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ヒメフタバラン

県内に自生するフタバランの仲間は、アオフタバラン、タカネフタバラン、ミヤマフタバラン、コフタバラン、そして春に咲くヒメフタバランがあります。

ヒメフタバランは、大きな群落を形成する事もあるようですが、私が知る富士市の自生地は一坪にも満たないとても狭い範囲です。数年前の5月連休に探索に入った林内で、花をつけた双葉の植物を見付けました。ヒメフタバランの存在を知りませんでしたので、「今頃咲いているなんて、どうかしたのだろうか?」と思いました。

Zft

地上部が枯れ休眠しますが、春になると開花株の方が先に出現します。ラン科植物は、そういうものが多いような気がします。

Z1555404277

富士市の自生地では、4月上旬には花茎が伸びて来ます。

Z1555404884

そして、中旬頃に開花します。

Z1555404787

とっても小さく地味な色なので、老眼では気付き難い花です。

Z1555404961

横顔・・。

Z1555405510

開花株になってから、年数が経つと左のように先端部が尖るようです(尖らないで、花をつけた個体もありました)。右は実生苗です。スギの球果と比べてみました。小さいでしょ?

フタバランの仲間は、旧体系ではフタバラン属(Listera)とされていましたが、DNA情報による解析の結果サカネラン属(Neottia)に訂正されました。

Z1555404677

こちらがサカネランです。葉を持たない菌従属栄養植物(腐生植物)です。見た目は全然違うような感じですが、強いて言えば足を広げたような唇弁の形が似ています。

ラン科サカネラン属ヒメフタバラン(Neottia japonica (Blume) Szlach.)。

この自生地は、一部の木に伐採の印がつけられていました。いずれは、すべて伐採されて絶えてしまう可能性があります。所有者が分かりましたので、交渉して移植許可をもらうつもりです。地主さんは、気付いていないと思いますが、ちゃんとしたいので・・。

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コメント

ヒメちゃん、今晩は。

この自生地には、ベニシュスラン、ハクウンラン、ヤクシマヒメアリドオシランが混生しています。
それらに関しても、話をしようと思っています。
行政に頼ろうと考えた事もあったのですが、実現は不可能だろうと思うようになりました。

実は、数年前に知人の別荘で、アオフタバランを見付けました。
聞くと、近くの山林で見付けて植えたとの事でした。
建物裏のヒノキ林に入ったばかりの所でしたが、増えているようでした。
移植候補地は、伐採予定の無いスギ林です。
標高も近く、環境も似ていますので、大丈夫だろうと思っています。


こんにちは
ヒメフタバランですが新説前迄は確か栽培している
らしいとの噂を何処かで聞いたことがあります。

サカネラン属に訂正されて今でもびっくり仰天しています。
信じられませんね。4枚葉も此方にはありますしね。研究者は
顕微鏡的に説きますからね。何も言いませんね。

先輩は移植可能とみてますね!、これ腐生ランになった
訳ですから研究者から云わせれば不可能でしょう。

深く積もった杉落ち葉の中で根茎が浮いている
状態ですかせね。もし寒天培養で発芽すれば
マヤランに近そうですね三者共生で。純腐生ランは発芽しませんからね。
論が正か証拠が正か如何しましょう。やって見ますかね~

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