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2019年3月 5日 (火)

オドリコソウとヒメオドリコソウ

用事があって下界へ降りたついでに、オドリコソウの様子を見て来ました。

【オドリコソウ】

Aimg_1789 Aimg_1797

先日、隣県で見たものより大きくなっていました。隣県の自生地は、ちょっと汗をかいて登ったところでしたから・・。

せっかちな株が無いか探すと・・。

Aimg_1846 Aimg_1867

「ありました!」

蕾が膨らみ、2輪ほど開いています。良く見ると、ヒメオドリコソウとオドリコソウが並んで写っています。

Aimg_1858 Aimg_1862

5段の舞台に、踊り子が見えます。このように、茎に赤褐色の色素があるものは、淡紅紫色の花をつけます。緑色だけの茎を持つものは、白色の花をつけます。花色の違いは、ヒメオドリコソウのように品種扱いされておりません。花色は個体毎に微妙に変化があり、特別ではないという事でしょうか?

Ap3050568 Ap3050594

蕾と花を接写。

Ap3050611 Ap3050606

「踊り子のようでしょ?」開花時期は、4~6月とあります。この場所もせっかちな個体を除けば、4月頃からが見頃になると思います。

シソ科オドリコソウ属オドリコソウ(Lamium album L.  var. barbatum (Siebold et Zucc.) Franch. et Sav.)。

【ヒメオドリコソウ】

オドリコソウと同じ場所で・・。

Ap3050581 Ap3050586

富士市内では、オドリコソウは限られたところでしか見る事が出来ません。でも、このヒメオドリコソウは何処でも見る事が出来ます。

Aimg_1837 Aimg_1838

こちらは、樹上に居候しているヒメオドリコソウです。茎の色など、遠目に見てホトケノザかと思ったのですが、ズームして見るとヒメオドリコソウでした。

ヒメオドリコソウは、ヨーロッパ原産の帰化植物です。稀に白花の品種もあるそうですが、私はまだ出会った事がありません。

シソ科オドリコソウ属ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum L.)。

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