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2018年12月

ご挨拶

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2018年最後の日になりました。写真は、萌の朝散歩の前に撮った富士山です。何時もより30分ほど遅い散歩でしたので、朝日を浴びた姿を撮る事が出来ました。

私のブログをご訪問くださった皆様、今年も拙い記事を見て頂き誠に有難うございました。歳月の経つのは早いもので、開設から8年が過ぎようとしています。一日一記事を目標に頑張って来ましたが、探索範囲が限られている事もあり、毎年代り映えしない記事が続いてしまいました。カウンター数値が、目標としている100万アクセスになる頃まで・・後2年くらいは、このブログを続けたいと考えています。

一昨年頃から今年にかけて、幾つかの新しい経験をする事が出来ました。いろいろな思いがあり、夏頃から富士山の探索も殆ど行きませんでした。来年は原点に戻り、静岡県内の探索エリアを広げたいと思っています。

来年も、懲りずにご訪問頂けると嬉しいです。

では、皆様良いお年を!

管理人:やまぶどう

青龍山本覚寺

義父のお墓は、静岡市の本覚寺にあります。

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本覚寺は、日蓮宗の古刹です。

山門をくぐると、正面に本堂への参道が続いています。途中、右手に「本覚の小径」の案内板が立っています。この小径は、参拝者に境内の自然に親しんでもらう目的で、最近作られました。

参道脇では、センリョウ、マンリョウ、アリドオシなど縁起物の植物が目につきます。

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山門から左手には、作務所があります。

付近には、今までなかった睡蓮鉢が幾つかありました。これから増やしていく予定だそうです。本覚の小径もそうですが、お上人様は植物がお好きなようです。

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左の建物には、葵の御紋が掲げられていました。徳川時代には、幾度か朱印状を受けたそうです。

右は、鐘楼です。架空ケーブルが邪魔ですね。

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本仏堂と本堂です。本仏堂は南北朝時代、本堂の内部は鎌倉時代、外部は江戸時代のものだそうです。

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初めて訪れた時、この大樟がとても印象的でした。左側の樟は、昭和59年の説明板によると、樹高35m、目通り7m、枝張り35mとあります。墓地近くにある樟も、電柱と比べてみると25mほどはあると思います。

この寺の境内では、初めてハナヤスリの仲間に出会いました。見慣れない一枚葉の植物に気付き、良く見ると胞子葉が出ていたので、シダの仲間と分かりました。

義母の家の植物

昨晩から今朝にかけてとても冷え込み、たまり水が凍っていました。萌のリードを持つ指が凍傷になりそうでした。これからの散歩が辛い!

今日は、義父の墓掃除に行って来ました。その帰りに寄った、義母の家の植物を撮ってみました。

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義母の家では、パフィオが屋外で越冬します。

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一鉢は、既に開花していました。栽培土や管理法など、教科書に書かれたものとはかけ離れていますが、こうして沢山の花を咲かせています。教科書が正しいとばかり言えないようです。

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何年義母の家にいるのか分かりませんが、毎年増え続け幾鉢かに株分けしていました。我が家の過保護パフィオよりずっと元気です。

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ハイビスカスも屋外で越冬出来ます。まだ蕾が残っていました。

たまに見るキンギョソウは、新鮮な感じの花です。

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素人農業で使っているコンパニオンプランツのマリーゴールドと、義母の大好きなペチュニアの花です。

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パフィオが屋外で越冬出来るくらいですから、シンビジュームも一年中屋外で枯れずに頑張っています。

右は、以前から気になっていた一枚葉の斑入りシダです。

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葉裏の胞子を撮ってみました。ウラボシ科ヒトツバ属ヒトツバだと思います。少し分けてもらいました。

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こちらは何でしょう?デュランタ(ハリマツリ、タイワンレンギョウ)の果実です。見る事は稀です。

明日は、いろいろな用事を仰せつかっています。大人しく言う事を聞いておかないと、正月の酒の肴に影響するので大変です。

縁起物の赤い実

ネタ切れなので、以前掲載した記事のリニューアル登場です。一年もあっという間で、間もなくお正月がやって来ます。そこで、縁起物とされている赤い果実の内で、「両」の付くものを集めてみました。

【一両:アリドオシ】

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アカネ科アリドオシ属には、いろいろな種類があります。写真は、鎮守の森に生えるホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)です。お金が「有り通し」・・お金に困らないという事ですね。

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こちらは、アカネ科ツルアリドオシ属ツルアリドオシです。属は違いますが、同じく有り通しと言い事で掲載しました。

【十両:ヤブコウジ】

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萌の散歩道でも、時々見かけるヤブコウジです。サクラソウ科ヤブコウジ属。

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リンゴのような果実ですね。実付きの良い所と、全然生っていない所があります。花が咲かないのか、ポリネーターがいないのか分かりませんが・・。

【百両:カラタチバナ】

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サクラソウ科ヤブコウジ属。写真は赤色ですが、白い果実のものもあります。

【千両:センリョウ】

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センリョウ科センリョウ属。標準和名のまま、お目出たいですね。

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果実の色は、このような朱色のものもあります。

【万両:マンリョウ】

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サクラソウ科ヤブコウジ属。野鳥が運んだ種で、家の周りだけでなく、近くの山林でも見る事が出来ます。こちらも、お目出たい標準和名ですね。白色の果実をつけるものもあります。

【億両:ミヤマシキミ、ツルシキミ】

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ミカン科ミヤマシキミ属。ミヤマシキミが母種でツルシキミは変種です。マンリョウの果実よりも大きい事から、億両とされたそうです。

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こちらは隣県で撮りました。ミヤマシキミとツルシキミの違いがはっきりとは分かりませんが、生えている様子からツルシキミだと思います。

千両、万両は、幼い頃から知っていましたが、一両、十両、百両、億両は、植物観察をするようになってから知りました。縁起物は、こじつけばかりですが、プラス思考の表れで良いと思います。

米の相場で換算すると、一両が75,000円くらいだそうです。アリドオシが75,000円で、ミヤマシキミは、75,000億円/7.5兆円・・玄関飾りは、ヤブコウジくらいにしておくかな・・。

家の周りに咲く花

萌の夕散歩の後、家の周りに咲く花を撮ってみました。

一番手は・・。

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隣の畑に、一輪だけ咲いていた梅の花です。例年、この梅の木は数輪だけ早く咲きます。

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こちらは、少し前にも登場した我が家のカワヅザクラです。咲いて間もない花は、桃のような花色をしています。

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本場の河津では、1月下旬頃から約一ヶ月くらい咲くそうです。山間の地なのに、この枝だけ本場よりも早く咲きます。

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ロウバイの花も、見頃になりました。周辺に芳香が漂って来ます。

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季節外れに咲いた園芸種のタツナミソウと、咲き揃った八重咲のニホンズイセンです。スイセンの花は、ランのように花の寿命が長くて楽しめます。

フライングしたアセビの花を探すと・・。

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咲いていました!

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アセビの花期は、2月下旬~4月上旬頃ですから、かなりフライングしていますね。

アセビは、鹿に食べられません。富士山麓で、希少な野生ランがアセビに守られている場所があります。挿し木で増やせるそうですから、再生畑の周辺にも植えてみようかと考えています。

今夜あたりから、冷え込むとの予報です。今まで比較的暖かだったから、人間はもちろんですが植物達もかなり堪えると思います。エンドウマメの霜除用笹を点検して追加しました。

再生畑②の自然観察

再生畑②は、年内予定の範囲まで伐採が終りました。作業の合間に撮った写真を掲載します。

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左の木は、鉈で切ったようでしょ?これはシカの角砥ぎの痕です。シカも、恐ろしい野生動物なんです。右のアオキは、シカの食害に遭って、葉が殆どありません。シカの大好物のようです。

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伐採前は、こんな様子ですので、撮るものと言ったらキノコくらいしかありません。

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こちらは、チャノキの枯れ枝に生えたキノコの菌糸です。チャノキを食べて生きている、このキノコは何でしょう?

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枝を白く覆っているのもキノコです。菌類の中で、子実体を作るのがキノコで、作らないものはカビと書かれていました。

仮払機の歯軸に、不気味なものが纏わりついていました。

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人の髪の毛のようでしょ?「山姥の髪の毛」と呼ばれる根状菌子束です。富士山麓の林内でも良く見かけますが、量が多かったので一層不気味でした。

子実体を探すと・・。

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スエヒロタケが生えていました。人に感染するキノコとして、このスエヒロタケとヒトヨタケが知られているそうです。どちらも、身近なところで見かけるキノコです。肺の免疫が弱い人は、要注意だそうです。

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若い子実体は、綿毛のようなものが多くついています。笠裏のヒダも特徴がありますね。

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左は、古くなった子実体です。綿が外れて、赤褐色の地が見えています。右は、同じ細枝に生えて打たので、スエヒロタケの菌ではないかと思います。

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クヌギの木の枝には、キクラゲがついていました。いろいろな種類があるようですが、食用になるものが多いようです。栽培に挑戦してみましたが、全然姿を現さず失敗でした。

キノコ以外で気になったのは・・。

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こちらは、裂開したコカモメヅルの果実(袋果)です。

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種子は、爪のような形です。風に飛ばされ、地面に突き刺さりやすいために、こんな形をしているのかも?

今日は、不法投棄監視パトロールを行って来ました。相変わらず、ポイ捨てなどが後を絶ちません。平気で、他人の土地や道路にごみを捨てるような輩は、人として恥ずかしいですね。

アシタバ

この時期、アシタバは果実期になります。でも、中には・・。

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蕾をつけているものもあります。右は、開花し始めです。

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やがて花弁が落ち、子房が膨らんで来ます。右は、アシタバの葉と茎から出る汁です。

海岸近くには、アシタバに似たハマウドが生えています。ハマウドとアシタバの違いは幾つかありますが、基本的にハマウドの花は春に咲き、アシタハの花は夏~秋に咲きます。茎を切った時出る汁の色は、アシタバの方が黄色く、またハマウドは茎に赤い筋があります。その他に、葉の鋸歯でも区別出来ます。

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花を接写ズームしてみました。花弁5個、オシベ5個。

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果実の熟す時期にも、かなり個体毎の差があります。

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熟した果実。翼が目立ちますね。発芽率は高く、僅か2本の苗から20年近く代を繋げ、フキと勢力争いをしています。

セリ科シシウド属アシタバ(Angelica keiskei (Miq.) Koidz.)。

比較のために、富士山麓に生えるシシウドの果実も掲載します。

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似ていますが、アシタバのように隆起した筋が目立ちません。

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熟した果実です。アシタバより翼が広いですね。

セリ科シシウド属シシウド(Angelica pubescens Maxim.)。

私は、アシタバを茹でてゆずぽんで食べるのが好きです。シシウドは食べられないと思っていたら、食用になると書かれたWeb図鑑もありました。食べた事のある方、いませんか?

2018年の思い出⑦

今年のブログ記事をまとめた「思い出」シリーズは、これで最後です。植物観察が主のブログですが、野鳥などにも興味があり、時々撮っています。

でも、ロケットランチャーのような望遠レンズは持っていないので、高倍率のコンデジでの撮影が殆どで、画質の悪い写真ばかりですが・・。

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初めて、飛んでいるダイサギの真下から撮る事が出来ました。

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スポーツモードにしてなかったため、この2枚撮るのがやっとでした。

裏庭植物園では・・。

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カワヅザクラの木に、ヤマガラがやって来ました。最近、あまり見かけなくなりました。

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こちらは、クリの木にやって来たアオゲラです。

ササやチャノキの伐採をしている再生畑②では・・。

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メジロがやって来ました。メジロのために用意したミカンは、この後ヒヨドリに食べられてしまいました。

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こちらは、ルリビタキです。

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再生畑①でも見かけました。ヤマガラ、ジョウビタキなどと同じように、人馴れしていて近くに寄って来ます。孤独な作業の合間に、小鳥たちに癒されています。

調整池の近くでは・・。

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ツグミとオオバンを撮りました。最近、カルガモを見かけなくなり、何処でもオオバンが目につくようになりました。オオバンの足・・変わった水掻きですね。

田子の浦埠頭では・・。

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ユリカモメが泳いでいました。同じカモメ属のウミネコと違い、優しい顔をしています。

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キンクロハジロも・・。後頭部にある冠羽が可愛いですね。

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こちらは、雨の後に撮ってみました。

愛鷹山の渓流で・・。

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ハコネサンショウウオの調査に参加しました。以前に比べて、サワガニやハコネサンショウウオが、かなり少なくなったと思います。酸性雨の影響との話もありますが・・。

山梨県の水族館で・・。

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ニジマスとキングサーモン(マスノスケ)を交配した新種・・「富士の介」を見る事が出来ました。

富士山麓で・・。

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至近距離に、アサギマダラがやって来ました。

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遅咲きのイケマの花を見ていると、葉裏に幼虫がいましたので、観察のために連れ帰りました。

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数日すると、緑色の蛹になり、更に褐色になって来ました。そして、風に揺れる蛹から下にある葉に触れ止め防止の糸が伸びていました。面白いですね。

蛹になってから、虫篭の蓋は開けたままにして置いたので、羽化したアサギマダラは何処かへ飛び立って行きました。

再生畑①では・・。

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羽化したばかりのヒグラシを、観察する事が出来ました。

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農作業が終った頃には、セミはいなくなっていました。

「みどりの学校」では・・。

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ミヤマクワガタに会いました。最近では、あまり見かける事がありません。

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ミヤマの名がついていますが、私が幼い頃(温暖化になる前)には、比較的低山でも見る事が出来ました。

中央公園のクラフト展で・・。

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ハート形の紋付きを着たカメムシ・・エサキモンツキカメムシを見る事が出来ました。

今日は、朝からシキミ畑の農薬散布にやって来ました。前回散布した石灰硫黄合剤の臭気がまだ消えない内にです。この臭気は、数ヶ月続きます。一年中、農薬の臭いが絶える事がありません。正月も、悩まされる事になります。民家への配慮など持ち合わせない最悪の農家です。何とかならないだろうか・・。

2018年の思い出⑥

ネタ切れ蔵出し記事が続きます。⑥は、今年出会った斑入り葉を持つ植物です。

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一番手は、マネキグサです。群生していますが、斑入り葉に出会うのは稀です。

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こんな花が咲きます。奴凧みたいでしょ?

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こちらは、再生畑①で見付けたキツネノマゴです。

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これも、沢山見かける植物ですが、斑入り葉を持つ個体は極稀です。

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落葉広葉樹林で見付けた斑入り葉・・ホウチャクソウだと思います。

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ヘビイチゴの斑入りも、稀に見る事があります。

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こちらは、我が家の植栽・・フキです。

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オオバコの斑入り葉も見つけました。

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こちらは、何年か代を重ねているツユクサです。一年草ですので、実生で斑が引き継がれます。

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斑は一定しておらず、場所によって様々です。このようなアルビノに近いものも見かけます。

山野の植物探索では、斑入り葉を持つ植物との出会いも嬉しいものです。比較的斑入りの出やすいものもありますが、数百・数千と見る植物でも、なかなか斑入りを見る事の出来ないものもあります。例えば、富士山に大群落を形成しているテンニンソウは、今まで一度だけしか見た事がありません。

2018年の思い出⑤

静岡県内・富士市内での希少種との出会いは、他地域とは比較にならないほど嬉しいものです。

早春の渓を訪ねました。

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静岡県内で見る事の出来る雪割草の仲間は、ミスミソウだけだと思っていました。ところが、この場所にはスハマソウが生えていたのです。

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個体数は少なく、落ち葉をかき分け8株ほど確認しただけでした。

そして、花が開く頃・・。

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詳しい研究者を伴って、再訪しました。急斜面を上り、前回よりもずっと沢山の個体を確認する事が出来ました。

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今まで見て来たミスミソウに比べて、かなり小さな花です。Hepaticaに関する論文の完成を、楽しみにしております。

その近くには・・。

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バイカオウレンの花も、見る事が出来ました。一般的な自生地では、群生している植物ですが、富士市内では希少種と言えます。

隣県の雪割草も見に行って来ました。

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花弁のような萼片を沢山付けた、ミスミソウの花です。

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セツブンソウの自生地にも・・。

静岡県内でも、各所に記録があるようですが、富士市では未確認です。

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環境が変わってしまい、絶えてしまったと思っていたシロバナヒナスミレが、生き残っていました。最盛期のように、数十株に復活してくれると嬉しいのですが・・。

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静岡県内では、複数の場所で見る事の出来るキスミレです。その殆どが、植栽を思わせる管理された場所です。でも、この個体は山頂付近に点在していました。数株でも有難さが違います。

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富士市内各所で見る事の出来るツボスミレですが、今年は右のような花色の個体に出会いました。珍しいでしょ?

県中部で・・。

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今迄、カイコバイモは見た事がありましたが、コシノコバイモは初めて見ました。特徴は供えていますが、本場のコシノコバイモと少し感じが違います。

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県西部にも稀に生え、母種はミノコバイモだそうです。花色も含めて、変異の多い植物のようです。

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ピンクの花を付ける、キランソウの仲間がある事は聞いていました。でも、目にしたのはこれが初めてです。葉の艶などから、タチキランソウのようです。花の最盛期は過ぎていましたが、似たような葉を幾つか見かけました。

身近なところでは・・。

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我が家の近くに生えているのは、左の花を付けるナガバハエドクソウです。上部の肩が張ったハエドクソウを探していましたが、県中部と山梨県でついに出会う事が出来ました。次の目標は、富士市内での出会いです。

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葉にも違いがあります。

次は、どこでも見かけるドクダミの花ですが・・。

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富士市内で、こんなに変わった花に出会いました。変異の多い花ですが、これほどになると素晴らしいですね。

久々に訪れた草原では・・。

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スズサイコに出会いました。気にして探すと、彼方此方に生えていました。

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運良く開いている花を見る事が出来ました。「花は、日が当たる昼間は閉じている」・・どうしてでしょう?

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葉緑素を持つ半寄生植物としては、今迄ヤドリギとヒノキバヤドリギを見た事があります。これは、三保の海岸近くで見たマツグミです。場所によっては珍しくないのかもしれませんが、私にとっては初めての出会いです。

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これは、ホソバノツルリンドウの果実です。今年は、この種子を見たいと思っていました。接写ズームしているから分かり難いですが、翼を含めて1mm以下のとても小さな種子です。ランのように、自力発芽の出来ない種子なのかもしれません。

植物に興味のない家族を説得して、長野県に行って来ました。

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ずっと見たいと思っていたヒカリゴケです。

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柵の中なので、接写出来ませんでしたが、いつか手を触れるような場所で見たいものです。

何年か山野を歩いて来ましたが、やはり自らの探索で自分にとっての希少種と出うのが一番楽しい!原点に戻り、今後の方向性を考える時期が来たようです。

2018年の思い出④

④は、野生ランを集めてみました。比較的容易に出会えるものもありますが、私にとって思い入れのあるものを掲載しました。

今年は、ハモグリバエによる果実の食害調査の協力という事で、キンラン属の植物を探して歩きました。いざ探すとなると、果実の生った個体が少なく、あまり協力出来ませんでしたが・・。

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ササバギンランの花です。

図鑑には「わずかに開く・・」と解説されています。でも、中にはへそ曲がりがいて、このようにちゃんと開く花もあります。

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こちらは、他県で見たギンランです。

「距が長く突き出る」と解説されているギンランですが、距が無い・・。ヤビツギンランという変種名が付けられていて、六弁花だそうです。この場所では、母種と混在していました。私にとっては、初めての出会いです。

そして・・。

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こちらは、県内で見たササバギンランですが、斑入り葉の上に花に距がありません。

固定した変異なのか分かりませんが、花を研究者に調べてもらったところ、六弁花ではなく四弁花だったとの連絡が来ました。来年また出会うのが楽しみです。悪い小父さんに連行されていなければ良いのですが・・。

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「何だ!イチヨウランの葉か?」なんて、声が聞こえて来そうですが・・。

この場所は、本来の自生地である亜高山帯から、標高1,000mくらい下がったところです。発見当初は、3枚の葉がありました。ところが、昨年の春に見た時は鹿の食害なのか、1枚の葉も確認出来ませんでした。絶えてしまったかと、無念な思いで今年見に行ったところ、このように2枚の葉が確認出来ました。地下茎だけで1年間生き残っていたようです。光合成が出来ませんから、共生菌から養分をもらっていたのだと思います。

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他県で見るコアツモリソウの自生地は、希少種とはいえ群生しています。

でも、この場所では、数株確認出来ただけでした。手元にある記録からも、本家が近くにあると思っています。来年、探索予定です。

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こちらは、ギボウシランです。

昨年、この野生ランの存在を知りました。そして、開花の情報を得て、小雨降る林内に行ってみると、予想を上回る個体数が確認出来ました。

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昨年は、暑さのせいか早期から花がかなり傷んでいました。今年は無事に咲いていたので、安心しました。

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次はハコネランです。

県内の自生地は情報拡散され、Webには同じ個体の写真が幾つかアップされています。でも、これはその場所と違うところで出会いました。特に右は、私にとっては意外な上に嬉しい場所で見付けました。

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久々に、クマガイソウの群落を見て来ました。

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ところが、以前見た時と違い、開花株が数えるほどしかありませんでした。数十枚の葉を確認した別の場所では、年々個体数が減りついに姿を消してしまいました。何が原因なのか分かりませんが、この野生ランは群落を作る割に、気難しい植物のようです。

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カキランも、久々に確認に行って来ました。

以前気付かなかった場所にも咲いていて、個体数は増えているように思います。

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深山に生えるコハクランは、遅い訪問になりました。

時間のある時には、受粉の手助けをしています。右の果実が無事熟してくれるのか心配です。と言うのは、熟すまで育った果実をあまり見かけないからです。中には、未熟なまま変色しているものもありました。

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とても小さな花ですが、和名に合っていると思います。

この植物が、台湾に生える「印度山蘭」と同じ学名である事を知りました。台湾の写真を見ると、唇弁の赤味が多いですが・・。

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コハクランの自生地では、とても小さな花を咲かせるミスズランに出会いました。

四年連続で見る事が出来、とても幸せです。見付けても、一度目を逸らすと見失ってしまうような小さな植物です。

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樹皮を覆っているのは、マメヅタランです。

まだ植物観察に興味のなかった頃、何処かで出会った事があります。友人に教えてもらい、やっと見る事が出来ました。この場所は、以前数百メートル手前まで行った事があります。希少植物との出会いは、そんなものです。

他県ですが・・。

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囲いの無いところで、見て来ました。ホテイアツモリソウとキバナノアツモリソウは、どちらも希少種ですが、人間や鹿などの外敵がいなければ、増え易い植物ではないかと思っています。

今年は、お盆頃からあまり山歩きしませんでした。ブログ記事を毎日更新すると、頻繁に出歩いていると思われるかもしれません。何年間か山野を歩いていると、それがつまらなくなって来るのです。たまに出かけるのが、良いですね。

2018年の思い出③

③は、変形菌とキノコの仲間です。

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ツノホコリの仲間は、比較的出会う事が多い変形菌です。ただ、胞子のつき方などから、原生粘菌とする考えもあるようです。これはエダナシツノホコリでしょうか?

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拡大して見ると、角の外側に胞子が確認出来ます。

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こちらは、角の基部に台座のようなものがあります。若い子実体だからでしょうか?

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上と比べると、角が長く分岐しています。ツノホコリでしょうか?

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こちらも・・。

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ツノホコリの仲間に似ていて、大きさも同じくらいですが、先端が細くなっています。これはキノコでしょうか?

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マメホコリは、場所によって微妙に色が違います。

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白い金平糖・・タマツノホコリでしょうか?

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不気味な黄色の物体も、時々見かけます。ススホコリでしょうか?

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萌の散歩道で見付けました。コムラサキホコリの仲間に似ています。

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接写してみました。

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こちらも、色は違いますが上と似ています。胞子部だけでなく柄の色も違います。

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別のところにも・・。こちらは、シロウツボホコリに似ています。

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どちらも、とても小さくて上手く撮れません。左は、柄の先に透明のガラス玉が乗っているようです。

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左にコナラのドングリが写っています。如何に小さな子実体か分かると思います。

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アミホコリの仲間・・ダイダイアミホコリでしょうか?

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これも時々見かけます。変形菌かキノコか分かりません。若い時は、斑点ともに薄いクリーム色のようです。

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こちらは、黄色い金平糖・・キノコでしょうか?

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これは、冬虫夏草の仲間・・ハナサナギタケだと教えて頂きました。どんな蛹から出ているのかは未確認です。

変形菌やキノコにも興味を持っていますが、不勉強なので「?」マークばかりです。ご存知の方、教えてください。

※本日は時間指定でアップします。

2018年の思い出②

二番目も、光合成をしない植物・・寄生植物と菌従属栄養植物です。

【寄生植物】

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オニクの無事を確認して来ました。ミヤマハンノキの根に寄生する一稔性(一回結実性)の植物です。強壮効果があるとの事で、根こそぎ採取され、出会う事は極めて稀です。

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周囲にもミヤマハンノキがありますが、特定の樹下にだけ生えていました。種子発芽に特殊な条件があるのかも?

【菌従属栄養植物】

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ヒメノヤガラです。富士市植物仮目録に記載されていますが、記録と違う場所で確認しましたので追記しました。

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一般的なギンリョウソウは、全体が透明感のある白色ですが、稀にこのようなピンクのギンリョウソウを見る事があります。

そして・・。

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こちらは、更に稀な鱗片まで色づいているベニバナギンリョウソウです。

シャクジョウソウ科やイチヤクソウ科に分類されていましたが、APG分類体系では、ツツジ科に分類されています。

共生菌から養分をもらって生きていますが、その共生菌は樹木が光合成によって作った有機物を得て生きています。これを、三者共生と呼ぶそうです。

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県内では、比較的出会う事の多いムヨウラン類・・エンシュウムヨウランです。ただ、通常は左のように萼片や花弁が殆ど開かず、右のように開くのは稀です。タイプ産地は、天竜区春野町です。学名(Lecanorchis suginoana (Tuyama) Seriz.)に注目です。

次は、初めて目にした植物です。

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こちらは、富士市では未確認のトサノクロムヨウランです。今迄は、図鑑などでもクロムヨウランとされて来ましたが、研究者によって別種である事が調査・報告されました。花の構造の違いもありますが、開花する方はトサノクロムヨウランで、開花しない方がクロムヨウランだそうです。

こちらも、初対面の植物です。

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富士市では確認されていない植物・・マヤランです。共生菌に依存する植物は、地味な花色のものが殆どですが、こちらはご覧のように観賞価値の高い花を咲かせます。でも、光合成をしない植物ですので、通常では栽培出来ません。採取は止めましょう!

そして・・。

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アキザキヤツシロランです。竹林に生えるものは見た事がありますが、スギ林に生えるアキザキヤツシロランを初めて確認しました。とても興味深いです。

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この場所には、スギ林に多いクロヤツシロランも生えていました。菌糸を採取して、実生床として増殖中です。

2018年の思い出①

少し早いけど、ネタ切れ気味なので、今年の思い出を掲載します。一番目は、何と言ってもヤツシロラン類の栽培実験です。

【ヒメヤツシロランの開花】

2016年8月下旬、自生地の土と根状器官を取り除いたヤツシロラン類の塊茎を少し頂き、赤玉土+煮沸した竹林の部材の栽培容器に入れました。一年経った頃、掘り起こして見ると、塊茎は全て枯れていました。でも、菌糸だけでも繁殖させようと、そのまま保管して置きました。

そして・・。 

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今年の6月半ばに、不明な植物の塊茎が伸びて来たのに気付きました。右は6月25日の様子です。

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6月26日に、白い花が咲きました!

私は、当初ユウレイランだと思っていました。でも、コメントを頂き調べて見ると、唇弁の形状などからヒメヤツシロランである事が分かりました。以前、両者は同じものと考えられていたようです。

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南国に生えるヒメヤツシロランを、静岡県で見る事が出来るなんて夢のようです。

夢は、まだ続きます。

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花が終わって少し経つと(7月末頃)、別の場所から根状器官が伸びて来ました。その根状器官を、菌糸の所へ誘引しました。8月半ば頃には、接触部分にイボのようなものが出来ました。

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こちらにも・・。このイボ状の部分は、ヒメヤツシロランが菌糸から養分を吸収する組織のようです。11月頃になると、根状器官は枯れて休眠に入りました。

枯れてしまったと思っていた塊茎が生き残っていたのか、それとも土に紛れていた種子が発芽したのか分かりませんが、この実験容器は来年にも期待が持てそうです。

【ハルザキヤツシロラン実生栽培実験】

クロヤツシロラン、アキザキヤツシロランと、実生~開花に成功しました。そして、静岡県に自生が確認されているもう一つのヤツシロラン類、ハルザキヤツシロランの実生栽培に挑戦しています。

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塵のような微細種子を蒔きました(6月中旬)。

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プロトコームが姿を現し、一部変形を始めていました(7月11日)。

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根状器官が伸び始めました(7月21日)。

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更に根状器官が伸びて来ました(7月31日)。この撮影の後、常緑広葉樹の部材で覆いましたので、この場所での成長の観察は出来ません。

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こちらは、葉上にある塊茎です。菌糸との共生は、意外な場所でも行われるようです。

師匠のハルザキヤツシロランは、既に花茎が伸びて来たそうです。私の方は、常温より少し加温しているだけですので、2~3年後を目標に、自生地と同じ5月頃の開花を目指します。不安なのは、自生地を模した現在の実生床の場合、今までやって来たスギや竹林の部材より、菌糸の生育が劣るように感じている事です。

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オレンジ色の袈裟を纏ったお坊さんを、無事見る事が出来るだろうか?

その後の夢も、幾つか持っています。

雨の日のコケ

早朝の雨は凄かった!こんなに降るとは思ってもみませんでした。萌の散歩は、ヘッドライトとレインコート着用です。

家の周りで見た、コケを集めてみました。名前は殆ど分かりませんが・・。

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石垣の上に生えていたのは、スギゴケとスナゴケの仲間でしょうか?

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ズームしてみました。スナゴケは乾燥しても綺麗です。

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モクレンの樹皮を覆っていたのは、ヒナノハイゴケでしょうか?

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側面には、右のように沢山の蒴をつけたコケがびっしり生えていました。コケも領地争いをして生きています。

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こちらは、ハクモクレンの樹皮に生えていました。タチヒダゴケだと思います。

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鉢を覆っていたハイゴケと、シュロの木の下に植えてあるヒノキゴケです。ハイゴケは、比較的明るい所に生え、ヒノキゴケは薄暗いところが好みのようです。少し日照が良いと、右のように変色して来ます。

ハイゴケは、野鳥が巣作りに使うようで、時々剥ぎ取られた痕が見つかります。

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両方とも、チョウチンゴケの仲間だと思います。

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葉が密集していて葉先が尖っています。これも、チョウチンゴケの仲間だと思うのですが・・。

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こちらも、すぐ近くに生えていました。チョウチンゴケの仲間は、雌雄異株と聞いた記憶があります。

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雨水を吸い込んで見難いですが、綺麗なコケだと思います。ウロコゴケの仲間のように見えます。

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こちらも蒴が沢山出ていました。右は、下のコケにカビゴケが生えたのでしょうか?

この他にも、いろいろなコケが生えていました。種類が多い上に、図鑑を見ても似たものばかりで良く分かりません。顕微鏡で見て同定するそうです。老眼の目では、どうしようもありませんね。

家の周りのドライフラワー

裏庭植物園の剪定で見付けた、ドライフラワーを集めてみました。

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フヨウの果実です。毎年沢山の果実をつけます。

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果皮も種子も毛が沢山生えています。暖かそうですね。

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実生の子も、彼方此方に生えています。でも、種子の数に比べればずっと少ない・・。

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これは、キッコウハグマの痩果です。綺麗でしょ?

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種子が落ちて果皮だけになったサンショウと、ミズヒキの果実です。

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この変わった果実は、カラムシです。葉は、ラミーカミキリと萌の好物です。匂いがするのか、萌は迷いなくこの葉に向かいます。

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こちらは、何でしょう?ドクダミの果実です。

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ひっつき虫・・イノコヅチです。

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メヒシバの果実は殆ど落ち、この一つだけ残っていました。

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これはイネ科の植物ヌカキビでしょうか?まだ種子が残っていました。イネ科も、少しずつ覚えて行きたいのですが・・。

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こちらは、ドライフラワーになりかけですが、ミセバヤの果実です。

ドライフラワーのタイトルだけど、花ではなく果実じゃないか?・・ドライフラワーとは、「自然の花、葉、茎、果実等を乾燥させて、装飾等に使う物である。」という事で、私はこれらをみんなドライフラワーと呼んでいます。

また、天気が崩れるようですね。雨が降らないと良いけど・・。

ラン科植物の果実

今日も、寒い一日でした。これが、本来の気温かもしれませんが、つい先日まで暑いくらいの日がありましたので、尚更寒く感じます。

パソコン内の自然観察関連の写真データーを、LAN-DISKに移しました。定期的にやっていますが、意外と時間がかかります。その時見つけた野生ランの果実を、少し掲載します。果皮だけのものもありますが・・。

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カゲロウランの果実は、今年初めて目にしました。殆ど開かないような花を見て、自動自家受粉するのではないかと思っていました。結実率の良さから、その予想は正しいのかも?

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これは何でしょう?今年は、花期に訪れる事が出来なくて、無事を確認に行った時撮りました。とても小さな葉をつけるアリドオシランです。

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身近なところで見る事の出来る野生ラン二つ。ムギランとヨウラクランです。ムギランは結実率が高いようですが、ヨウラクランは花数の割に果実は数えるくらいです。

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こちらは、亜高山帯低域に生えるタカネフタバランの果実です。

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イチヨウランとコイチヨウランの果実です。どちらも、果実が熟して上を向かず、横或いは下を向いています。コイチヨウランの果実は、花の割に意外なほど大きい・・。

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こちらも、イチヨウランの名がつく野生ランです。二枚葉を見る事も多い、ホザキイチヨウランです。

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左は県外で撮ったホテイランの果実です。花後に果茎がかなり伸びるようです。右も似ていますが、こちらはコハクランの果実の鞘(果皮)です。内壁に微細種子が少し残っていました。

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こちらもコハクランです。実はこの写真、ちょっと貴重だと思います。昨年の果実の横に花芽が上がっています。コハクランは、咲いた翌年には花を咲かせないと聞いた事があります。何年か観察していると、確かにそういうケースが多いと思います。でも、こうして連続して咲く場合もあります。

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コアツモリソウの果実です。子房の膨らみ始めた頃は、花と同じく下に垂れ下がっていますが、成熟するにつれ右のように果柄が上がって来ます。

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果柄は、二枚葉の間をすり抜けるように上がります。面白いですね。

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やがて、このように果実が上を向きます。コアツモリソウは希少種ではありますが、群生する場合が多く、競合を避けるため種子を少しでも遠くに飛散させたいのではないでしょうか?

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種子が残っていましたので、アキザキヤツシロランの種子と比較してみました。左がコアツモリソウです。この違いも、子孫を残すための各々の戦略があるのでしょう。

果実や種子を見て、その違いによる進化の狙いを想像するのも楽しいものです。

キノコいろいろ(再生畑②)

再生畑②の笹と茶ノ木の伐採は、年内で総面積の1/2くらいまで終わると思います。いい加減飽きて来ました・・というより、うんざりです。

現役時代の仕事は、経験年数もあり自分の目算と大きく外れる事はありませんでした。職人さんの仕事量に関しても同様に、積算にある程度の自信が持てました。でも、この作業は「やってみないと分からない」ところがあります。

ネタ切れ気味なので、再生畑②で見付けたキノコを集めてみました。名前は分かりませんが・・。

以前、掲載したキノコの子実体が、まだ残っていました。

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黄色いチャワンタケ或いはビョウタケのようなキノコです。

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ヒメロクショウグサレキンも、まだ健在でした。

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最上段のキノコに似た感じですが、良く見ると違っています。

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前日の雨に濡れて、笠にぬめりがあります。笠裏はヒダ状です。

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こちらは枯れた桐の枝に出ていました。笠裏が綺麗ですね。カイガラタケの仲間でしょうか?→12月16日の「THE 鉄腕DASH」に出て来たスエヒロタケに似ています。稀に、人や犬の肺に感染すると聞きました。

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こちらは、チャノキの枝に出ていました。笠裏には管孔(くだあな)があります。ウチワタケの仲間でしょうか? 

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管孔を接写してみました。「微細な管孔」がどれくらいを指すのか、私には分かりません。

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こちらは、脱脂綿のようなキノコです。裏側も同じ・・。

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細い枯れ枝に、鰭のような感じで生えていました。裏返すと、カビのような毛が密生していました。

次は、クヌギの枯れ葉に生えていたとても小さなキノコです。

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白くて小さいキノコは、白飛びして撮り難い・・。

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ピントも合わせ難いので、横から撮ってみました。それでもピンボケ・・。私の腕では、デジイチのマクロレンズで、撮れないと思います。

キノコの名前が分かる方、教えてください。

今日は、夕方出かけますので早めのアップです。

ホソバオオアリドオシ

再生畑②に、ホソバオオアリドオシの果実が生っていたので、撮ってみました。

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11月1日には、まだ緑色でした。

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本日見に行くと、赤く熟していました。ヒノキエリアの一角に、数株生えています。右は、実生苗のようです。

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「葉は対生し、大形と小形が交互につき、光沢がある」・・良く見ると、葉腋に蕾が見えます。果実期に、蕾が姿を現しているんですね。

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蕾を接写してみました。

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果実は球形で、赤く熟します。

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この場所では、確認した蕾の数の割に果実の数は少なく、何者かに食べられたか結実率が悪いのか不明です。

実は、この植物がオオアリドオシ(ニセジュズネノキ)かホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)か迷っていました。それは、諸先輩のWeb記事で、この植物の葉と似た写真が、オオアリドオシとなっているものが、幾つか見受けられたからです。鎮守の森に生えるのは、ホソバオオアリドオシと聞きました。それと比較すると、同じ葉をつけていますので、ホソバオオアリドオシとしました。

間違っていたら、教えてください。

アカネ科アリドオシ属ホソバオオアリドオシ(Damnacanthus indicus C.F.Gaertn.  var. lancifolius Makino)。

カランコエ属の花

今日は、朝から雨降りでした。萌の散歩は、ヘッドライトとレインコート着用です。寒いので、シュートカットしたかったのですが、馬鹿力で引きずられ、いつもと同じコースを歩かされました

庫内で栽培しているカランコエ属の花が、咲き始めました。父親が栽培していたもので、品種名は分かりません。

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こんな葉です。

この植物は、落ちた葉から発芽して増えて行きます。

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同じ親株からの子なのに、萼の色が少し違います。

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花弁が見え始めました。長年栽培している植物は、愛着が湧いてペットのようなものです。無事でいてくれると嬉しい・・。

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カランコエ属は、とても丈夫で良く増えます。こでも、のまま増え続けたら、置場に困る・・。

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少し前に掲載した、キンチョウと同じくベンケイソウ科です。キンチョウは海岸沿いに生えますが、富士山の巨木には・・。

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アオベンケイや・・。

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マツノハマンネングサなどが着生しています。今頃は休眠中です。

このところ、天気予報が変更されてばかりいます。さて、明日の天気はどうだろう?

ムギランの果実と種子

今朝は、今冬一番の寒さでした。隣の畑には、霜が降りていました。

ムギランの果実が裂開し、種子が飛散していました。富士市で確認されている着生ランでは、ヨウラクランと同じくらいの時期に裂開します。カヤランやクモランはまだ緑色を帯びています。

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ムギランは、一般的なランと同じく蒴果をつけます。

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種子が飛散した後は、行燈の骨組みのようですね。

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こちらが、ムギランの種子です。飛散と書きましたが、実際は零れ落ちると言った方が適切だと思います。シュンランや、エビネ、ヤツシロラン類の種子と少し感じが違います。

ムギランの花を掲載します。

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結実率は良いようですが、送粉者(ポリネーター)を見た事がありません。これはクモランも同じです。もしかしたら、両者とも自家受粉をするのかも?

ついでに、野生ランの液果の一つを掲載します。

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これは、ツチアケビの果実を切ったものです。

ツチアケビは、ラン科の菌従属栄養植物(腐生蘭)です。バニラやショウキランの仲間と同じく、果肉の中に種子を宿す液果です。蒴果の種子に比べると、少し大きく見えます。野鳥によって種子が運ばれるそうです。

ランの種子は、発芽に必要なエネルギー源となる栄養分の貯蔵組織が無いため、菌類の力を借りないと自力で発芽する事が出来ません。

種子の寿命はどのくらいあるのでしょう?ある書物によると、「ランの種子は、夏の高温や湿気、冬の低温にさらされると、発芽能力が短期間に急激に落ちる。」と書かれていました。保管してある種子は、既に発芽能力が失われているかもしれません。

この本には、もう一つ興味深い事が書かれていました。「自然界では、完熟した種子は発芽に適した季節まで種子を休眠させるため、発芽を抑制する物質が生じていると考えられる。種子は完熟期間の約1/2で発芽能力を有する。」とあります。例えば、発芽まで2年かかるヤマシャクヤクの種などを、早期(完熟前)に採取すれば早く発芽するのかも?

こういう事は、綺麗な花や希少種の植物を見て歩くよりも、ずっと興味深い!

◇コメントを頂き訂正と追記します◇

ヤマシャクヤクの発芽に2年かかると書きましたが、コメントを頂き、興味ある記述を見付けましたので掲載します。引用元(斑入りヤマシャクヤクの魅力)のURLは下記です。

https://yamasyakuyaku.com/

ヤマシャクヤクの発芽は、種を蒔いたその年の秋に発根して、翌年3枚葉を展開する場合と、1年眠って翌年の秋に発根し蒔いてから2年後に3枚葉を出す場合の、2パターンがあります。紅花ヤマシャクヤクなどは、蒔いた2年後の発芽が主流になりやすく、普通の白花ヤマシャクヤクでは蒔いた翌年の発芽が主流となります。
これは採り蒔きした時の話で、完熟して乾燥しきった種はこの限りではありません。
詳しくは知りませんが、完熟させたり乾燥させると翌年発芽よりも2年後の発芽の方が多くなるようです。

私は、果皮が裂開し、種子が零れ落ちる頃採取していましたので、二度の経験が2年後の発芽となったようです。「完熟すると発芽を抑制する物質が形成」されたためではないでしょうか?

植物達は、いろいろな不思議を持っていますね。

シャコバサボテンとカニバサボテン

今日も、寒い一日でした。午前中肉体労働をして、午後から頭脳労働をしました。頭脳労働の内職は、もう少しで終わります。提出期限に余裕があると、内容に凝り過ぎてしまいます。

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富士山が綺麗に見えていました。

我が家には、父親が栽培していた植物が沢山あります。現役勤務時代は、ろくに世話が出来ず、かなり枯らしてしまいました。

この植物も、幾度か枯死の危機に陥りました。

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シャコバサボテンです。もう少しで開花すると思います。

引き継いだばかりの頃は、シャコバサボテンは開花時期にかなりの違いがあると思っていました。その後、NHKの趣味の園芸を見て、シャコバサボテンとカニバサボテンがある事を知りました。

両者は、とても良く似ていますが、開花時期はシャコバサボテンの方が秋~冬と早く、カニバサボテンは来春咲きます。また、見比べると花にも違いがあります。それはまたの機会に・・。この記事では、葉の違いを比較してみます。

【シャコバサボテン】

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葉の縁に突起があるのが、シャコバサボテンです。この葉が、シャコに似ている事から名付けられたそうです。

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こちらも・・。

【カニバサボテン】

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シャコバサボテンに比べて、葉の縁が丸みを帯びています。

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こちらも・・。シャコとカニの名では、ちょっと分かり難い様な気がします。

どちらも、古くなると・・。

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株元が、このように木化してきます。

今迄、あまり植替えをしませんでした。ところが、サボテン類は連作障害を起こしやすいそうです。マメに植え替えしなければいけないと書かれたWebページもありました。

自生地の原種は、ブラジルの高山の樹上に着生するそうです。着生ランのようにヘゴ板などに着生させれば、連作障害も無くもっと上手く育つのかも?

ニホンズイセン開花(自宅植物園)

庭に植えてある、ニホンズイセンの花が咲き始めました。

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八重咲タイプです。

ニホンズイセンと書きましたが、園芸用に作出されたものだと思います。来春咲く、ラッパズイセンの八重咲に比べると、ずっと小さな花です。

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例年は八重咲の方が遅く開花しますが、今年は早く咲きました。

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一重の、一般的なタイプです。原種と言えばいいのでしょうか?

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ニホンズイセンは、日本の名がつきますが地中海沿岸から中国経由で渡来したそうです。

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咲き始めがありました。

黄色い筒のような部分が副花冠(ふくかかん)で、その次に白い花弁が3枚、花の一番外側にある3枚が萼片です。写真で、手前に開いているのは萼片です。

ヒガンバナ科スイセン属スイセン(Narcissus tazetta L.)。Ylist標準学名です。ニホンズイセンをNarcissus tazetta var. chinensisとする考えもあるようですが、品種や変種を総称してスイセンと呼び、標準学名に当てはめているようです。

クリスマスリース作り&コケ盆栽

今日は寒い朝でした。だんだん、萌の朝散歩が辛くなって来ます。

浮島ヶ原自然公園では、クリスマスリース作りと苔盆栽作りが行われましたので、その様子を少し掲載します。

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管理棟の犬走りには、いろいろな種類の苔が並べられ、各自好きなものを選んで楽しそうに苔盆栽を作っていました。写真を撮った後、行列が出来ました。

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師範の作品です。右のような蒴(胞子嚢)も、趣があって面白いですね。

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左も師範作で、右は参加者の作品です。この日一番の大作でした。

古い女友達が「苔は、ものの始まりみたいなので好き」と言っていたのを思い出しました。始まりに戻りたい気持ちは、誰しも人生の中で幾度か経験するものと思います。彼女の言っていた苔は、スナゴケの単体盛のようなものだと思っています。

多目的ホールの中では・・。

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リース作りの熱気で一杯でした。親子で、もの作りに参加するのは、とても良い思い出になると思います。

私の作品?苔盆栽は、栽培棚に勝手に出来ているので作りません。

素人農業(12月)

素人農業は、試行錯誤の日々です。それでも、植えて置けばそれなりに成長してくれます。

12月の再生畑①の様子です。

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どちらもブロッコリーですが、左は普通のタイプで、右はスティックタイプです。スティックタイプは、次々に出て来るのが嬉しいです。

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左は、あまり作った事の無いカリフラワーです。右は、農薬散布を避けるために防虫網を被せて栽培しているキャベツです。

無農薬でも、ブロッコリーにはあまり虫が集りませんが、カリフラワーとキャベツは虫に好まれるようで、うっかりすると穴だらけになってしまいます。

当初、キャベツは株間を空けて植えていたのですが、Web検索して見ると、近づけた方が良いと書かれていましたので、昨年からそうしています。

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エンドウマメとソラマメです。エンドウマメは、段々畑風に再生した斜面に植えてあり、霜除けの笹を立てました。

ソラマメにも、同じようにする人がいますが、私はいつもこのままにしています。茹でて食べるのが好きなので、ポット播きして50株ほど植えてあります。別の畑で育てていた頃は、収穫時期を逸してばかりいましたが、この場所でちょうど良い収穫時期を学びました。

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ニンニクとタマネギです。今のところ順調に育っています。タマネギは、か細い苗を500本ほど買って来て植え付けました。慣れたら、実生から育ててみたいと思っています。

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他の家に比べてかなり遅く蒔いた大根も、収穫出来るようになって来ました。右は、葉野菜の零れ種が車庫の前で発芽したものです。世話をしなくてもちゃんと育っています。なんか、複雑な気持ちです。

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今迄、葉野菜は畑に直蒔きしていたのですが、今年はポット蒔きして移植する方法をとりました。間引きする必要もなく、こちらの方が成長が早いように思います。

野菜作りは、親から教わる機会がありませんでした。その上、初心者なのに、無農薬栽培をしています。それでも、上手く育つものもあります。失敗を繰り返しながら、その場所に適した栽培法を見付けて行くのが一番だと思っています。

草取りなど大変な作業も多いですが、植物観察だけでなく、栽培、収穫も楽しめます。

カワヅザクラ一番花

内職の頭脳労働に飽きたので、午前中だけ再生畑①の草剝きなどに行って来ました。一週間ほど空けたので、草が目立ち、野菜も成長していました。たまに行くと腰が痛い!

すっかり葉を落としたカワヅザクラを見上げると・・。

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「あっ、花が咲いている!」例年フライングする枝が必ずありますが、今年は少し早い様な気がします。

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アルミ梯子から手を伸ばして撮りました。

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この枝だけ、花盛りでした。

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Autoモードで接写。

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LEDライトを使って・・。

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こちらも。

萼片の鋸歯が、特徴の一つだそうです。

毎年フライングするのが、同じ枝なのか気にしておりませんでしたが、同じだとしたらその枝を接木すれば、彼方此方でフライングするかも?

カワヅザクラ(Cerasus lannesiana Carrière ‘Kawazu-zakura’/Cerasus×kanzakura ‘Kawazu-zakura’)は、オオシマザクラ(Cerasus speciosa (Koidz.) H.Ohba)とカンヒザクラ(Cerasus campanulata (Maxim.) A.V.Vassil.)の種間雑種と考えられている栽培品だそうです。

でも、両親より早咲きなのはどうして?また、多数の交雑種の桜が掲載されているYlistや日本維管束植物目録に学名が無いのは、栽培品種と考えられているから?

田子の浦海岸の植物②

焼津、静岡、富士と海岸近くの植物観察をして来ましたが、何処も公園や駐車場、トイレなどがあって嬉しいです。ごみのポイ捨てなどしないで、綺麗に使いたいものですね。

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「ふじのくに田子の浦みなと公園」から静岡方面を望む。

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時間のある時に、向こうの松林も探索してみたい・・。

ここでは、私が知る限り富士市内で一番早くスギナの子・・ツクシを見る事が出来ます。

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今年も、出ていました!

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胞子を飛ばす状態になったものや、既に枯れたツクシも見かけました。

トクサ科トクサ属スギナ(Equisetum arvense L.)。

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ランタナは、海岸から松林の中など至る所で見かけます。マツバギクも公園の植栽と松林の中に逸出品が見られます。

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爪木崎では、ニホンズイセンが咲き始めたそうですが、ここでも咲いていました。そして、なんと山間の我が家でも咲き始めました。

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これはトベラの果実です。焼津市の石津浜では、まだ裂開していませんでしたが・・。

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ここでは、ご覧のように種子が姿を現していました。種子は粘液で覆われています。野鳥の嘴などについて、種子を運んでもらうためと考えられているそうです。雌雄異株ですので、この木は雌木です。

トベラ科トベラ属トベラ(Pittosporum tobira (Thunb.) W.T.Aiton)。

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防波堤から海岸沿いを覗くと、シャリンバイの果実も見る事が出来ました。

バラ科シャリンバイ属シャリンバイ(Rhaphiolepis indica (L.) Lindl.  var. umbellata (Thunb.) H.Ohashi)。

海岸付近では普通に見る事の出来る植物も、山間部に住む私にとっては目にする事の少ないものが多く、とても興味深いです。

今日の夕方は、ポイ捨ての無い美しい町づくりの啓発活動がありますので、ブログ記事は早朝投稿とします。

田子の浦海岸の植物①

今日は、内職の準備作業をしています。久々の頭脳労働なので、気分転換にブログ記事を作成しました。何時もより、早めの投稿となります。

前記事の続きです。

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台風で、潮風を被った影響でしょうか?変色したクロマツの葉が目立ちました。

海岸へ降りて見ると・・。

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ハマゴウにも変化がありました。焼津市の石津浜で見たハマゴウは、伸びた枝に葉をつけていたのに、ここでは枝も葉も枯れていました。

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でも、株元には新たな葉が出ていましたので、復活すると思います。

そして・・。

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こちらは、初めて見るハマゴウの大木(ハマゴウにしては)です。

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一見、流木に絡んでハマゴウが生えていたのかと思いましたが、細枝は流木のような部分から伸びていました。ハマゴウは、こんなに太くなるんですね。

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ハマエンドウにハマヒルガオの葉も、少しだけ見る事が出来ました。以前は、もっと見る事が出来たのですが、砂に埋まってしまったようです。防波堤の後ろに控えるクロマツの防潮林内にも生えていますが、小さな個体ばかりです。

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これは、シダ植物のヒトツバです。キンチョウと同じく、昨年この場所で見付けました。県中西部では良く見かけますが、富士市植物仮目録には「意外なほど少なく、今のところ、〇〇の一ヶ所だけである」とあります。目録には、この確認場所を追記しておきました。

ウラボシ科ヒトツバ属ヒトツバ(Pyrrosia lingua (Thunb.) Farw.)。

富士市で確認されているヒトツバ属には、このヒトツバとイワオモダカがありますが、どちらも希少です。

※今朝、アクセスカウンターが、750,000になりました。一区切りするために、1,000,000アクセスになったら、このブログを閉鎖しようと思っています。後、どれくらいかかるだろうか?

キンチョウ再び(富士市)

内職の打ち合わせと買い物があって、下界へ下りました。その帰りに、富士市の海岸付近を覗いて来ました。

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キンチョウ・・この植物を見付けたのは、今年の初めでした。約一年後の再会となります。

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前回見た時は、このような姿のものが多かったのですが、今回は茎の伸びた個体をあまり見かけませんでした。これから茎が伸びるのかもしれません。

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松林の日当りの良い林床に生えています。似た色彩なので遠目には気付き難い植物です。

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「白っぽい灰緑色の地に、紫黒色の独特の斑模様が入る」とあります。

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ひしめき合うような群生を見ると、少し不気味でもあります。

ベンケイソウ科ブリオフィルム属キンチョウ(Bryophyllum delagoense (Ecklon et Zeyher) Schinz)。

カランコエ属の学名(Kalanchoe tubiflora (Harvey) Raym.-Hamet)も、synonymとしてYlistに記載されていました。手元にある富士市植物仮目録に追記したため、今回標本を採取しました。

大浜海岸の自然観察②

続きです。植物の名前が分かる方、教えてください。

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ハマヒルガオ、コマツヨイグサ、カヤツリグサの仲間と思われる植物が見えています。

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こちらもカヤツリグサの仲間のようですが、葉が柔らかく緑白色に見えます。葉の縁に鋸歯はありませんでした。

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左は、葉の縁に鋸歯がありましたので、コウボウムギでしょうか?

右は、葉に細かい毛が生えていましたので、イネ科のケカモノハシかも?

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コマツヨイグサの花が、とても綺麗でした。

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横顔。「茎が地を這い、草丈が低い」・・図鑑の通りです。

コマツヨイグサは、北アメリカ原産の帰化植物で、生態系被害防止外来種(要注意外来生物)に指定されています。

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左は、あまり見かけなかったハマゴウです。焼津の石津浜に比べると、不思議なくらい少なく、ハマヒルガオが幅を利かせていました。

右は、何でしょう?園芸植物の逸出品?

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思いあたる植物はノブドウですが、我が家の近くで見るものと感じが違います。葉に艶があるように見えますので、テリハノブドウかも?

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文人木模様のアカマツやヤシの木の仲間なども見る事が出来ました。山間部に住んでいるので、こういう植物を目にすると海をイメージします。

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テトラポットに立つお兄さん、釣果はどうだろう?

テトラポットの無い場所で磯網を打つと、キス、ヒラメ、ウシノシタ、チンチン(クロダイの子)、ヒラアジ、コウイカ、ボラなどが入ります。義父が亡くなってから休止状態ですが、来年辺り再開してみようかと思っています。上手く広がるだろうか・・。

今日の合同パトロールでは、沢山の投棄物を回収しました。朝は肌寒いような陽気でしたが、回収作業は汗が出て来るほどでした。以前に比べて、投棄物の量は少なくなって来たようですが、発見個所の数はあまり変わらないそうです。回収の様子は、マスメディアで取り上げてくれると思いますので、ブログには未掲載とします。

大浜海岸の自然観察①

今日は、防災訓練に参加した後、静岡市にある義母の家に届け物を持って行きました。その帰り道、亡き義父に磯網を教えてもらった大浜海岸に寄って来ました。

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焼津方面に向かって撮りました。安倍川河口の風車が見えています。この風車は、愛称が「風電君」で、最大先端部までの地上高が100m、風車の直径が70mあるそうです。そして、最大出力は1,500KWだったと思います。でも、ブンブン回っているのをまだ見た事がありません。

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反対に向かって・・。

富士山は、姿を見せてくれませんでした。砂浜に見える緑の殆どは、ハマヒルガオです。

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こちらが、ハマヒルガオです。

先日行った、焼津市の石津浜ではハマゴウの大群落の中に生えていましたが、ここではハマヒルガオが主役です。

通常の花期は、5~6月ですが、へそ曲りの花が無いか探したところ・・。

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ありました!人間だけでなく、植物の世界にもへそ曲りはいるものです。

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季節外れに咲く花は、何処かくたびれた感じがします。でも、出会えた事に感謝しなければいけませんね。

ヒルガオ科ヒルガオ属ハマヒルガオ(Calystegia soldanella (L.) R.Br.)。

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ハマオモト(ハマユウ)が生えていました。沼津市では、市の花に指定されています。

ヒガンバナ科ハマオモト属ハマオモト(Crinum asiaticum L.  var. japonicum Baker)。Ylistでは、ハマオモトが標準和名になっています。

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壊れたテトラポットに、ハクセキレイがとまっていました。ちょっと遠い・・。

②へ続きます。

明日は、不法投棄監視パトロール隊員として、静岡県との合同パトロール(投棄物の回収作業)に参加します。天気が持ってくれると良いけど・・。

浮島ヶ原自然公園(12月)

今日は、公園の当番でした。

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隣の調整池では、オオバンが泳いでいました。

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萌と同じで、黒い毛を持ったオオバンは、表情が撮り難い・・。赤い目が分かりますか?

管理棟へ向かおうとすると、独特の鳴き声が聞こえて来ました。

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アオサギがやって来たのです。右の写真・・頂部の禿た頭のようですね。カッパみたい・・。

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管理棟西にある見晴台は、草刈りされて綺麗になっていました。

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前回当番の時は刈られていなかった葦も、すっかり刈り取られて見晴らしが良くなっていました。

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このエリアも、近年ノウルシが見られるようになって来ました。もっと木道が延長されると良いのに・・。

右の二本のヤナギの枝、面白いでしょ?

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ナンキンハゼはすっかり葉を落とし、沢山の果実が見えています。

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オギの花穂は、白っぽくてとても綺麗です。右は、ススキではないでしょうか?

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花穂を撮ってみました。並べて見ると、オギとススキの冠毛の長さの違いが良く分かります。オギは下界に多く、山間部の我が家の周りでは見る事がありません。

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左がオギ、右がススキです。オギは冠毛が長く、ススキは芒(のぎ)があります。

イネ科ススキ属オギ(Miscanthus sacchariflorus  (Maxim.) Benth.)。

イネ科ススキ属ススキ(Miscanthus sinensis Andersson)。

両者の交雑種で、オギススキ(Miscanthus x ogiformis Honda)というのもあるそうです。下二段以外は、保管庫で眠っていた高倍率のコンデジで撮りました。画質は悪いですが、ブログ記事の写真ならデジイチよりずっと軽くて便利です。

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