国立科学博物館②
元技術屋なので、興味の対象は動植物だけではありません。
左はからくり人形です。ただ前に進むだけでなく、いろいろ複雑な動きもします。コンピューターはもちろん、CADやCAMなどの無い時代に、歯車のサイズを合わせるだけでも大変な事だと思います。何時の時代も頭の良い人はいるものですね。
右は、エレキテルです。江戸時代に、平賀源内が模造復元した静電気の発生装置です。昔、学校で教わりましたね。
ロケットのエンジンです。限られたスペースに詰め込んで作られたので、雑な構造に見えますね。こういう不規則な装置を作るのは、大変だと思います。
左は、宇宙実験・観測フリーフライヤー(SFU)と呼ばれている回収・再生可能な装置です。いろいろな機器を搭載するために、強度はもちろんですが、コンパクトに軽く作る事が要求されているそうで、この八角形のトラス構造が考え出されたと学芸員の方から教えて頂きました。
右は、ニュートリノを観測するための、光電子増倍管です。純水が入ったタンクの壁に、これが1万個以上並んでいるそうです。ニュートリノをとらえる巨大なタンクは、岐阜県の神岡鉱山の地下にあり、スーパーカミオカンデと呼ばれています(テレビの特番で見ました)。
この光電子増倍管は、静岡県浜松市にある浜松ホトニクス株式会社が製造しました。県民として誇らしい事です。
月や火星に実験基地が出来るのも、そう遠くない事かもしれません。でも、私は、天国で竜や萌と遊んでいると思います。家族には、天国に行けるか分からないと嫌味を言われました。
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