みどりの学校で出会った植物
午前中、みどりの学校(自然観察)でした。夕方は、土砂降りの雨・・パソコンに表示されるtenki.comの一時間予報が的中しました。
途中、気になった植物を集めてみました。
彼方此方で、ノコンギクの花が盛りです。花色は、場所によって様々です。苦手なキク科の花も勉強しなくては・・。
左は若い胞子葉で、右が成熟した胞子葉のようです。胞子嚢に、割れ目が見えています。並んで生えている所を初めて見ました。
ハナワラビ科ハナヤスリ属フユノハナワラビ(Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.)。
これは?
左は、この地で見たホタルブクロの果実で、右は、富士山の砂礫地で見たヤマホタルブクロの果実です。ヤマホタルブクロは、まだ種子が残っているようでした。
網目が種子の一斉飛散を調整しているのでしょうか?これからの季節は、ドライフラワーの観察も面白いです。
そして・・。
菌糸と子実体の説明をしようと手に取った枯れ枝に、チシオタケが生えていました。
笠に傷をつけると、出血したようになります。ところで、これは何のため?
クヌギタケ科クヌギタケ属チシオタケ(Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.)。
チシオタケは、キシメジ科と記載された図鑑が多いようですが、最近はクヌギタケ科とされているそうです。
みどりの学校以外にも、NPO法人富士山クラブなどの観察会があったようで、林道はとても賑わっていました(準会員ですがメルマガを見逃したか、或いは研修かもしれません)。それを見た子供たちは、「父兄の観察会だ!」と言っていました。思わず笑ってしまいました。
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