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2019年4月17日 (水)

ミツバツツジの仲間

少し上の林では、ミツバツツジの花が咲き始めました。

Aimg_3206

新芽の出始めた頃の林内で、赤紫色の花はとても目を惹きます。

Aimg_3185

まだ蕾も確認出来ますから、これからが見頃だと思います。ミツバツツジの特徴としては、オシベが5本、花柄や葉柄に粘りがある事です。

ところで・・。

Ap4170312

こちらは、再生畑①に父親が植えたものです。コンデジなので画質が落ちますが・・。

Ap4170306

結構大きな木で、かなり見応えがあります。

接近して見ると・・。

Ap4170307

オシベの数が5本を超えています。実は、昨年数えたら10本あり、花柄や葉柄に粘りがありませんので、キヨスミミツバツツジだと思っていました(トウゴクミツバツツジもオシベが10本ありますが、花柱の基部に毛と腺毛が生えます)。

ところが、本日彼方此方数えたら、7~10本ありました。

A1555484222

何年ものか分かりませんが、結構歳を食っていると思います。茶と笹を刈り取る前は、陰に隠れて気付きませんでした。

A1555484284

アワミツバツツジは、ミツバツツジとキヨスミミツバツツジの交雑種で、オシベが7~9本、葉柄に少し粘りがあります。さて、このミツバツツジの仲間は何でしょう?

手元に、「本州中部太平洋側地域におけるミツバツツジ類3種とそれらの3新雑種」という論文があります。ミツバツツジ、キヨスミミツバツツジ、トウゴクミツバツツジの種間交雑について書かれたものです。オシベの数などで、何種類かの品種に分けられていますが、中間型もあるそうで読んでいると頭が痛くなります。このツツジは、葉柄の粘りが全然感じられませんでしたので、キヨスミミツバツツジに近い交雑種と考えればいいのでしょうか?葉が展開してからの特徴も確認してみるつもりです。

今日は、地区の役員総会がありますので、少し早めの投稿です。

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