御殿場口の植物
今年は、あまり富士山へ行きませんでした。訪れる人も殆どいなくなった御殿場口で、気になった植物を集めてみました。
フジアザミは、もう花期も終わりドライフラワーになったものもありますが、まだ咲き残った花を見付けました。
シカの食害に遭ったと思われる花茎が、彼方此方で見られました。こんなの食べて痛くないのかな?
冠毛を摘まんで種子を観察しました。虫に食べられた様な種子も幾つかありました。
ところで・・。
採取した種子を蒔いたところ、数本発芽しましたので、再生畑に植えてあります。無事育ってくれると嬉しいけど・・。
左のドライフラワーは、イタドリ(雌株)の仲間です。イタドリの仲間は、いろいろな種類がありますが、私にはこの状態で区別する事は出来ません。
右は、この日唯一目にしたヤマハハコです。残り花を探すのも楽しいものです。
この綺麗な葉を持つ植物は、植栽されたレンゲツツジのようです。紅葉一番乗りかな?
クサボタンが、センニンソウ属特有の果実をつけていました。
右のカラマツの葉を盛った小さな山は、エゾアカヤマアリの巣だそうです。以前、噛みつかれた事があります。身体を引っ張ったら頭だけ噛みついたまま残っていました。要注意のアリです。
この辺りで見られるイネ科の植物は、ススキ以外にカリヤスモドキやタカネノガリヤス、ヒメノガリヤスなどがあるそうですが、私には良く分かりません。
花穂を撮ってみました。毛が短く芒があります。
今日は、小学校一年生との自然遊びでした。みんなとても元気で、3グループを相手にしていたら疲れました。先生たちは、毎日あの元気と向かい合っているのですから、大変な職業だと思います。
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