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2018年9月30日 (日)

ミゾソバとシロバナサクラタデ

今日は、公園の当番でした。台風が近づいているので、来園者はいないかと思ったのですが、何人か訪れました。植物名を聞いて、メモを取っていた人もいました。熱心に学ぶ姿勢は、お手本にしたいものです。

ミゾソバとシロバナサクラタデの花が、まだ咲いていましたので撮ってみました。

【ミゾソバ】

Ap9300557

小さい花ですが、綺麗ですね。

Ap9300562 Ap9300561

牛の顔のような葉が特徴的です。

Ap9300563 Ap9300558

花は、一気に咲かないようです。

Ap9300571 Ap9300568

こちらはかなり白い花でした。品種にシロバナサクラタデもあるそうです。

Ap9300586

葉状に広がった托葉を撮ってみました。托葉が鞘状に巻いているものを、托葉鞘(たくようしょう)というそうです。

托葉は何のためにあるのだろう?調べて見ると、未発達の葉身を保護する役割をすると考えられているそうです。

Ap9300603k

花柄には、赤い腺毛が生えています。

タデ科イヌタデ属ミゾソバ(Persicaria thunbergii (Siebold et Zucc.) H.Gross)。

【シロバナサクラタデ】

Ap9300596 Ap9300597

花期の長い花だと思います。

Ap9300577

シロバナサクラタデは、雌雄異株(しゆういしゅ)です。こちらは、オシベが花被片より長くメシベが短い(短花柱花)ので雄花・・雄株です。

Ap9300592 Ap9300579

花被片や花糸が淡いピンクです。もう少し濃い花があると嬉しいけど・・。

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こちらは、花被片よりメシベが長くオシベが短い(長花柱花)ので雌花・・雌株です。園内を見まわすと、雌花の方がずっと少ないように思います。

タデ科イヌタデ属シロバナサクラタデ(Persicaria japonica (Meisn.) Nakai ex Ohki)。

台風で、屋根が飛ばないか心配です。少し強い雨の降る時もありましたが、今のところ静かです。嵐の前の静けさとはこんな状態を言うのでしょう。何の被害もなく、通り過ぎてほしいものです。

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