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2019年1月13日 (日)

種子いろいろ

再生畑の野菜栽培で、いろいろな種を手に取る機会が多くなりました。植物は、花形も様々ですが、種子の形状にも其々に違いがあります。今日は、身近なところに生える植物の種子を観察してみました。

Ap1130499 Ap1130498

薄く平たい種子が重なって入っているのは、コバノギボウシです。風で飛ばされ易い様に平たく出来ているのでしょうか?

Ap1130542

こちらは、タイワンホトトギスの果実のドライフラワーです。写真は横向きにしてありますが、果皮の先端部が裂け、風に飛ばされて種子が飛散する構造です。一気に零れ落ちないようになっていて、ユリなどと似ていますね。

Ap1130546 Ap1130545

中には、赤茶色の種子がまだ残っていました。

Ap1130503

果皮に裂け目が見えているのは、ハゼランの果実です。もう少しで種子が零れ落ちると思います。

Ap1130501 Ap1130510

果実を指でつぶすと、黒い種子が姿を現しました。

Ap1130537 Ap1130535

こちらはタネツケバナの果実です。小さいですが、同じアブラナ科のアブラナやキャベツの果実に似ています。

Ap1130521 Ap1130524

果皮が捲れあがって、種子が零れ落ちます。面白いですね。

Ap1130528 Ap1130529

こちらが、タネツケバナの種子です。発芽率は良いようで、除草しても次々と生えて来ます。

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角の生えたような果実は、ダイモンジソウです。

Ap1130442

こちらが種子です。発芽率は良いですが、そのままで置くと開花株まで育つのはそれほど多くありません。

Ap1130450 Ap1130451

羽の付いた変わった形の果実は、シュウカイドウです。

Ap1130462

羽を摘まんで引き裂いて見ると、小さな種子がびっしり詰まっていました。

Ap1130463

蒔いてみた事はありませんが、種子の数からするとそれほど発芽率は高くないように思います。シュウカイドウは、葉腋にムカゴを付けそれでも増えます。ムカゴは親株の近くに子孫を残し、種子は離れたところに子孫を残すのかな?

種子を見比べ、形状の違いの意味や、子孫を残すための戦略を想像するのも楽しいものです。

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