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2019年4月

スミレの花

よく雨が降りますね。予定が立たず困ってしまいます。仕方ないので、部屋の片づけと書類作りをしています。今日の記事は、ツボスミレの花などを掲載します。

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昨年出会ったこの花・・ツボスミレのベニバナです。珍しいでしょ?図鑑には、高山型のミヤマツボスミレが掲載されており、淡い紫色の花をつけると書かれています。この花色と似た写真も掲載されていますが、「葉が円形で先は尖らず、基部は重なる事が多い。表面に微毛がある。」とあります。葉は、標準的なツボスミレと同じで、自生場所は高山ではありませんので、ツボスミレのベニバナと呼んでいます。⇒ムラサキコマノツメと教えて頂きました。TZさん有難うございました。

名前を教えて頂いたので、少し調べてみました。キバナノコマツメは、キバナノコマツメ類ですが、ムラサキコマツメは、ニョイスミレ類になるそうです。紛らわしいですね。Web写真で見ると、葉の形は円形のものが殆どですが、これと同じく通常のツボスミレのようなものも掲載されていました。尚、図鑑では、ニョイスミレを標準和名でツボスミレを別名としていますが、Ylistに従いました。スミレ科ニョイスミレ類ムラサキコマノツメ(Viola verecunda A.Gray f. violascens Hiyama ex F.Maek.)。

ツボスミレは、タチツボスミレと共に身近なところで沢山見る事が出来ます。とても小さな花ですが、よく見ると、唇弁の模様がとても綺麗です。スミレの仲間は、繁殖力の旺盛なものが多いと思います。このツボスミレの周りにも、小さな苗が沢山見られましたので、きっと増えてくれると思います。

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こちらは、標準的なツボスミレの花ですが、唇弁の形や模様に変異があって面白いです。

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標準的な花でも、唇弁の形や紫の筋が個体毎に違っています。

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左は、唇弁と側弁に赤紫の滲みがあります。中と右は、筋が細く次に掲載するアリアケスミレのような感じです。

アリアケスミレも、草丈、花形、花の大きさ、模様などに変異の多いスミレだと思います。特徴の一つである葉柄の翼も、顕著なものとそうでないものがあります。

コミヤマスミレの花も、咲き始めました。花芯にピントを合わせると、側弁がピンボケ・・。見難いですがご容赦ください。

コミヤマスミレは、萼片が有毛で反り返ります。他のスミレには無い特徴だそうです。ところで、スミレは交雑種も多いそうです。開花時期が合えば、どんな種類とも交雑するのでしょうか?

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カヤラン花の季節

今日も少し雨が降りました。まるで、梅雨時のようです。伐採されたり、台風で落ちた枝に着生していたカヤランに、花が咲き始めたので撮ってみました。

上から3番目までは、マウスを乗せると別の写真になり、外すと元に戻ります。スマホの場合は、写真をタップで別の写真、写真以外の場所をタップすると元に戻ります。

林道沿いで、伐採された桜の枝に着生していたものです。枝に伸びる白い根で気がつきました。

こちらは、スギの枝に着生していたカヤランです。台風の後、林内を探索していて見つけました。

個体毎、開花時期に差があります。

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カヤランは、風に揺られるのが好きなのかな?こんな形で、ぶら下がっているものを良く見かけます。

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葉の裏に、タマゴが産み付けられていました。これは何のタマゴだろう?

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スルガテンナンショウ花の観察

昨日は冷え込みました。富士山は裾の方まで雪が降ったようです。目覚め始めた植物達がとても心配です。

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山間地でも、茶摘みが始まる時期です。

富士宮口登山道付近と左側にある市兵衛沢辺りをズームしてみました。マウスを乗せると、愛鷹連峰越前岳の山頂が見えます。この季節に白くなるのは、珍しい事だと思います。

この日見た、一番丈の大きなスルガテンナンショウの雌株です。左側は、仏炎苞の頂部で1,300mmくらいありました。マウスを乗せると、ズーム画像になります。でも、ここだけマウスを置かないと、表示されないのはどうして?→→旧画像を削除後、画像名称変更して修正しました。表示されないのならともかく、一度マウスポインターを乗せると表示される理由が分かりません。

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葉柄の基部は、このようになっています。これは、托葉で良いのでしょうか?右は雌花の仏炎苞の下部の隙間です。「雄花には脱出口がある」と書かれていますが、雌花にもこのような排水用の隙間があります。

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仏炎苞を破いて、雌花の中を観察してみました。面白い形をしているでしょ?

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付属体の上の部分を接写してみました。沢山の花を覗いて見ると、付属体は各部の変異が多く、この場合は、鈎形に括れる先端部の更に上に突起がある珍しいタイプです。中には、途中が膨らんで花の中が覗けないようなものもありました。

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雌花をズームして見ました。付属体の表面はとてもつるつるしていて、花の中に入った虫が登る事が出来ないようになっています。仏炎苞の下部(外側)を摘まんで、固い部分が果実の集合体になります。

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こちらは雄花です。仏炎苞の下部(外側)を摘まむと柔らかい事からも区別出来ます。同じ植物を数多く観察して歩くと、図鑑に書かれていないような事にも気づき、とても興味深く見る事が出来ます。

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本覚寺で見た植物

今日は、義父の13回忌で、静岡市の本覚寺へ行って来ました。本覚寺には、いろいろな植物が植えられており、楽しみにしていたのですが、生憎の☔・・。

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咲き残ったボタンも、しな垂れていました。

ここから下の3枚は、マウスを乗せると別の写真と切り替わります。

鐘楼前に咲くのはサツキでしょうか?待合廊下のガラス越しに撮ってみました。

こちらは、私が初めて見たハナヤスリの仲間です。お墓参りに来て、境内の一角で見付けた一ッ葉の植物・・「何だろう?」と思って、よく見ると胞子葉が出ていたので、シダの仲間だと分かりました。

そして、我が家の斑入りフウチソウの鉢にも、昨年から出現しました。周辺で見た事が無いのに、何処からやって来たのだろう?富士市植物仮目録には、ハナヤスリ科ハナヤスリ属として、コヒロハハナヤスリとコハナヤスリが掲載されています。両者の解説で違うところは、コヒロハハナヤスリの「栄養葉は無柄だが、細長くなり有柄にも見える」或いは「明瞭な柄がある」と書かれたものがあります。いずれにしても、どちらにも柄のような部分が確認出来る事と、目録の確認場所に近い事などから、コヒロハハナヤスリではないかと思っています。

最後に・・。

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帰宅してみると、ホームセンターで買って来た雪割草の種子が落ちていました。良く見るとエライオソーム(種沈)がついていたので撮ってみました。この種子は、緑色の状態で発芽能力があるのだろうか?実生床を準備して撒いてみようと思います。

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ココログ画像表示

ココログで、サムネイル画像をクリックした時の表示法を変更してみました。

以前は、サムネイル画像をクリックすると、拡大画像(元画像)を中央にポップアップ表示する事が簡単に出来ました。改変されてから、「リッチテキスト」で記事を作成すると、拡大画像は左上に別ウインドウで表示されます。これを、ポップアップ表示に変更してみました。

Lit1

こちらが、「リッチテキスト」で作成中の画面です。最初から、「通常エディタ」で作成出来る人は良いのですが、私のようにHTMLなどの知識がない場合は、「リッチテキスト」で作成してから「通常エディタ」で変更する事になります。

Html1

上記画像をクリックすると、1200×468pixelの拡大画像になります。

ちょっと見難いと思いますが、青い文字の部分に「class="mb"」を追記します。この時、<p><aの後ろに、半角スペースを忘れないでください。間違いなく変更出来たか心配の場合は、「下書き」→「保存する」→「PCプレビュー」で確認してから、「今すぐ公開」へ移行しましょう。

◇お断り◇

表示変更には、いろいろな方法があると思います。私はその方法が分かりませんでしたので、改変前の記事と改変後の記事をHTML形式で読み込み、両者を比較して違っている部分を追記してみました。

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カンアオイ属

今日も雨なので、室内作業です。少し前に、鎮守の森で撮ったカンアオイ属を掲載します。

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こちらは、石垣に生えていました。エライオソーム(種沈)を目当てに、アリが種子を運んで来たのでしょう。

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葉をかき分けて見ると、こんな花が咲いていました。変わっていますね。花弁のようなのは、萼裂片だそうです。

ここから下は、マウスポインターを乗せると、別の写真に切り替わります。

花の正面顔と、横顔です。横顔の萼裂片の付け根(筒上部)に括れがありませんから、よく似たオトメアオイではなく、カンアオイ(カントウカンアオイ)だと思います。

稀に、このような亀甲模様の葉を持つ個体を見かけます。別種かと思っていたら、カンアオイ属にはこんな葉も出やすいようです。実生苗は分かりませんが、株別れしたものは同様の特徴を持っています。

※ココログの通常エディタ(HTML)で作成してみましたが、スペースをちょっと間違えただけで、画像が表示されなかったりして老眼の私には厄介です。ホームページビルダーなら、多少の間違いは自動修正してくれるのですが・・。

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HTMLの練習(画像②)

ココログシステム改変前の、サムネイル画像をクリックして、大きな画像でポップアップするにはどうしたら良いのか、いろいろ試してみました。

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画像をクリックすると、より大きな画像が表示されます。

ポップアップを解除する時に、クリックするとPAGE TOPへ移動してしまう事があるけど、原因は分かりません。 HTMLの基本的な事も知らずに、感と試行錯誤でやっているので、不具合も仕方ありません。でも、中央へのポップアップ表示は、一応出来るようになりました。4月24日の記事「思い出の植物」もマウスクリックでポップアップ出来るように訂正いたしました。

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HTMLの練習(画像①)

午前中は、不法投棄監視パトロールの報告書を作成しています。提出は5月になってからですが、出来る時にやっておかないと後が大変になりますので・・。

PCを使っているついでに、気分転換にHTMLの練習をしています。ちゃんと学んだ事は無く、解説書の摘み読みだけなので分からない事ばかりです。 画像にマウスを当てると、別の画像に切り替わる「ロールオーバー」というのを練習してみました。

画像にマウスポインターを乗せると、別の画像が表示されます。

いろいろな方法があるようですが、やっと切り替えが出来るようになりました。ホームページビルダーなどのソフトを使えば、知識のない私でも簡単に出来るのですが・・。スマホだと、画像タップ→画像外タップで切り替わります。 ※「続きを読む」と表示されていますが、続きはありません。HTMLで作成したら出現しました。どこで消せばいいのだろう?

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HTMLの練習(文字)

表示枠が準備されたブログでも、師匠はじめ諸先輩はいろいろな工夫をされています。そこで、HTMLを使って少し練習をしてみました。とりあえず文字から・・。

左へ流れる文字 右へ流れる文字 左右に揺れる文字 上へ流れる文字 下へ流れる文字 上下運動する文字 弾む文字

点滅する文字は、blinkで点滅できたはずですが、Firefoxでは動作しますが、Microsoft Edgeでは動作しませんでした。そこで、JavaScriptを使用したサンプルで試しました。

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思い出の植物

今日は、予報通り雨が降りました。夕方、地区役員の会合がありますので、今日の記事は時間指定で投稿します。

植物を見て、いろいろ思い出す事もあります。今日は、思い出が残る庭の植物を集めてみました。

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このサクラソウは、八ヶ岳倶楽部で買って来ました。この花を見る度、一緒に楽しい時間を過ごした柳生真吾さんを思い出します。再会を楽しみにしていたのですが、帰らぬ人となってしまいました。

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こちらは、セロジネです。町内の人(故人)に頂いてから、十数年経つと思います。20cmほどだったのが、30cmを超す株が二つになりました。手渡された時、「あまり良い匂いじゃないよ」と言われました。確かに、少し離れていても何の香りかすぐに分かります。自己主張する香りです。

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黄色い花のスミレ・・2017年に神代植物公園の売店で買って来ました。アメリカキスミレ の名札がついていました。

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距は目立たなく、地上茎があります。北アメリカ原産だそうです。花を見るまで、無事でいた事に気付きませんでした。

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こちらも、外来種のスミレです。ビオラフレックスの霧点花。父親が植えてあったもので、庭に生き残っています。

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これはヤブレガサです。町内の人が、植物好きだった父親のために、面白い葉の植物を見付けたと言って、わざわざ実家の山から採って来てくれたそうです。もう、二十年近く経つと思います。その思いを大切にして庭に植えてありますが、年数の割に増えてくれません。

普通に見られる植物でも、思い出とともに育てるのは良いものです。

ついでに・・。

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サクラソウの後ろに生えていたので撮ってみました。スゲの仲間は、殆ど名前が分かりません。上が雄花、下が雌花です。イネ科やカヤツリグサ科の植物は、花が変わっていますね。風媒花なので、これも花粉症の原因の一つになっているのでしょうか?

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シロバナハンショウヅル

今日も暑い一日でした。ビールでの水分補給が欠かせません。

シロバナハンショウヅルの花が咲き出したので、撮ってみました。

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左は親株、右は子株です。子株は、今年が初花です。良く見ると、他にも子株が生えていました。間違って伐採されないように、地主さん(親戚)に話して、移植しようと思っています。

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AUTO MODEだと、4倍ズームしか効かないので、爪先立ちで撮りました。

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開花し始めは薄い緑色ですが、時間の経過と共に白みを帯びて来ます。

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花芯を撮ってみました。

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ちょっと角度を変えて、透かし撮りです。ガラス細工のようでしょ?

テンナンショウ属の花を探していた別の場所で・・。

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スルガテンナンショウの花が向く先に、蕾をつけたシロバナハンショウヅルを発見!富士市内では、開花株に出会うのは稀だと思います。

キンポウゲ科センニンソウ属シロバナハンショウヅル(Clematis williamsii A.Gray)。別名:シロバナハンショウヅル。

モリアオガエル

寒いのも嫌だけど、暑くなると肉体労働が辛くなります。人間は、我が儘なものですね。再生畑②の笹刈は休止して、少しずつ野菜や山菜などが植えられるようにしています。これがまた大変なんです。草や根、小石などの障害物を、除去しなければならないので・・。

土を鋤取っていると・・。

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「あっ、モリアオガエルだ!」もう冬眠の時期でもありませんが、雨が降らないので身体の乾燥防止に土中に潜っていたようです。

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そっと土をかけてやったのですが、伐採した笹を積んだ下に移動して行きました。

そう言えば、一昨年の夏、密生する笹の中にモリアオガエルがいたのを思い出しました。場所も近いし、あの時のモリアオガエルだろうか?笹刈で、棲みかを奪ってしまったようです。お詫びに、プラ容器で水場を作ってやろうと思います。

一昨年見た、モリアオガエルの写真を掲載します。

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モリアオガエルは、このように斑紋のあるものと無いものがいます。地域変異らしい・・。

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愛嬌のある姿に癒されました。

アオガエル科アオガエル属モリアオガエル(Rhacophorus arboreus)。静岡県では、準絶滅危惧種に指定されています。

ついでに・・。

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このところ、訳あってテンナンショウ属の花を追い求めています。
仲良く向かい合っているこのスルガテンナンショウは、どちらも雄株です。雌雄で微笑ましく、並んで生えている事もありました。雌雄の区別は、仏炎苞の中を覗けば一番確かなのですが、仏炎苞下部の脱出口でも区別出来ます。雄花には、明確な脱出口があり、雌花には水抜き用の小さな隙間が開いています。それ以外に、草丈でも判断出来ます。雌株に比べて雄株は小さく、写真のようなものは大体雄株です。「大体」と書いたのは例外もあるからです。同じ場所で、雄株より草丈の低い雌株を幾つか見ました。

そして、もう一つ雄花か雌花か区別する方法を教わりました。仏炎苞の途中を外から摘まんで、堅い方が雌花です。これは、仏炎苞の中を覗いた事があると、理解出来ます。今迄、あまり興味を持って見る事の無かった植物も、じっくり観察すると学ぶ事が多々あります。

テンナンショウ属

正太寺の植物

神座からそう遠くないところに、ミヤマツツジで有名な正太寺(しょうたいじ)がありますので、寄ってみました。

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寺は、浜名湖に面した場所にあります。写真の小父さん達は、アサリ採りでしょうか?

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正太寺は、菩提寺と同じく曹洞宗の寺になります。モダンな建物です。

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フジの花が咲いていました。花の香りに誘われたハチの羽音が、五月蠅いくらいでした。

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小さな池があり、オタマジャクシが泳いでいました。植物は、ハナショウブにヒツジグサかな?我が家のミニビオトープでも、葉が展開して来ました。

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本堂の裏山は散策路になっています。ここでもヒトツバが目につきました。ワラビも沢山生えていました。食べごろのものも結構ありましたが、ここでは採り難いですね。

さて・・。

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私は以前からミヤマツツジの名が気になっていました。遠州方面では、この名前を良く聞きます。ここで見たツツジは、三つ葉で、オシベは5本、葉柄に粘りがあり、ミツバツツジの特徴と一致しています。他の方が撮られたWeb写真の花もオシベが5本でした。また、牧之原の勝間田公園のツツジもミヤマツツジと呼ばれています。でも、牧之原市のHPには、ミヤマツツジ(学名:コバノミツバツツジ)となっています。コバノミツバツツジは、オシベが10本ですから、ミツバツツジと花で区別出来ます。更に迷うのは、ミツバツツジは山地に生え、コバノミツバツツジは低地に生えるとあります。ミヤマの名は、ミツバツツジの方が相応しいと思うのですが・・。どなたかご存知の方、教えてください。

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ナビをセットしようと、道路脇に停車してこの植物に気付きました。オオフサモです。富士市でも確認されていますが、遠州方面は彼方此方で出会います。

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初めてこの植物を見た時は、とても綺麗な植物だと感動しました。特定外来生物に指定されています。雌雄異株で、日本では雌株しか確認されていないそうです。

最後に・・。

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神座地区に戻りますが、トキワマンサク自生地の水路に生えていたこの植物が気になりました。遠目に見てヒメリュウキンカかと思いました。ところが、ズームして見ると葉脈の中心部まで切れ込んでいません。チドメグサの葉が大きくなったような感じです。これは何だろう?

調べてみると、似た植物に、ウチワゼニクサ(ウォーターマッシュルーム)、アマゾンチドメグサ、ブラジルチドメグサなどがあるそうです。この中で、葉脈の中心部までの切れ込みが無いのは、ウチワゼニクサだけなので、これではないかと思います。

※一週間ほど前に依頼されていた写真を、LAN-DISKから取り出して印刷しようと思ったら、プリンターのインクが無くなっていました。使わなくても減るのだろうか?依頼者の方、もう少しお待ちください。

神座地区で見た植物

湖西市神座(かんざ)のトキワマンサクの里~神座古墳群~東雲寺と歩いて来ました。そこで出会った植物を掲載します。

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こちらはムベです。この一帯では、彼方此方に生えていました。

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遠州方面の山では、ウラジロとコシダの大群落に出会う事が多いです。写真は、ウラジロの新芽です。ワラビのように食べられないのだろうか?

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フジの蕾です。浜名湖に近いところでは、もう咲いていました。

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森町辺りもそうですが、カクレミノも良く見かけます。葉の形もいろいろですが、右は色も違います。

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シダ植物のヒトツバが、樹木や岩に群生しています。富士市では、限られたところでしか見る事が出来ません。

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シュンランが生えていました。花は結実する事無く、萎んでいました。シュンランの個体数が多い林でも、果実を見るのは稀です。

ところで・・。

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これは何でしょう?道路脇に群生していました。ご存知の方教えてください。→シャクチリソバと教えて頂きました。

タデ科タデ属シャクチリソバ(Fagopyrum dibotrys (D.Don) H.Hara)。中国原産(中国名:金蕎)で、別名シュッコンソバとあります。

トキワマンサク

我が家には、父親が育てていたベニバナトキワマンサク(アカバナトキワマンサク)があります。トキワマンサクの変種で、葉などの赤味の出方により、幾つかの園芸品種が作出されているそうです。

基本種のトキワマンサクについて、杉野孝雄先生の「静岡県産希少植物図鑑」に、静岡県は分布の北限自生地で、西部の湖西に群生するとあります。調べてみると、湖西市神座に「トキワマンサクの里」がありました。一度、自生地を見てみたいと思っていたので、今年行って来ました。

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湖西市は、現役時代の仕事の関係で、多少の土地勘があります。でも、最近ではナビがあるから、迷うことなく現地に行く事が出来ます。ありがたい事です。写真の中央付近に見える、白黄色の塊が群生地です。左手の山は、常緑広葉樹林で神座古墳群があります。標識と石しか見えませんが・・。

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トキワマンサクは、花盛りでした。

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こんなに沢山の花を咲かせるのには、かなりな養分を使う事でしょう。

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4月21日には「トキワマンサクまつり」が開催されるそうです。

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幹の様子です。

接写が出来ませんでしたので、別の場所(東雲寺摩利支天堂)で撮ってみました。

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蕾と果実の殻です。

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花の咲く様子を撮ってみました。約2cmほどの糸状の花弁が、上手く折りたたまれているものですね。

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花弁は、4枚。同行した家族は「ハタキみたい」と言っていました。まったく夢の無い奴です。

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自生地は限られているそうで、環境省、静岡県共、絶滅危惧ⅠB類に指定されています。神座地区では、彼方此方の民家の庭に植えられていて、どれも見事な花を咲かせていました。富士市内でも、生け垣などに植えられていますので、気難しい植物ではないと思います。どうして、極限定された場所にしか生えていないのでしょう?

マンサク科トキワマンサク属トキワマンサク(Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv.)。

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こちらは、ベニバナトキワマンサクです。葉も赤い・・。我が家では、花は終盤を迎えています。

マンサク科トキワマンサク属ベニバナトキワマンサク(Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv.var. rubrum)。

地域の植物確認

新たな植物との出会いを求めるのも良いですが、地域の植物の無事を確認して歩くのも楽しいものです。この日は、気になっている場所の様子見に行って来ました。

まず、スミレから・・。

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少し前に掲載したヒナスミレの自生地から、高度300mほど低いヒノキ林です。落葉広葉樹林の林床で見たのと、少し違った印象を受けます。

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同じ場所に、コミヤマスミレの群落があります。初めて見た時はスミレと気付かず、再訪して花を見る事が出来、それと分かりました。茶系の葉は、色の変異が多いようで、幾つかの品種が登録されています。萼片の反り返りも、他の花に無い特徴の一つです。

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別の場所で見た茶色い葉のスミレ・・ヒカゲスミレです。芽出しの頃は緑で、時間の経過と共に茶色になって来ます。葉裏は緑色で葉脈の毛が目立ちます。その名の通り、あまり日照が良くなると姿を消してしまうようです。開花時期は、コミヤマスミレと同じく、もう少し先になります。

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落葉広葉樹林で見たフモトスミレです。ツボスミレに似た小さな花で、唇弁の紫の筋が綺麗です。葉裏は紫色を帯びています。

次はラン科植物です。

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ベニシュスランの葉の模様や濃淡は、個体毎に様々です。私は写真の模様が好みです。スギの葉の堆積したところに多く見られます。

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アオフタバランも元気でした。何年間か見て来ましたが、個体数は減りもしないし増えもしないといった感じです。

そして、そのすぐ近くには・・。

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イチヨウランが生えています。

ここは、本来の自生地から1,000mほど低い場所です。まっすぐに伸びていた蕾が横を向いて開花します。このイチヨウランを、数年間見守って来ました。シカに食べられたのか、3枚あった葉がすべて姿を消してしまった年もありました。昨年は2枚の葉が確認出来ましたが、花は付けませんでした。下手に囲いをするのも考えものなので、切り取ったバラの枝を重ねてガードしています。

地域に生える希少植物達が、園芸採取や野生動物の食害などに遭わず、何時までも無事でいてほしいと願っています。

※今日も、夕方用事があるので、早めの投稿です。

ミツバツツジの仲間

少し上の林では、ミツバツツジの花が咲き始めました。

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新芽の出始めた頃の林内で、赤紫色の花はとても目を惹きます。

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まだ蕾も確認出来ますから、これからが見頃だと思います。ミツバツツジの特徴としては、オシベが5本、花柄や葉柄に粘りがある事です。

ところで・・。

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こちらは、再生畑①に父親が植えたものです。コンデジなので画質が落ちますが・・。

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結構大きな木で、かなり見応えがあります。

接近して見ると・・。

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オシベの数が5本を超えています。実は、昨年数えたら10本あり、花柄や葉柄に粘りがありませんので、キヨスミミツバツツジだと思っていました(トウゴクミツバツツジもオシベが10本ありますが、花柱の基部に毛と腺毛が生えます)。

ところが、本日彼方此方数えたら、7~10本ありました。

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何年ものか分かりませんが、結構歳を食っていると思います。茶と笹を刈り取る前は、陰に隠れて気付きませんでした。

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アワミツバツツジは、ミツバツツジとキヨスミミツバツツジの交雑種で、オシベが7~9本、葉柄に少し粘りがあります。さて、このミツバツツジの仲間は何でしょう?

手元に、「本州中部太平洋側地域におけるミツバツツジ類3種とそれらの3新雑種」という論文があります。ミツバツツジ、キヨスミミツバツツジ、トウゴクミツバツツジの種間交雑について書かれたものです。オシベの数などで、何種類かの品種に分けられていますが、中間型もあるそうで読んでいると頭が痛くなります。このツツジは、葉柄の粘りが全然感じられませんでしたので、キヨスミミツバツツジに近い交雑種と考えればいいのでしょうか?葉が展開してからの特徴も確認してみるつもりです。

今日は、地区の役員総会がありますので、少し早めの投稿です。

ヒメフタバラン

県内に自生するフタバランの仲間は、アオフタバラン、タカネフタバラン、ミヤマフタバラン、コフタバラン、そして春に咲くヒメフタバランがあります。

ヒメフタバランは、大きな群落を形成する事もあるようですが、私が知る富士市の自生地は一坪にも満たないとても狭い範囲です。数年前の5月連休に探索に入った林内で、花をつけた双葉の植物を見付けました。ヒメフタバランの存在を知りませんでしたので、「今頃咲いているなんて、どうかしたのだろうか?」と思いました。

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地上部が枯れ休眠しますが、春になると開花株の方が先に出現します。ラン科植物は、そういうものが多いような気がします。

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富士市の自生地では、4月上旬には花茎が伸びて来ます。

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そして、中旬頃に開花します。

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とっても小さく地味な色なので、老眼では気付き難い花です。

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横顔・・。

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開花株になってから、年数が経つと左のように先端部が尖るようです(尖らないで、花をつけた個体もありました)。右は実生苗です。スギの球果と比べてみました。小さいでしょ?

フタバランの仲間は、旧体系ではフタバラン属(Listera)とされていましたが、DNA情報による解析の結果サカネラン属(Neottia)に訂正されました。

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こちらがサカネランです。葉を持たない菌従属栄養植物(腐生植物)です。見た目は全然違うような感じですが、強いて言えば足を広げたような唇弁の形が似ています。

ラン科サカネラン属ヒメフタバラン(Neottia japonica (Blume) Szlach.)。

この自生地は、一部の木に伐採の印がつけられていました。いずれは、すべて伐採されて絶えてしまう可能性があります。所有者が分かりましたので、交渉して移植許可をもらうつもりです。地主さんは、気付いていないと思いますが、ちゃんとしたいので・・。

ニリンソウとヒトリシズカ

早朝は小雨と霧で心配でしたが、昼頃から良い天気になりました。ニリンソウとヒトリシズカ・・南麓では、どちらも出会う事の難しい植物ではありませんが、両者が混生している場所は稀だと思います。

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個体数からして、ニリンソウの中にヒトリシズカが紛れ込んだような印象を受けました。

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両方にピントを合わせるのは難しい・・。

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ニリンソウの二番目の蕾です。花柄は短くひっそりと待機しています。ニリンソウの名がつきますが、一輪~三輪まで花をつけます。土壌栄養が悪そうな場所では、全て一輪だったこともあります。

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ヒトリシズカの花は、とても変わっています。白いブラシのような部分は花糸で、その付け根にある黄色い部分が葯(花粉袋)です。花糸の先端に葯がつく普通の花と逆ですね。三本セットの花糸の両脇にだけ葯がつきます。その付け根の上に見える透明な突起部がメシベになります。

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どちらが先にこの場所を選んだのか分かりませんが、奇しくも両者の種子にはエライオソーム(種沈)がつきます。エライオソームに興味があり、少しだけ調べた事があります。エライオソームは、糖分が主だと思っていたのですが、糖型と脂質型があるそうです。ニリンソウはどちらか分かりませんが、ヒトリシズカは糖型、フタリシズカは脂質型だそうです。同じセンリョウ科チャラン属なのに面白いですね。

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こちらは別の場所に咲いていたヒトリシズカです。先端部のオシベが落ち、子房が膨らみ始めています。今年は、アリを捕まえてエライオソームつきの種子を運ばせてみようと思っています。研究熱心ではなく、ヤラセ撮影が目的です

※記事を書き終わって「保存する」をクリックしたら「このページは表示できません」となり、記事はパー・・再び作成しました。何が原因なのか分かりませんが、とても疲れました。

シロバナタチツボスミレとシロバナヒナスミレ

苦手なスミレも、少しずつ覚えようと思ってはいるのですが・・。今日は、白花品種のあるスミレを取り上げてみました

【タチツボスミレ】

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我が家の周りで、一番多く見る事の出来るスミレです。形・色ともに整った花だと思います。

スミレ科スミレ属タチツボスミレ(Viola grypoceras A.Gray var. grypoceras)。

そして、この白花品の一つ・・。

【オトメスミレ】

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萌の散歩道に咲いていた、オトメスミレです。

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こちらも・・。オトメスミレは、白い花が咲きますが、距の部分に紫の色素が残るので、シロバナタチツボスミレと分けて考えるそうです。距の色は、淡いものからかなり濃い色のものまで様々です。

スミレ科スミレ属オトメスミレ(Viola grypoceras A.Gray f. purpurellocalcarata (Makino) Hiyama ex F.Maek.)。Ylistには、ケオトメスミレ( f. hemileuca Honda)という品種が記載されています。花柄に、毛の生えているものを見た事がありますが、それの事でしょうか?

【シロバナタチツボスミレ】

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私は、まだ自生のシロバナタチツボスミレに出会った事がありませんので、春野すみれ展で見た花を掲載します。

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良く見ると、距の部分は紫ではなく淡い緑色に見えます。そして、萼片や花柄も緑色なのが分かります。図鑑や、Web記事の解説では、距の部分の紫の色素に注目していますが、距の色はかなり薄いものもありますので、萼片の色が一番の決め手ではないでしょうか?次のヒナスミレにも、同様の特徴があります。

スミレ科スミレ属シロバナタチツボスミレ(Viola grypoceras A.Gray f. albiflora Makino)。

【ヒナスミレ】

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南麓の森に咲くヒナスミレです。花弁、距、萼片、花柄に紫の色素があります。

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地際に咲くので撮り難い・・。この微妙な色合いが、良いという人も多いようです。

スミレ科スミレ属ヒナスミレ(Viola tokubuchiana Makino var. takedana (Makino) F.Maek.)。

【シロバナヒナスミレ】

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こちらも、花柄と萼が緑色で、距も淡い緑色に見えます。

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立派な髭も生えています。

スミレ科スミレ属シロバナヒナスミレ(Viola tokubuchiana Makino var. takedana (Makino) F.Maek. f. albiflora Hayashi)。

身近なところで見る事の出来るスミレだけでも名前が分かるようにしたいものです。

シシランとスギラン

和名に〇〇ランと名がついても、ラン科植物でないものがいろいろあります。今日は、ランと名の付くシダ植物を2種掲載します。

【シシラン】

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葉の細いシュンランを思わせる様な植物です。右は、着生していた木が朽ちて落下したものです。

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図鑑などには、「普通に見られる」とありますが、私の探索範囲では比較的稀な植物です。富士市植物仮目録にも「稀である」とあります。

イノモトソウ科シシラン属シシラン(Haplopteris flexuosa (Fée) E.H.Crane)。シシランは、シシラン科シシラン属とされているWebページが殆どですが、Ylistに従いました。APGⅢ分類体系では、イノモトソウ科(Pteridaceae)には、ミズワラビ科(Parkeriaceae)、シシラン科(Vittariaceae)も含まれるそうです。

【スギラン】

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久々に訪れた南麓の森では、倒壊したブナなどの巨木が目につきました。

横に回ると・・。

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スギランが、着生していました。

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個体数が少ない上に、巨木の高い所に着生しているので、見つけるのが難しい植物です。

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少し黄色味がかったものもありました。若い株は茎が立っており、このように垂れ下がっているものは、かなりな歳月を経たものだと思います。株元が枯れ、落下しているものを拾って来て、苔を植えた鉢に挿しておいたところ、発根し6年の歳月を経て胞子嚢をつけました。シダ植物が、挿木で発根するなんて考えもしませんでした。

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破れた胞子嚢が見えています。同じく、コスギラン属のトウゲシバと違い、樹上を住処に選んだため沢山の胞子が飛散しても、子孫を増やすのは容易ではありません。環境省、静岡県共に絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

ヒカゲノカズラ科コスギラン属スギラン(Huperzia cryptomerina (Maxim.) Dixit)。

悪い小父さんの目に留まれば、連れ去られてしまうと思ったのですが、どこかに移植したとしても活着するのを見守る事が出来ません。下手に動かさず、このまま様子を見る事にしました。

テンナンショウ属雌株探索

今日は雨なので、PC作業と工具整備の日です。

ところで、テンナンショウ属の雄株は沢山見つかりましたが、雌株がなかなか見つかりません。同じ場所だと、雌株の開花が少し遅いようにも思います。

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このスルガテンナンショウは、仏炎苞の頂部まで600mmくらいあります。他に比べて草丈が大きいのと、遅れて開花したので、雌花(株)かと思って「仏炎苞筒部の基部の隙間」を確認してみました。

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左は雄花、右が上の株の花です。どちらにも穴が開いているけど、右の方が穴が狭い・・。これも雄花だろうか?

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雌雄を確認するには、仏炎苞の筒部を破いてみれば良いのですが、目的があって花を傷めたくありませんでした。そこで、仏炎苞をめくって中を覗いてみました。筒部が狭いので、上手く撮れませんでしたが、メシベの集団が見えています。これは雌花のようです。

雌花には隙間が無いのではなく、中に入った水抜き用の小さな隙間はあるのではないでしょうか?基部の隙間だけで雌雄を判断するのは、難しいようです。中には、両性花もあるとの事でした。両性花の隙間はどうなっているのだろう?

そして、ウラシマソウの雌花探索では・・。

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昨年、雌花が咲いていたところです。子株が沢山生えています。でも、花は雄花ばかりでした。結実すると、塊茎の養分を使い果たして雌株は枯れてしまうのか、養分が不足して雄株になってしまうのかもしれません。

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こちらもウラシマソウです。左側と右側の茎の色が違っています。スルガテンナンショウもそうですが、同じ場所に生えている子株に、斑入りと普通葉があったり、仏炎苞の色が違っていたりします。親株と同じ特徴を持った個体ばかりが出現するとは限らないようです。テンナンショウ属も面白い!

イズセンリョウ

鎮守の森に生える、イズセンリョウの花を観察して来ました。

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初詣で見た蕾と果実です。果実と蕾が、同時期に姿を現す事を知ったのは、このブログ開始の頃でしょうか・・。

Webページには、「同じ木(枝)に蕾と果実は生らない」と書かれたものもありますが・・。

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一緒の枝で確認出来ました。

さて、今回の写真です。

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鈴生りですが、まだ開いていないかな?

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こちらには、先端の開いているものがありました。

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こちらも・・。咲き始めたばかりのようです。

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蕾の時期ばかりで、花を見たのは初めてのような気がします。そう言えば、雌雄異株だった。この花は、中央に雌蕊が見えるけどどちらだろう?また見に行かなくては!

サクラソウ科イズセンリョウ属イズセンリョウ(Maesa japonica (Thunb.) Moritzi et Zoll.)。旧体系では、ヤブコウジ科とされていました。

サワトラノオ観察記①

早朝、春の交通安全運動に伴う歩行者誘導の手伝いに行って来ました。雨が降っている上にとても寒く、雪を被った車両も数台見かけました。夕方もありますので、早めの記事投稿です。

サワトラノオ・・今迄、この植物を、あまり細かく観察した事はありませんでしたので、今年は少しマメに観察してみようと思っています。

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浮島ヶ原自然公園、4月9日の様子です。

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ロゼットの状態から、茎が上がって来ました。葦が刈られ風通しの良いところは、気温のせいかまだ褐色の葉ですが・・。

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観察路脇の日当りの良いところでは、緑の葉になっていました。

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草丈は、200mmくらいに伸びていました。良く見ると、先端部に総状花序(蕾)の赤ちゃんが出現しているものもありました。情報によると、3日には確認出来たそうです。

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総状花序の赤ちゃんが分かりますか?ところで、「この植物の葉は、ちゃんと日の光を受ける気があるのだろうか?」なんて思いながら見ました。

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観察路から、手を伸ばして片手撮りしてみました。風が強い上に、モニターが良く見えないから、これがやっと・・。

花の写真が無いと寂しいので、以前撮ったものを掲載します。

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4月末から5月にかけてが見頃だそうです。例年に比べて今年は暖かな冬でしたが、花々は開花の遅れているものが多いようです。サワトラノオはどうだろう?

これから、サワトラノオのタイトルで記事を書き、自分なりの考察などを書いていくつもりです。回を重ね真実を知る毎に、内容がコロコロ変わると思いますが、どうかご容赦ください。他地域の保護団体さんなどのWeb記事や写真を見る度、この植物は安定した(適切な)栽培環境下では、発芽率が高く比較的増殖も容易だと思っています。それなのに、自生地で増減を繰り返しているのは、そこの環境が最適ではない(変化が大きい)からで、安定した環境を保つためには、人の手助けも必要だと思います。

山野を歩いていると、そういう植物にいろいろ出会います。絶滅危惧種に指定されていても、とても発芽率が高く沢山の苗が生えている事があります。上手く成長できない自生地の環境に対応するために、発芽率が高いのでしょう。

◇お願い◇

このブログを見てくださる方にお願いがあります。公園を訪れた時に気付いた事や記事の内容でご存知の事など、どんな些細な事でも構いませんので、下記までご連絡を頂けると嬉しいです。また、この植物に集る虫(送粉者に限らず)の写真などがありましたら、頂けると助かります。

yamabudou@hotmail.com

マメ科の花

野原で勢力争いをしている、マメ科の植物を撮ってみました。

【ヤハズエンドウ/カラスノエンドウ】

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花はエンドウマメと似ていますが、花柄がとても短い・・。地域では、カラスノエンドウと呼ぶ人が多いと思いますが、Ylistでは、ヤハズエンドウを標準和名としています。

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白花もあります。

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良く見比べると、花弁の形も様々です。

【カスマグサ】

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ヤハズエンドウに比べると、ずっと小さな花です。

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でも、接写拡大して見ると、とても綺麗な花だと思います。

【スズメノエンドウ】

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カスマグサより、更に小さな花をつけます。

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カスマグサとスズメノエンドウは、とても良く似ています。花で区別するのが一番分かり易いと思いますが、葉先の巻きヒゲにも違いがあります。左はカスマグサで、右がスズメノエンドウです。ヤハズエンドウとスズメノエンドウは枝分かれしますが、カスマグサは枝分かれしません。その他、果実や小葉にも違いがあります。

カスマグサは、ヤハズエンドウ(ラスノエンドウ)とズメノエンドウの中の大きさという事で、この名が付けられたそうです。←師匠の受け売りです。和名の由来を聞くと、首をかしげたくなるようなものが結構ありますね。

エンドウはエンドウ属ですが、ここに掲載した3種はどれもソラマメ属に分類されています。ヤハズソラマメ(カラスノソラマメ)、スズメノソラマメとなっても、カスマグサは同じですね。

再生畑①(4月上旬)

早朝、かなりな雨が降りました。萌の散歩は、レインコート着用でしたが、草むらに入りたがるので、お腹や足回りがびしょ濡れでした。

再生畑①は、花盛り、雑草盛りです。

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昨年から、葉野菜を畑に直撒きしないで、ポットで育てるようになりました。

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ちょっと大きくなったので、一株ずつに分けてもう少し成長するのを待ちます。写真は、キャベツとチンゲンサイです。

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チンゲンサイに、斑入り葉が出ました。発芽障害によるものでしょうか?

さて、畑の様子です。

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黄色い花が目立ちます。左はチンゲンサイ。右はコウサイタイです。チンゲンサイは、こんなになっても茹でると柔らかくて美味しいです。丈夫で作りやすいし、素人農業の定番になりました。

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丈が低くて心配だったソラマメも、大きくなって来ました。右はニンニクです。昨年より成長が早いと思います。

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山菜エリアでは、ウドが姿を現していました。実生1年目からかなりな大きさになる事を知りました。

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こちらは、アシタバの実生苗です。コンニャクも、一昨年種を撒きました。もう少しすると、地表に姿を現すと思います。畑の植物観察も、楽しいものです。

◇先輩からの葉書◇

昨日、現役時代にお世話になった先輩からハガキが届きました。3月で、90歳になられたそうです。経済産業省が通商産業省と呼ばれていた頃、各現場の届け出書類を二人で作りました。先輩は書類、私はその添付図面を作図しました。最近とは違い、窓口の技官はとても厳しく、少しでも不備があると、その先の書類を見ようともせず、「直してまた来てください」と言って突き返される事もありました。本来なら各現場担当者が作図すべきなのですが、出直しの無駄をなくすために図面まで請け負って来たのです。私にとっては、それがプレッシャーでした。とても気を使い、製本前に何度も見直しました。

葉書の内容は、体調が思わしくないため、OB会を抜ける事と、年賀などの挨拶が出来ない事のことわりでした。私と違い、とても几帳面な性格で、通産窓口として最適な人だと思っていました。葉書を頂き、高齢になられても変わる事の無い人だと感じました。

ツルニンジン属

今まで見た事のあるツルニンジン属は、ツルニンジン(ジイソブ)とバアソブの2種です。この他に、ツルニンジンの変種で葉が細く、葉裏に毛が密生するシブカワニンジンがありますが、こちらは博物館の標本でしか見た事がありません。

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こちらは、裏庭植物園に生えるツルニンジンとバアソブです。山野から採取した株ではなく、種蒔きして発芽したものとその子供や孫たちです。ツルニンジンの種子は近くの林道沿いで、バアソブの種子はブログ友に送っていただいたものです。どちらも、鍋焼きうどんの容器に撒いたところ、無事発芽しました。バアソブは、絶滅危惧種に指定されていますが、栽培環境下では発芽率も良く一年目に花を咲かせました。

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これは葉縁に毛が生えていますがツルニンジンで、成長すると毛が無くなると思います。

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こちらは、バアソブです。苗や芽出しの頃は、このように毛が目立ちます。

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こちらもバアソブです。バアソブの種子には、ツルニンジンのような翼が無く親株のすぐ近くに落ちます。うっかりすると踏みつけてしまいます。

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葉裏にも毛が生えています。

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上がバアソブで、下がツルニンジン(ジイソブ)の茎です。

こんな違いを見ていると、芽出しの時のヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクを思い浮かべます。

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数年前、貴重な3個のベニバナヤマシャクヤクの種を撒いたところ、翌々年の春、苗が姿を現しました。発芽してから3~4年は経つと思いますが、まだとても小さく、開花するまで無事でいてくれるか分かりません。ベニバナヤマシャクヤクは、一般的に葉裏に毛が生えていますが、毛のないケナシベニバナヤマシャクヤクも混生しています。でも、芽出しの頃はどれも毛が目立つように思います。

希少な植物は、園芸採取される事も多く、私の知るベニバナヤマシャクヤクの自生地でも、行く度、記憶に残る場所から姿を消しています。厳密に言えば、種子を採取する事もいけないと思いますが、この植物の事をもっと知りたくて、少しだけ採取させていただきました。

樹木に半寄生する植物

久々に訪れた南麓の林内では、倒木が目立ちました。見覚えのある巨木の倒壊した姿を見るのは、とても悲しいものです。周囲を見回すと、ヤドリギが寄生していたので撮ってみました。

【ヤドリギ】

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落葉広葉樹林では、葉が展開する前に行くとすぐに見つかりますが、比較的高所に寄生しているので、至近距離で見る事の少ない植物です。宿主のブナが倒れてしまったので、このヤドリギもやがて枯れてしまうでしょう。

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小さな株も、幾つか見る事が出来ました。

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付け根を接写してみました。まるで幹から枝が出ているようですね。「寄生根を幹の中に食い込ませ、樹木から水分と養分を吸収して生育する」とあります。自らの光合成産物もあるから、宿主にあまり負担をかけていないのかな?

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芽の部分を見て、Gyaoで配信中の三蔵法師を思い浮かべました。

ビャクダン科ヤドリギ属ヤドリギ(標準:Viscum album L. subsp. coloratum Kom./狭義:f. lutescens (Makino) H.Hara)。雌雄異株で、雌株は一般的に白色~淡い黄色の果実をつけます。橙色の果実をつける品種をアカミヤドリギ(f. rubroaurantiacum (Makino) Ohwi)と呼び、富士山南麓ではどちらも見る事が出来ます。

ついでに、他地域で見た半寄生植物を掲載します。

【ヒノキバヤドリギ】

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遠州森町で見た、ソヨゴの枝に寄生しているヒノキバヤドリギです。森町では何ヶ所かで見ましたが、手元にある富士市植物仮目録には、まだ記載されておりません。富士市内で見た事のある方は、教えてください。

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付け根の部分が見えています。ヤドリギしか知りませんでしたから、当初は生育不良による奇形か病気だと思っていました。

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サボテンのようですね。こちらは、ヤドリギと違い雌雄同株。果実は、まだ見た事がありません。

ヒノキバヤドリギ(Korthalsella japonica (Thunb.) Engl.)。ヤドリギと共に、旧体系では、ヤドリギ科とされていました。

【マツグミ】

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こちらは、三保の東海大学海洋科学博物館の近くで、クロマツに寄生していたものです。トキワサンザシかピラカンサが着生しているものと思いましたが、PCに取り込んでみると感じが違う・・。図鑑を見てマツグミと知りました。雌雄同株。

幾つかのWeb記事に、「マツグミが寄生していると、松くい虫が寄生しない」と書かれていました。マメ科植物の根粒菌のように共生関係にあるのでしょうか?

オオバヤドリギ科マツグミ属マツグミ(Taxillus kaempferi (DC.) Danser)。

南麓の林床に咲く花

南麓の落葉広葉樹林の林床に咲く花を、集めてみました。

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この白く小さい花は、ユリワサビです。アブラナ科の花は、どれも特徴的ですね。

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少し前にも登場した、コガネネコノメです。これから、どんどん成長し(伸び)ながら開花していくと思います。

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キンポウゲ科シロカネソウ属ツルシロカネソウ(シロカネソウ)・・山野を歩き始めたばかりの頃、図鑑を見ても名前を特定できず悩みました。もっと開いた花が掲載されていて、花弁状の萼片は変異が多く別種のようにさえ思えたのです。花期は4~5月とありますが、実際にはもっと遅くまで花が見られます。ただ、後期の花はとても弱々しい感じですが・・。

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この花も、上と似ているでしょ?同じくキンポウゲ科シロカネソウ属の、トウゴクサバノオです。おかしな名前は、果実の形から付けられたそうです。

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こちらは、丸みがあって可愛いですね。こちらも、花弁のように見えるのは萼片です。

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フデリンドウも彼方此方で見かけました。

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こちらは、ヤマエンゴサクです。ジロボウエンゴサクとの区別点として、苞の切れ込みが挙げられていますが、花が大きく、距も太いので直ぐに見分けられると思います。面白いのは、小葉の形がいろいろで丸いものもあります。種子にエライオソーム(種沈)がつくそうです。いつか、アリが種を運んでいる写真を撮ってみたい・・。

この他にも、セントウソウやヒナスミレなどの花も咲いていました。この場所を訪れたばかりの頃は、彼方此方でヤマシャクヤクの開花株が見られましたが、殆ど姿を消してしまいました。この日も、まだ山菜には早い時期なのに、手ぶらの怪しいおじさんがいたので睨みつけたやりました。もっと、怖い顔でないと抑止効果が無いかもしれませんが・・。

実生開花のハルザキヤツシロランその後

また、女子受けしない記事ですが・・。実生栽培で開花した、ハルザキヤツシロランのその後の様子です。

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3月22日に、実験容器を覗くと開花していました。一輪だけですが・・。

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自生地では見られない、色白のハルザキヤツシロランです。

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花の命は短く、3月25日には花筒の先端部が萎れ始めていました。横を向いていた花柄が、上を向いている・・自動自家受粉したのだろうか?

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萼片、側花弁が萎れ、口を塞ぐような感じになっていました。

ところが・・。

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3月27日には、花柄子房とも落下していました。残念・・。

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花が落ちた後の花茎。もう一つの蕾は予想通り、成長せず萎んでしまいました。

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こちらは、3月30日の様子です。落ちた花に、カタツムリの仲間が寄って来ていました。

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部材に紛れ込んでいた卵が孵ったのでしょう。小さい目が可愛いけど、容器内で見付けた生き物は排除します。

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とても細い柄を持つ子実体が生えていました。

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デジタルズーム併用で・・。何というキノコだろう?ハルザキヤツシロランの共生菌だろうか?

そして、露出状態の塊茎を見ると・・。

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細い暗褐色の菌糸が分かるでしょうか?塊茎と接触しています。ここで変化があれば、共生菌だと思います。キノコを消化して生きる腐生ラン栽培実験の面白さは、こんな所にもあります。とても小さな容器ですが、いろいろなドラマが展開されています。

日本のランハンドブックには「クロヤツシロランやアキザキヤツシロランよりも、共生する菌根菌の種がずっと多様である」とあります。その割に、両者より栽培が難しいのはどうしてでしょう?

キバナノアマナとヒメニラ

今朝も寒かった!溜め置きの水に、薄っすら氷が張っていました。萌は年寄りなのに、この寒さでもエンジン全開です。早朝から疲れました

今日の記事は、似た葉を持つキバナノアマナとヒメニラです。どちらも、同じ林床に生えています。花を見れば簡単に区別出来ますが、ヒメニラの方だけ葉を傷つけるとニラの香りがします。また、キバナノアマナの方が葉が幅広です。

【キバナノアマナ】

この花を初めて見たのは、数年前にコガネネコノメの花を撮っている時でした。林内を見まわしていると、黄色い色彩が目に留まりました。「コガネネコノメにしては大きい」・・近づいて見ると、キバナノアマナでした。

この日は、今まで見て来たところと違うエリアを歩いてみました。

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一番目発見!まだ開き始めたところです。

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少し角度を変えて撮ってみました。

更に進むと・・。

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二番目を発見!こちらは、花被片の外側の縁が赤っぽい。

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まだ少し早かったのかな?

そして・・。

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三番目。花被片が開いています!

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風が強く、ピントが合わない・・。

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オシベは6個、花被片は6枚。

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更にズーム。同じような写真ばかりで恐縮です。

ところで、諸先輩のWeb記事に掲載されたキバナノアマナは、もっと花数が多く、茎も立ち上がっていて、とてもしっかりした株に見えます。この辺りの林床で見る花は、花数が3個くらいまでで、葉も茎も寝たようになっています。この違いは日照のせいでしょうか?

ユリ科キバナノアマナ属キバナノアマナ(Gagea lutea (L.) Ker Gawl.)。

【ヒメニラ】

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こちらも花が開いていたのはこの株だけでした。とても小さな花で、ご飯粒よりも小さい感じです。

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デジタルズーム併用で撮ってみました。老眼だと、ピントが合ったのか分かりません

キバナノアマナと同じく、ヒメニラもWeb図鑑よりか弱い感じです。筑波実験植物園の記事で、食用にするという記述がありました。ここで見るヒメニラは、葉も細くとても食用に出来る様なサイズではありません。別の環境ならもっと立派に育つのだろうか?

ヒガンバナ科ネギ属ヒメニラ(Allium monanthum Maxim.)。旧体系では、ユリ科に分類されていました。

キバナノアマナの自生地を、ここを含めて4か所見付けました。どの場所も個体数は多いのですが、開花株は数株程度です。土壌栄養はそれなりに良い場所だと思いますが、やっぱり日照不足かな?

ウラシマソウ

再生畑②の進入路脇に、テンナンショウ属二番目のターゲット・・ウラシマソウが咲いていました。

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最近では慣れましたが、植物観察し始めた頃は、ベロを出した蛇のようで苦手でした。「肉穂花序の先端の付属体は、釣り糸状に長く伸長・・」この釣り糸状の付属体から和名が付けられたようです。

さて、小昆虫の脱出口は?

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ありました!これも雄株のようです。拡大して見ると、花粉らしきものがついています。既に、脱出者がいたようです。

サトイモ科テンナンショウ属ウラシマソウ(Arisaema thunbergii Blume subsp. urashima (H.Hara) H.Ohashi et J.Murata)。

再生畑②には、石の多いエリアが少しだけあります。そこに・・。

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もう少し先だと思っていたら、ツボスミレが咲いていました。他にも、タチツボスミレが彼方此方に咲いていました。ここは、一昨年まで笹の密集エリアでした。スミレ属の侵入の速さに驚かされます。石が多いので、野菜作りには向きませんから、花のエリアにしようと思い、スミレを移植し始めています。

最後に、登場の機会が無かったので・・。 

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再生畑①で、電気柵の上から侵入して葉野菜を食べていた雄のキジです。脅かしたら、隣の荒れ地に逃げて行きました。

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距離を置いただけで、姿を隠そうともしません。図太い奴だ!萌に追わせようかな・・。

アケビの花

10日ぶりくらいに、再生畑②の笹と茶ノ木の伐採に行きました。殆ど休みなしでやるので、半日くらいでヘトヘトになります。

アケビの花が咲き始めていたので、撮ってみました。

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「葉は掌状複葉、小葉は5個」とあります。でも・・。

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小葉が、6個以上のものも見受けられます。右は小さいのを含めると7個ですね。

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アケビは、雌雄同株です。紅紫色の蕾が雌花で、淡紫色の蕾が雄花です。「雌花は基部側に・・、雄花は先端側に・・」とありますが、これは花柄の付く位置で、雌花の方が花柄が長いので、雌雄付いている花序では雌花の方が下になります。雄花だけの花序、雌花だけの花序もあります。彼方此方見ると、雄花だけの花序が多いです。

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高倍率のコンデジで撮ったらピンボケ・・。左は雌花だけの花序、右は雄花だけの花序です。

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こちらは別株の雄花です。花弁のような萼片は、淡緑色ですね。雌花も雄花も、色に変異があります。

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こちらも雄花です。小さな株は、雄花ばかりのものが多いようです。

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雌花も、手の届くところに咲いていました。フラッシュ撮影・・。

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光を透かして撮ってみました。

アケビ科アケビ属アケビ(Akebia quinata (Thunb. ex Houtt.) Decne.)。

暫く行かなかったら、誰かがタラの芽を盗って行きました。楽しみにしていたのに、とんでもない奴だ!自分で栽培するか、買って食べろ!

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