散歩道の植物
今日は、冷たい風の吹く一日でした。
富士山も寒そうでした。下界とは比較にならないような強風が吹いていると思います。
午後、落ち着きの無い相棒を残して、近くの山林を歩いて来ました。
遠目からも存在感のある太いヒノキです。私の年齢より、ずっと上だと思います。その下に生えていたのは、オオシラガゴケでしょうか?
コンデジで接写してみました。「葉に透明細胞があるために、湿っていない時にはこれが白く光を乱反射する」そうです。
こちらはシダ植物・・ハコネシダです。裏返して見ると、ソーラス(胞子嚢群)が上部縁の窪みに1個ついています。シダ植物は、ソーラスの付き方がいろいろあります。どうしてそうなったのか、進化の理由が分かると面白いですね。
「現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種 」とされているエビネも、復活して来ているように思います。欲しい人は、山野で採取したりせず園芸店で買いましょう!
強風で飛ばされて来たのは、テイカカズラの種子でしょうか?フユイチゴの果実も、幾つか見かけました。
こちらのドライフラワーは、クモキリソウです。こう寒いと、偽球茎が凍り付かないか心配です。
オモダカの植えてあった鉢を除けると、ラッキョウの赤ちゃんみたいなものが出て来ました。
これって、オモダカの塊茎ではないでしょうか?種子が発芽したとすれば、大きいような気もするし・・。調べてみると、「種子の他に、地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、それによって繁殖する」とあります。
この塊茎は、鉢の中に植え付けました。植物は、育てて見て知る事も多々あります。
さて、明日は公園の当番です。風が吹かないと嬉しいけど・・。
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