もあるそうです。

こちらは、雄花です。葉の表面に数個つきます。

昨日と今日、午前中だけですが、嫌がる家族をなだめて、放置状態だった趣味の果樹・野菜畑の除草作業を行いました。ずっと気にはなっていたのですが、再生畑①と②だけでも手いっぱいなので、小面積の畑には手が回りません。この先どうしよう・・。

写真は、3段目以外はマウスを乗せると、別写真に切り替わります。スマホは、写真上でクリック→別写真→写真上以外をクリック→元写真になります。

今日の記事は、「>>続きを読む」を消そうと思って、「改行HTMLタグ変換」を、何時もの「Markdown」から他に変えてみました。ところが、行間隔はおかしくなるし、ロールオーバー効果も無くなってしまいました。続きを読むの先はありませんが、今後も表示されます。ご容赦ください。

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ヤツシロラン菌糸との絡み合い

実生栽培実験容器内での、クロヤツシロランとヒメヤツシロランの菌糸との絡み合いをまとめてみました。クロヤツシロラン以外は、部材で覆ってしまったため観察出来る場面が限られてしまいましたが・・。

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実験容器内で咲いたクロヤツシロランの花です。箱入り娘は、自生地の花より色白です。

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開花に至る前(発芽一年に満たない)の根状器官の様子です。

こちらは、二年目の根状器官です。

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根状器官に、白い菌糸が絡み付いています。

やがて、根状器官にこのようなイボが出来ます。すると、塊茎が急に大きくなるように思いました。

その後、根状器官は褐色になり枯れて行きます。塊茎が、休眠に入ったのだと思います。

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こちらは、南国の地に生えるヒメヤツシロランです。たった一本ですが、実験容器で花を見る事が出来ました。

根状器官に菌糸が接触して、暫くするとイボが出来ました。

こんな現象を目にすると、光合成を放棄した植物の不思議さを垣間見たような気がします。

こちらの根状器官とイボも、やがて変色して枯れました。ヒメヤツシロランの花は、6月下旬に咲き、7月下旬には根状器官が何ヶ所か空中へ伸びて来ました。それが、菌糸と接触して8月中旬にはイボが出来、11月下旬には枯れました。部材の中の事なので、あくまでも想像ですが、花が終わった後、根状器官を伸ばしたのは未開花の塊茎で、開花株の塊茎はそのまま休眠に入るのかもしれません(或いは枯れてしまうのかも?)。そう思ったのは、ハルザキヤツシロランもヒメヤツシロランも、開花前に空中に伸びた根状器官を見た覚えがないからです。確認したい事は尽きません。

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サワトラノオ観察記②

用事があって下界へ降りたついでに、サワトラノオの様子を見て来ました。①の記事から20日ほど経過してしまいました。引き続き、ヤツシロランの記事を掲載する予定でしたが、今日はサワトラノオ観察記とします。

日当りの良い観察路の南側で、少しだけ咲いていました。この場所は、葦が伸びる前も生育が良かった場所です。この自生地全体から考えると、フライング株だと思います。

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花に訪れる虫を撮ってみました。風が吹くので、ピントが合わせ難い・・。

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蕾の時、花柱が飛び出しているので、雌性先熟ではないかと思っています。丸の中に貼り付けたハナアブの仲間は、コンデジの接写では警戒して撮れません。次回は、マクロレンズを持って行こう!

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天気が良く気温も高かったので、花を訪問する虫が結構いました。

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アザミウマの仲間もいました。とても小さい虫ですが、写真をクリックして見てください。

バッタの仲間が蕾に集っていました。手を伸ばして、ズームしてみると、蕾を齧っていました。

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葉腋から枝が出ている株もありました。中には、蕾の付いているものも・・。

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以前、アブラムシの集っている花を見た記憶があります。こちらは、その天敵(種類にもよるそうです)・・テントウムシの幼虫です。

最近、植生が変わって来ているのが心配です。スゲの仲間やシダの仲間、そしてクサレダマもかなり増えて来ています。他地域の栽培資料などを見ると、この自生地が必ずしも生育に最適な環境ではないと思っています。希少植物には、そこでしか育たないものもあるし、栽培環境下において自生地を遥かに凌ぐ発芽・繁殖力を見せる植物もあります。でも、ずっと栽培管理する訳にも行きませんので、長く生き続けて来たであろうこの自生地で、少しでも生き残り易い様に手助けするのが一番良いと思います。

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ハルザキヤツシロラン実生栽培実験(5月)

今日の午前中は、ヒノキとスギ林の傾木の伐採を行いました。使い慣れた小型チェンソーではなく、父親が使っていた大きい機種だったので、とても疲れました。素人農業もそうですが、林業も大変です。

ハルザキヤツシロランに変化があったので、撮ってみました。

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実生栽培実験容器内で、唯一咲いたハルザキヤツシロランです。

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落下した子房部が、まだ残っていました。

容器内を覗くと、萎れた花径の基部周辺に根状器官が出現していました。

基部辺りを、ズームしてみました。

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デジイチでは撮れないので、ピント合わせが難しい・・。家族は、こんなミミズみたいなもののどこが良いのか?と言っていました。興味の無い家族と話をしてもつまらない・・。部材の中に潜っている塊茎が生きている証です。

根状器官と菌糸の接触部分が確認出来ました。今後の変化を観察したいと思います。出現場所から判断すると、5~6個の塊茎から出ていると思われます。このように長く伸びるのは、ある程度生育した塊茎だけなのか、私にはまだ分かりません。クロヤツシロランは、2年目にびっくりするくらいの数の根状器官が伸びあがって来ました。次の記事では、以前撮ったクロヤツシロランと、ヒメヤツシロランの根状器官を掲載してみます。

最近は、勉強のために「通常エディタ」で記事を作成しています。面白い部分もありますが、これが結構手間がかかります。

写真に乗せたマウスポインターが「👆」になるものは、左クリックすると拡大写真が表示されます。それ以外は、乗せた時だけ別の写真に切り替わります。

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