春を告げる植物(浮島ヶ原)
ノウルシやサワトラノオ以外で、気になった植物を集めてみました。
「あっ、咲いている!」木道から中に入るわけに行きませんので、コンデジのズームで撮りました。
こちらは、木道から腕を伸ばして・・。モニターが見れないので、何枚も撮りました。花が普通に見られるのは、もう少し先になると思います。
前記事で、サワトラノオが気難しい植物だと書きましたが、このヒキノカサも気難しいところのある植物のようです。沼津市の休耕畑で、この植物の群生を見た事があります。ところが、翌年行って見るとずっと数を減らしていました。何が原因だったのだろう?
浮島ヶ原自然公園内では、何種類かのヤナギも見る事が出来ます。
以前、書き込みでイヌコリヤナギと教えて頂きました。他種との違いもそうですが、コリヤナギとイヌコリヤナギの違いも、まだちゃんと把握出来ていません。誰か教えて頂けませんか?
植物観察をし始めた頃は、こういう毛の生えた花をつけるのを、みんなネコヤナギと呼んでいました。
左の写真に写っているのはトビムシの仲間でしょうか?右は写真が逆さま?いいえ、シダレヤナギなので・・。
こちらは、ナズナの花です。花は、タネツケバナと良く似ています。
果実は、三味線のバチに似ています。熟して、花茎が枯れ始めているのに、先端部には花がついています。他を見ても同じでした。アンバランスな性格のようですね。
バチを割ると、小さな種子が出て来ました。薄く反り返ったような種子です。
中央に仕切り板があり、種子が付いていました。バチは、風で飛ばされるのでしょうか?
熟すと、鞘の蓋が捲れ種子を撒きます。見比べると種子も違いますね。こちらはマメに似ています。
どちらもアブラナ科で似た花を咲かせるのに、この果実の形状の違いはどうして?
今日は暖かい一日でした。萌の早朝散歩の時、今春初の「ホーホケキョ」の鳴き声が聞こえて来ました。このまま暖かだと嬉しいのですが・・。
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