2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 大きなキノコ(浮島ヶ原自然公園) | トップページ | ハゼラン »

2018年10月 1日 (月)

神社境内の被害

凄い暴風雨でした。彼方此方に倒木があったり、枝や葉が散乱していました。

神社の木が倒れたと聞き、様子見に行って来ました。以前は、タブノキの巨木が倒れ、町内会で危険そうな木を伐採する計画をたてています。

Apa010672 Apa010705

スギの枝や葉が沢山落ちていました。各組で、順番に掃除する事になっていますが、これは大変な作業になると思います。少しの枯葉を、ブロアーで吹き飛ばすようなわけにはいきません。

倒れた木を探すと・・。

Apa010746 Apa010748

ありました!

アカシデの木だと思います。林道側に倒れているので、見に行くと・・。

Apa010724

架空ケーブルに、もたれ掛かっていました。左から、通信線(電話など)、電灯線、動力線でしょうか?縦並びに架線されていますが、木に押され水平になっています。

Apa010728 Apa010733

こちらは、アカシデの果穂です。葉のようなものを果苞と呼び、その基部に果実があります。変わっているでしょ?カバノキ科クマシデ属は、こんな果穂をつけます。

このアカシデの木には・・。

Apa010708 Apa010711

ヨウラクランが着生しています。上部には、ムギランの着生も確認してあります。伐採したら救済しようと思っています。

Apa010712 Apa010742

下にも落ちていました。右は、ホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)の苗だと思います。この境内の斜面にも生えているので・・。

Apa010686 Apa010699

雄花がびっしりついたスギの葉が落ちていました。これを見ただけで、鼻がムズムズする人がいるかも?

その近くには手を触れてはいけない植物・・ムカゴイラクサが生えていました。この境内にあったのを初めて知りました。

Apa010695 Apa010697

上についているのは、雌花序です。そして葉腋には、名前の由来となったムカゴがついています。種子とムカゴで、子孫を残す逞しい植物です。

ムカゴイラクサの解説に「痛い棘」とありますが、刺さる事自体の痛みというより、棘に蕁麻疹(じんましん)を起こすヒスタミンが含まれているため、毒虫に刺されたような激しい痛みを感じます。幾度か経験済みです

Apa010704

これは、キクラゲの仲間でしょうか?

そして・・。

Apa010674

裏山で出会ったのと同じような、青いキノコが生えていました。

Apa010676 Apa010680

こちらも小さい小さいので、遊々きのこさんに教えて頂いた、ヒメロクショウグサレキンだと思います。

今日は、お葬式に参列して来ました。今年はお葬式が多い・・。仕事でお世話になり、引退後趣味の付き合いを約束していた先輩、そして私よりも若い人もいました。来世に旅立つ時がいつ来るのか分かりませんが、残り少ない人生を少しでも悔いの無いように生きたいものです。

« 大きなキノコ(浮島ヶ原自然公園) | トップページ | ハゼラン »

植物観察」カテゴリの記事

地域文化」カテゴリの記事

茸と菌糸」カテゴリの記事

野生蘭」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神社境内の被害:

« 大きなキノコ(浮島ヶ原自然公園) | トップページ | ハゼラン »