ヒメヤツシロラン栽培実験容器
今朝、萌の散歩の後に富士山を見ると、雪を纏っていました。
5~6合目辺りまで、白くなっていました。この後、雲に隠れてしまいました。
ヒメヤツシロランの根状器官と菌糸の接触部分に、変化がありましたので撮ってみました。
①と②は、以前接触して、イボのようなものが出来たところです。③は、今回見付けました。
これは、9月28日に根状器官を菌糸の所へ誘導した写真です(③)。
10月12日に見ると、根状器官に菌糸が触れた部分が黄色くなり、瘤のようなものが出来ていました(③)。
こちらは、以前出来た部分・・①と②です。
ヤツシロラン類の好みの菌糸(共生菌)だった場合、この瘤が出来るようです。根状器官が、無事養分を吸収してくれれば、来年もヒメヤツシロランの白い花が見られるかもしれません。この菌糸を絶やさないために、竹林の部材を追加しなくては・・。
ラン科ヒメヤツシロラン属ヒメヤツシロラン(Didymoplexis micradenia (Rchb.f.) Hemsl.)。
今日は、タマネギを植えました。昨年と同じくらいの数(約500本)だと思います。屈んで植えるので、腰が痛い!ソラマメの準備もしなくては・・。
明日は、みどりの学校で、若い世代との交流です。天気は良さそうだし、こちらも楽しみです。
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そらまめさん、お早うございます。
今回クロとアキの実生床を作ったのは、初めてスギ林に生えるアキを見付けたからです。
今迄、アキは竹林でしか見た事がありませんでした。
このスギ林の共生菌が、どんなものなのか研究者に委ねました。
しかも、竹林と同じようにアキとクロが混生していました。
交雑受粉しないのか、受粉しても発芽能力が無いのか知りたいです。
ヒメヤツシロランの共生菌も興味あります。
ヒメヤツシロラン(ユウレイランとなっていましたが)は、笹の林に生えていたそうです。
アキが生える笹の林は無いのか?アキの共生菌は、笹の林に繁殖しないのか?
等も興味深いところです。
投稿: やまぶどう | 2018年10月19日 (金) 05時46分
もうクロ、アキは卒業しましょうか。
同じ事を繰り返しても時間がないですね~。
やるなら、来季はクロ、アキの交雑かそれとも
ヒメヤツシロランの共生菌の同定か
さあ~どうするご同輩。
一泡吹かそうではないか。
絶対にやれるとな。
投稿: そらまめ | 2018年10月18日 (木) 19時46分
きんさん、お早うございます。
この腐生ランの自生地の写真を見ましたが、笹の密生する林でした。
この先、無事に菌糸が保てるか不安です。
培地には、近くで採った笹の葉と茎、そして孟宗竹の破片を入れてあります。
地域の菌糸が勝ってしまうといけないので、部材は煮沸しました。
腐生ランの栽培は、不安と驚き(発見)の連続です。
癖になってしまう魅力がありますね。
現在、アキザキヤツシロランの生えるスギ林の部材で、実生床を準備中です。
今年、初めてアキの生えるスギ林を見付けました。
アキとクロを蒔いてみようと思っています。
投稿: やまぶどう | 2018年10月18日 (木) 07時59分
これは素晴らしい!
ヤツシロランでないのにヒメヤツシロランとはこれ如何にですが。
1枚目の画像も凄いが、2枚目の画像素晴らしい。共生菌と腐生ラン
(愛称)の地下でのせめぎ合いが素晴らしい。こんなの撮れる研究者
はいないと思いますが在野にいる者の特権ですね、これは
二者共生とは驚きでした。何方も無反応ですがです。
何か新しい発見が出来そうですね。しっかりまとめて下さい。
投稿: きんさん | 2018年10月17日 (水) 20時22分