キスミレ
そろそろ咲き始めたかと思い、先日キスミレの様子を見に行って来ました。
まだ疎らでしたが、日当りの良い場所では、このように咲いていました。
二ヶ所の群生地ともススキが刈り取られ、日差しを浴びて暖かそうでした。
花弁の形もいろいろです。
静岡県には、複数の自生地があります。その幾つかは、植栽を思わせるような場所です。初めてこの地を訪れた頃、キスミレの保護に関するメールを頂きました。公表できませんが、とても考えさせられる内容でした。希少種保護の在り方は、行政や各団体によってまちまちだと思います。「希少種保護は何のためにするのか?」その原点に立って、考え直す事も必要だと思います。
近くには、白い花のスミレが咲いていました。オトメスミレ(タチツボスミレの白花系)のようです。我が家の近くでも見られますが、母種のタチツボスミレより少し遅れて咲きます。
何時か、こういう時が来るとは思っていましたが・・。28回続いた「春野すみれ展」が行われない事になったとの通知です。特にスミレが好きだったわけではありませんが、縁あって、春野の町には幾度か足を運びました。山間の地の、地域振興のエネルギーを感じられる町だと思っています。
過疎化やメンバーの高齢化により、仕方のない事かも知れませんが、何とか復活してほしいと願っています。
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