ハルザキヤツシロラン実生実験容器
久々に、ハルザキヤツシロランの実生実験容器を覗いて見ました。
第一の容器に、シダが生え始めました。ワーディアンケース内に入れて、寒冷紗をかけて置いたのがずれていたためだと思います。
右はシダの赤ちゃんです。白い髭のようなものが見えています。以前から気になっていたのですが、これが根なのか疑問を持っています。と言うのは、スギの葉に覆われていたベニシュスランの根元に、同じようなものが生えているのを見た事があるからです。でも、別の時期に見ると姿を消していました。
こちらが、ベニシュスランの茎に生えていた髭のようなものです。これは何でしょう?カビそれとも共生菌から養分をもらうために出現した器官?
透明感のある岩ノリのようなものから、通常見る葉が伸びて来ます。右の写真にはまっすぐ伸びた根が写っています。シダの成長を観察するのも面白いですね。この前の段階が観察出来ないだろうか?
ハルザキヤツシロランの共生菌か分かりませんが、元気な菌糸が姿を現していました。
部材を捲らないで、観察出来る塊茎はこれだけです。この状態では、開花に至る事は無いでしょう。部材に覆われている塊茎がどうなっているのか、覗きたい気持ちをこれで我慢しています。
ワーディアンケースの横で咲いている、シャコバサボテンの花を掲載します。
オシベとメシベを接写。この距離は、自家受粉を避けるため?
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