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2018年10月24日 (水)

クロヤツシロラン果実の頃

クロヤツシロランの果実が、姿を現す頃になりました。花は地際に咲き見付けにくいので、花柄が伸びたこの時期に自生地を探します。

本日、不法投棄監視パトロールで行った新たなエリアで発見しました。先日、笹刈をして延長した萌の散歩道にもその姿がありましたので、撮ってみました。

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この周辺は、ヒノキの林です。

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上の果実を別々に撮ってみました。左は8個、右は5個の果実が付いています。8個の果実が付いている個体は、初めて見たと思います。

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この周辺には、結構生えていました。来年は、花を見に行かなくては!

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鞘が割れ、種子を飛散し始めた果実です。種子の飛散が終ると、鞘や花柄は間も無く枯れます。果実(ドライフラワー)が、来年の芽出し頃まで残るムヨウラン類とは対照的です。

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花茎と花柄の境目を撮ってみました。花はこの境目辺りに咲きます。花径は短く、受粉すると花柄が伸びて来ます。

Apa240770

受粉出来なかった花柄の痕跡があります。

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雪洞の骨組のような帯が見えます。このラインで裂けます。

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種子を放出し終わった果実。雪洞の骨組みが6本あります。

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赤道の中央付近にに生えていた個体を、標本用に持ち帰りました。まだ花柄が伸び切っていないようです。

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塊茎を接写して見ました。この時期には、根状器官が無くなっています。

Apa240778

塊茎にはこのようなイボが見受けられることがあります。根状器官のイボとは違うのだろうか?

花の時期には、気がつきませんでしたので・・。

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クロヤツシロランは、こんな花が咲きます。スギやヒノキの林床で、この色彩ですから花の時期に見つけるのは至難の業です。果実期に見つけて置いて、翌年の花期に探すのが一番です。

群生を見付けても、数年するとポツポツになってしまう事が多々あります。そのエリアの菌糸を食べ尽くして、他へ移動していくのかもしれません。

ラン科オニノヤガラ属クロヤツシロラン(Gastrodia pubilabiata Y.Sawa)。この学名、少し時期がずれればGastrodia pubilabiata suginoanaとなっていたかも?

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