クモノスシダ
用事があって行った隣県で、クモノスシダに出会いました。このシダを見たのは、これが3度目です。
好石灰岩性植物で、石灰岩につく事が多いそうです。ただ、長野県で沢山生えている所を見付けましたが、そちらは石灰岩ではなかったと思います。
個体数は少なかったのですが、まさかこの日出会えるとは思いもしませんでした。
左は、足元に近いところに生えていました。葉の先端に不定芽が見えます。胞子以外に、不定芽でも増えるそうです。
クモノスシダのソーラスです。もう胞子が飛散した後かも知れません。
チャセンシダ科チャセンシダ属クモノスシダ(Asplenium ruprechtii Sa.Kurata)。
静岡県では、西部の石灰岩地(引佐、浜北)で自生が確認されています。我が富士市では、まだ確認されておりません。
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