ベニバナトキワマンサクとシナマンサク
我が家には、2種類のマンサク科の木が植えてあります。
【ベニバナトキワマンサク】
蕾が膨らみ始めました。トキワマンサク属は常緑タイプで、トキワマンサクは淡い黄色の花をつけますが、我が家のものは紅色の花をつける中国原産の変種・・ベニバナトキワマンサクです。
トキワマンサクの国内の自生地は、極限られた場所だそうです。杉野孝雄先生の「静岡県産希少植物図鑑」には、静岡県は分布の北限自生地で、湖西市に群生するとあります。調べて見ると、湖西市神座地区に「トキワマンサクの里」があります。県内に生えるものであれば、見に行きたいと思います。
果実の殻が残っていました。果皮や苞、花柄などに星状毛が確認出来ます。
マンサク科トキワマンサク属ベニバナトキワマンサク(Loropetalum chinense (R. Brown) Oliver var. rubrum Yieh)。
枯れ葉が、春まで落ちずに残る特徴があります。いっぺんに落ちてくれないので、掃除が大変・・。
こちらがシナマンサクの花です。例年に比べて、今年は少し開花が遅いようですが、全体の様子を見ると、ベニバナトキワマンサクより早いと思います。
マンサク科マンサク属シナマンサク(Hamamelis mollis Oliv.)。
マンサク科の植物は、樹勢が良くマメに剪定しないと、枝が踊ったようになって困ります。
夕方見た愛鷹連峰は、雪が降っているようでした。明日は白くなっているかな?
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