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2019年3月16日 (土)

伊予国の植物②

昨晩から今日の午前中は、天気が悪い予報でしたが、今のところ無事です。午後から用事があるので、雨が降らないでほしい・・。

この記事では、焼き物の町・・伊予郡砥部町で見付けた、二種の植物を掲載します。

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松山から砥部町に向かう車中で、黄色い花の群生を見ました。ヒメリュウキンカです。リュウキンカと良く似ています。リュウキンカはリュウキンカ属、ヒメリュウキンカはキンポウゲ属です。

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葉には、リュウキンカの特徴である鋭い鋸歯がありません。

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花弁の下の萼も見分けのポイントになります。リュウキンカは、花弁は無く花弁のような萼片を持ちます。撮影時間は17時半頃だったため、花が閉じ始めていました。

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葉の鋸歯以外に、果実にも違いがあります。ヒメリュウキンカは痩果、リュウキンカは袋果をつけます。ヒメリュウキンカは、園芸用に作出された種類も多く、大型のものはキクザキリュウキンカと呼ばれるようです。Ylistもキクザキリュウキンカを標準和名、ヒメリュウキンカを別名としています。

次はタンポポです。

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まだ植物観察に熱心ではない頃、関西出身の友人から「実家の方のタンポポは白い」と聞かされました。それがずっと気になっていました。

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近くに黄色いタンポポも生えていましたが、白いタンポポに出会う事が出来ました。こちらも夕方なので花が閉じていました。

セイヨウタンポポのような、外側の総苞の反り返りが気になっていました。「よく似た仲間のキビシロタンポポは、総苞外片に角状突起がなく反り返らず・・」とあります。それにしても、この花は下に比べて反り返りが激しいように思います。

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初めて、伊予国の白花タンポポに出会ったのはこの場所(松山総合公園)です。

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坂道を登って行くと、シロバナタンポポが彼方此方に咲いていました。この地では当たり前のように咲いている花ですが、初めて見た私は感激しました。

そして富士市でも・・。

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富士市で見る事は稀ですが、今後段々増えていくかもしれません。タンポポは交雑種が出来易いようで、細かく分類するとかなりな種類になるそうです。黄色か白色かくらいで良いですね。

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