ウキツリボク(チロリアンランプ)
今日は、一日中曇り空で、肌寒い一日でした。山は雪かな?
家の庭にあるアブチロンの仲間を撮ってみました。
アブチロンの仲間はいろいろありますが、これはウキツリボクという和名が付けられていて、園芸分野ではチロリアンランプの名でも知られています。
赤い部分は萼で、その先端が裂け黄色い花弁が顔を覗かせて来ます。
開花が進むと、黄色い花弁の先端からオシベが突き出して来ます。オシベは多数、メシベは5本くらい確認出来ます。
葉は、互生して托葉があります。先端部は鋭角に尖り、縁には不揃いな鋸歯があります。右は斑ではなく、切り詰めた枝から出て来た新しい葉です。
葉の基部や主脈に細かい毛が生えています。
この植物は、ブラジル原産だそうですが、山間の我が家でも屋外で冬越します。花期は、春から秋にかけてとありますが、冬でも咲いています。とても丈夫な植物で、挿し木でも楽に発根します。
アオイ科イチビ属ウキツリボク(Abutilon megapotamicum A.St.Hil. et Naudin)。
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