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2018年10月 8日 (月)

浮島ヶ原自然公園(十月上旬)

今日は、公園の当番でした。とても良い天気で、暑いくらいでした。

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24号台風の潮を含んだ強風のせいか、葉が枯れたようになってしまったアシが目立っていました。また、ジャヤナギなどの枝も木道に飛散していました。

ジャヤナギは、雌雄異株ですが、日本では雌株しか知られていないそうです。どうして増えるのだろう?台風などの強風で折れ、飛散した枝が発根して増えているそうです。

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管理棟から園内に入って直ぐに目についたのは、ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)の花でした。5月頃咲く花に比べて、ずっと小さく色も濃いですね。

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前回訪問時はまだ咲いていなかったアキノウナギツカミが、咲き始めていました。

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ミゾソバの花と良く似ています。

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ジュウガツザクラもそうですが、淡いピンクが良いですね。

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名前の由来は、この鋭い棘です。ウナギを掴むには短すぎるかな?

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こちらはミゾソバの花です。長期間、次から次へと咲きますので、見方によっては季節感の無い花です。アキノウナギツカミもそうですが、個体毎花色に変異があります。

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こちらは濃い方の花です。

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ミゾソバの茎にも棘があります。アキのウナギツカミ程ではありませんが・・。

園外北側の水路脇では・・。

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ツルウメモドキの果実が綺麗に実っていました。ツルウメモドキは、雌雄異株ですから、この木は雌株という事になります。「淡い黄色の果皮が3裂し、橙赤色の仮種皮に覆われた種子が露出」したのがこの状態です。

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綺麗でしょ?果皮が破れ、鳥の好みの色を見せるのは、未熟ではなく熟した種子を運ばせるためです。子孫を残すためにいろいろ工夫しているのですね。

ツルウメモドキはニシキギ科、似た名前のウメモドキはモチノキ科です。植物の名前は紛らわしいものが多いですね。

ところで・・。

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気になっていた大きなキノコは、表面が右のようになっていました。胞子を飛ばす状態になったのだと思います。ノウタケに皺が寄って、その後これと似た状態になったのを見た事があります。

また園内のどこかで、このキノコの子孫に再開できるかもしれません。

今日も、アメリカザリガニ釣りの親子が大勢訪れました。中には、ウシガエルと二度も顔を合わせてしまったお母さんがいました。今夜うなされるかも?

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