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2018年10月20日 (土)

みどりの学校で出会った植物

午前中、みどりの学校(自然観察)でした。夕方は、土砂降りの雨・・パソコンに表示されるtenki.comの一時間予報が的中しました。

途中、気になった植物を集めてみました。 

Apa200352

彼方此方で、ノコンギクの花が盛りです。花色は、場所によって様々です。苦手なキク科の花も勉強しなくては・・。

Apa200357 Apa200353

フユノハナワラビの胞子葉も、目につきました。

Apa200354 Apa160007

左は若い胞子葉で、右が成熟した胞子葉のようです。胞子嚢に、割れ目が見えています。並んで生えている所を初めて見ました。

ハナワラビ科ハナヤスリ属フユノハナワラビ(Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.)。

Apa200362 Ayamahotarubukuro1

これは?

左は、この地で見たホタルブクロの果実で、右は、富士山の砂礫地で見たヤマホタルブクロの果実です。ヤマホタルブクロは、まだ種子が残っているようでした。

Apa200363

網目が種子の一斉飛散を調整しているのでしょうか?これからの季節は、ドライフラワーの観察も面白いです。

そして・・。

Apa200365 Apa200368

菌糸と子実体の説明をしようと手に取った枯れ枝に、チシオタケが生えていました。

特徴が分かり易い様に、別の場所で撮った写真を掲載します。

Atisiodake1

笠に傷をつけると、出血したようになります。ところで、これは何のため?

クヌギタケ科クヌギタケ属チシオタケ(Mycena haematopus (Pers.) P. Kumm.)。

チシオタケは、キシメジ科と記載された図鑑が多いようですが、最近はクヌギタケ科とされているそうです。

みどりの学校以外にも、NPO法人富士山クラブなどの観察会があったようで、林道はとても賑わっていました(準会員ですがメルマガを見逃したか、或いは研修かもしれません)。それを見た子供たちは、「父兄の観察会だ!」と言っていました。思わず笑ってしまいました。

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