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2019年4月22日 (月)

モリアオガエル

寒いのも嫌だけど、暑くなると肉体労働が辛くなります。人間は、我が儘なものですね。再生畑②の笹刈は休止して、少しずつ野菜や山菜などが植えられるようにしています。これがまた大変なんです。草や根、小石などの障害物を、除去しなければならないので・・。

土を鋤取っていると・・。

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「あっ、モリアオガエルだ!」もう冬眠の時期でもありませんが、雨が降らないので身体の乾燥防止に土中に潜っていたようです。

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そっと土をかけてやったのですが、伐採した笹を積んだ下に移動して行きました。

そう言えば、一昨年の夏、密生する笹の中にモリアオガエルがいたのを思い出しました。場所も近いし、あの時のモリアオガエルだろうか?笹刈で、棲みかを奪ってしまったようです。お詫びに、プラ容器で水場を作ってやろうと思います。

一昨年見た、モリアオガエルの写真を掲載します。

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モリアオガエルは、このように斑紋のあるものと無いものがいます。地域変異らしい・・。

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愛嬌のある姿に癒されました。

アオガエル科アオガエル属モリアオガエル(Rhacophorus arboreus)。静岡県では、準絶滅危惧種に指定されています。

ついでに・・。

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このところ、訳あってテンナンショウ属の花を追い求めています。
仲良く向かい合っているこのスルガテンナンショウは、どちらも雄株です。雌雄で微笑ましく、並んで生えている事もありました。雌雄の区別は、仏炎苞の中を覗けば一番確かなのですが、仏炎苞下部の脱出口でも区別出来ます。雄花には、明確な脱出口があり、雌花には水抜き用の小さな隙間が開いています。それ以外に、草丈でも判断出来ます。雌株に比べて雄株は小さく、写真のようなものは大体雄株です。「大体」と書いたのは例外もあるからです。同じ場所で、雄株より草丈の低い雌株を幾つか見ました。

そして、もう一つ雄花か雌花か区別する方法を教わりました。仏炎苞の途中を外から摘まんで、堅い方が雌花です。これは、仏炎苞の中を覗いた事があると、理解出来ます。今迄、あまり興味を持って見る事の無かった植物も、じっくり観察すると学ぶ事が多々あります。

テンナンショウ属

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