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2019年1月12日 (土)

ウキツリボク(チロリアンランプ)

今日は、一日中曇り空で、肌寒い一日でした。山は雪かな?

家の庭にあるアブチロンの仲間を撮ってみました。

Ap1120411

アブチロンの仲間はいろいろありますが、これはウキツリボクという和名が付けられていて、園芸分野ではチロリアンランプの名でも知られています。

Ap1120400 Ap1120401

常緑の半つる性植物です。

Ap1120399 Ap1120391

葉腋に次々と蕾をつけます。

Ap1120367 Ap1120372

赤い部分は萼で、その先端が裂け黄色い花弁が顔を覗かせて来ます。

Ap1120390

花の中を接写して見ました。オシベとメシベが確認出来ます。

Ap1120379 Ap1120377

開花が進むと、黄色い花弁の先端からオシベが突き出して来ます。オシベは多数、メシベは5本くらい確認出来ます。

Ap1120405 Ap1120409

葉は、互生して托葉があります。先端部は鋭角に尖り、縁には不揃いな鋸歯があります。右は斑ではなく、切り詰めた枝から出て来た新しい葉です。

Ap1120406

葉の基部や主脈に細かい毛が生えています。

この植物は、ブラジル原産だそうですが、山間の我が家でも屋外で冬越します。花期は、春から秋にかけてとありますが、冬でも咲いています。とても丈夫な植物で、挿し木でも楽に発根します。

アオイ科イチビ属ウキツリボク(Abutilon megapotamicum A.St.Hil. et Naudin)。

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