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2019年2月15日 (金)

季節だより観察会(2月)

もう5日過ぎてしまいましたが・・。

10日の「季節だより観察会」に参加して来ました。今年は、事情があって他の観察会にはあまり参加出来ないかもしれません。

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寒さの中、みんな熱心に観察していました。

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これは、コクサギの冬芽です。

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コクサギの果実殻です。もう種子は飛散した後のようです。ミカン科なので、葉だけでなく、枝も柑橘系の香りがします。

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タマアジサイとハナイカダの冬芽と葉痕です。帽子を被った人の顔みたいですね。葉痕には、維管束(痕)が見えています。

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これは、シルクを纏ったような、ミツマタの蕾です。付近の山林でも、所々で見る事が出来ます。

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シュンランの萼片や花弁が姿を現していました。

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もう少しすると、咲き始めると思います。

シュンランは、光合成を行って生育の養分を得ていますが、菌類からも養分を得ている部分的菌従属栄養植物です。ラン科植物は、そういう難しい生き方をしているので、身近な林に生えていても、栽培は難しい植物です。採取したりせず、菌類の充実した環境で、長生きして子孫を増やしてもらいましょう。

また、発芽にも菌類の助けを借りますが、葉が出てもすぐに光合成を行わず、ある程度の大きさになるまで、ショウガ根のような姿で地下生活を送るそうです。この他にも、同じような生き方をする野生ランがあるそうですが、そちらについてはまたの機会に・・。

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こちらは、危険植物・・ツタウルシです。皮膚の弱い人は要注意です。モジゴケの生える樹皮に、貼り付いていました。

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トラノオシダです。ソーラスを接写して見ると、袋が破れ胞子が飛散し始めているようでした。

さて、明日は公園の当番です。別のトラノオを観察して来ます。

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