不法投棄監視パトロールで出会った植物②
続きです。
蛇の嫌いな私は、ジャゴケの模様も苦手です。気持ち悪いでしょ?
こちらは下の無性芽器があったので、ゼニゴケでしょうか?ゼニゴケとジャゴケは似ているけど別科なんですね。乾燥した断崖では、このような地衣類も沢山見る事が出来ます。
土砂崩壊防止用の金網には、スミレモが生えていました。スミレ??これを、容器に入れて培養していたら、スミレの匂いがした事から名付けられたそうです。ダイダイモとかの方が良い様な気がしますが・・。
トウゲシバには、胞子がついていました。同じくヒカゲノカズラ科で、樹上に生えるスギランの胞子も、同じような感じにつきます。
霜に覆われているのは、シシガシラのようです。このシダは、愛鷹山系で沢山見かけます。
キッコウハグマの葉と、ドライフラワーです。閉鎖花が出来るのは、どんな条件の時なんだろう?近くの山林では、閉鎖花ばかりでした。
左はヒトツバショウマかな?近くの渓には結構生えているけど・・。右は、アケボノソウの冬葉です。この林道沿いでは、沢山見る事が出来ます。
ツルリンドウも彼方此方で見る事が出来ます。右は、下の渓で見られるイワナンテンかと思ったけど、葉が厚く艶が無いから違うようです。何でしょう?
ツルリンドウの果実が残っていました。種子には狭い翼があります。ホソバノツルリンドウの種子にも翼がありますが、ツルリンドウは液果でホソバノツルリンドウは蒴果です。それに、後者は老眼で見るのも辛いくらいとても小さな種子です。
この林道沿いや、見上げる尾根にはC4植物・・ススキの群生したところがまだ残っています。もしかしたら、一昨年から興味を持って観察して来たホソバノツルリンドウや、幼い頃見た幻の植物がまだ生き残っているかも?体力のある内に、急勾配の斜面を上ってみようと思っています。
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常時ベストさん、お早うございます。
ヤマグルマを、Web図鑑で調べてみました。
他に撮った写真と見比べても、同じだと思います。
有難うございました。
また教えてください。
投稿: やまぶどう | 2019年1月31日 (木) 07時47分
はじめまして。
イワナンテン?としていた常緑樹の実生ですが、ヤマグルマのように見えますね。
投稿: 常時ベスト | 2019年1月30日 (水) 23時21分