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シシランとスギラン

和名に〇〇ランと名がついても、ラン科植物でないものがいろいろあります。今日は、ランと名の付くシダ植物を2種掲載します。

【シシラン】

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葉の細いシュンランを思わせる様な植物です。右は、着生していた木が朽ちて落下したものです。

Z1555136311

図鑑などには、「普通に見られる」とありますが、私の探索範囲では比較的稀な植物です。富士市植物仮目録にも「稀である」とあります。

イノモトソウ科シシラン属シシラン(Haplopteris flexuosa (Fée) E.H.Crane)。シシランは、シシラン科シシラン属とされているWebページが殆どですが、Ylistに従いました。APGⅢ分類体系では、イノモトソウ科(Pteridaceae)には、ミズワラビ科(Parkeriaceae)、シシラン科(Vittariaceae)も含まれるそうです。

【スギラン】

Z1555137997

久々に訪れた南麓の森では、倒壊したブナなどの巨木が目につきました。

横に回ると・・。

Zimg_2839

スギランが、着生していました。

Zimg_2842

個体数が少ない上に、巨木の高い所に着生しているので、見つけるのが難しい植物です。

Zp4030234

少し黄色味がかったものもありました。若い株は茎が立っており、このように垂れ下がっているものは、かなりな歳月を経たものだと思います。株元が枯れ、落下しているものを拾って来て、苔を植えた鉢に挿しておいたところ、発根し6年の歳月を経て胞子嚢をつけました。シダ植物が、挿木で発根するなんて考えもしませんでした。

Zp4030241

破れた胞子嚢が見えています。同じく、コスギラン属のトウゲシバと違い、樹上を住処に選んだため沢山の胞子が飛散しても、子孫を増やすのは容易ではありません。環境省、静岡県共に絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

ヒカゲノカズラ科コスギラン属スギラン(Huperzia cryptomerina (Maxim.) Dixit)。

悪い小父さんの目に留まれば、連れ去られてしまうと思ったのですが、どこかに移植したとしても活着するのを見守る事が出来ません。下手に動かさず、このまま様子を見る事にしました。

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