« ミツバツツジの仲間 | トップページ | トキワマンサク »

地域の植物確認

新たな植物との出会いを求めるのも良いですが、地域の植物の無事を確認して歩くのも楽しいものです。この日は、気になっている場所の様子見に行って来ました。

まず、スミレから・・。

B1555533399

少し前に掲載したヒナスミレの自生地から、高度300mほど低いヒノキ林です。落葉広葉樹林の林床で見たのと、少し違った印象を受けます。

B1555533522

同じ場所に、コミヤマスミレの群落があります。初めて見た時はスミレと気付かず、再訪して花を見る事が出来、それと分かりました。茶系の葉は、色の変異が多いようで、幾つかの品種が登録されています。萼片の反り返りも、他の花に無い特徴の一つです。

B1555533332

別の場所で見た茶色い葉のスミレ・・ヒカゲスミレです。芽出しの頃は緑で、時間の経過と共に茶色になって来ます。葉裏は緑色で葉脈の毛が目立ちます。その名の通り、あまり日照が良くなると姿を消してしまうようです。開花時期は、コミヤマスミレと同じく、もう少し先になります。

B1555533447

落葉広葉樹林で見たフモトスミレです。ツボスミレに似た小さな花で、唇弁の紫の筋が綺麗です。葉裏は紫色を帯びています。

次はラン科植物です。

Bimg_3164

ベニシュスランの葉の模様や濃淡は、個体毎に様々です。私は写真の模様が好みです。スギの葉の堆積したところに多く見られます。

Bp4160286

アオフタバランも元気でした。何年間か見て来ましたが、個体数は減りもしないし増えもしないといった感じです。

そして、そのすぐ近くには・・。

B1555533581

イチヨウランが生えています。

ここは、本来の自生地から1,000mほど低い場所です。まっすぐに伸びていた蕾が横を向いて開花します。このイチヨウランを、数年間見守って来ました。シカに食べられたのか、3枚あった葉がすべて姿を消してしまった年もありました。昨年は2枚の葉が確認出来ましたが、花は付けませんでした。下手に囲いをするのも考えものなので、切り取ったバラの枝を重ねてガードしています。

地域に生える希少植物達が、園芸採取や野生動物の食害などに遭わず、何時までも無事でいてほしいと願っています。

※今日も、夕方用事があるので、早めの投稿です。

« ミツバツツジの仲間 | トップページ | トキワマンサク »

植物観察」カテゴリの記事

野生蘭」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ミツバツツジの仲間 | トップページ | トキワマンサク »