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2019年1月 4日 (金)

カヤラン

庭の低木を剪定していると、ツツジの木にカヤランが着生していました。

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敷地内に幾株か見付けてありますが、これが昨日見付けたカヤランです。発芽してからこれくらいになるのには、かなりの歳月が必要だと思います。如何に庭木の手入れを怠っているか分かりますね

発芽して間もない頃から、観察したいものです。

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こちらは、別の庭木に着生していました。

台風の後に、スギ林の中を探索すると、枝に着生したまま落ちているのを良く見かけます。何故か、そのまま置くと枯れてしまうそうですので、救済が必要です。

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こちらは、カヤランの蕾と果実です。蕾は果実と一緒に見る事が出来ます。果実が熟し、種子が飛散するのは、4月頃です。場合によっては、花と一緒に右のような状態の果実が残っている事があります。

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花期は、3~5月頃とありますが、我が家の近くでは4月下旬頃から5月上旬が見頃になります。

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小さな花で、「観賞価値は低い」と書かれているWeb記事が多いですが、接写して見ると案外綺麗な花です。

今迄、着生を確認した樹種としては、スギ、ヒノキ、サクラ、ウメ、アセビ、カシ、アカシデ、タブノキ、カキ、クヌギなどがあります。あまり樹種をえり好みしない着生ランだと思います。

ラン科カヤラン属カヤラン(Thrixspermum japonicum (Miq.) Rchb.f.)。

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