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2019年4月 3日 (水)

キバナノアマナとヒメニラ

今朝も寒かった!溜め置きの水に、薄っすら氷が張っていました。萌は年寄りなのに、この寒さでもエンジン全開です。早朝から疲れました

今日の記事は、似た葉を持つキバナノアマナとヒメニラです。どちらも、同じ林床に生えています。花を見れば簡単に区別出来ますが、ヒメニラの方だけ葉を傷つけるとニラの香りがします。また、キバナノアマナの方が葉が幅広です。

【キバナノアマナ】

この花を初めて見たのは、数年前にコガネネコノメの花を撮っている時でした。林内を見まわしていると、黄色い色彩が目に留まりました。「コガネネコノメにしては大きい」・・近づいて見ると、キバナノアマナでした。

この日は、今まで見て来たところと違うエリアを歩いてみました。

A21

一番目発見!まだ開き始めたところです。

A22

少し角度を変えて撮ってみました。

更に進むと・・。

A31

二番目を発見!こちらは、花被片の外側の縁が赤っぽい。

A32

まだ少し早かったのかな?

そして・・。

A12

三番目。花被片が開いています!

A13

風が強く、ピントが合わない・・。

A14

オシベは6個、花被片は6枚。

A15

更にズーム。同じような写真ばかりで恐縮です。

ところで、諸先輩のWeb記事に掲載されたキバナノアマナは、もっと花数が多く、茎も立ち上がっていて、とてもしっかりした株に見えます。この辺りの林床で見る花は、花数が3個くらいまでで、葉も茎も寝たようになっています。この違いは日照のせいでしょうか?

ユリ科キバナノアマナ属キバナノアマナ(Gagea lutea (L.) Ker Gawl.)。

【ヒメニラ】

B11

こちらも花が開いていたのはこの株だけでした。とても小さな花で、ご飯粒よりも小さい感じです。

B12

デジタルズーム併用で撮ってみました。老眼だと、ピントが合ったのか分かりません

キバナノアマナと同じく、ヒメニラもWeb図鑑よりか弱い感じです。筑波実験植物園の記事で、食用にするという記述がありました。ここで見るヒメニラは、葉も細くとても食用に出来る様なサイズではありません。別の環境ならもっと立派に育つのだろうか?

ヒガンバナ科ネギ属ヒメニラ(Allium monanthum Maxim.)。旧体系では、ユリ科に分類されていました。

キバナノアマナの自生地を、ここを含めて4か所見付けました。どの場所も個体数は多いのですが、開花株は数株程度です。土壌栄養はそれなりに良い場所だと思いますが、やっぱり日照不足かな?

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