川沿い遊歩道の草刈り・清掃
今日は、沼川水系滝川沿い遊歩道の草刈りに参加して来ました。富士市の各町内に案内が回覧されたと思いますが、今月24日には「彼岸花ウォーク」が開催されます。
作業前・・遊歩道が草で覆いつくされていました。雑草と呼ばれる植物は、何処でも勢いが良いですね。
現在、主戦力となっているJATCOの皆さんと、以前から参加している一般市民(私も)での作業となります。JATCOさんは、若い人が殆どですが、一般市民の参加者は、平均年齢が上がるばかりです。若手の参加者を探さなければ・・。
作業後・・遊歩道並びにヒガンバナを植え付けてある法面の草刈りが終了しました。良く見ると、一部咲いているところもありましたが・・。
カラムシ、イタドリ、クズ、セイタカアワダチソウ(左)、クズとコセンダングサ(右)でしょうか?イタドリとクズは、仮払機でも刈り難い植物の筆頭です。
左は、アレチウリで、右は、カナムグラです。
アレチウリは、特定外来生物に指定されていて、NPO法人富士山クラブなどでも、除草作業を行っています。カナムグラも厄介な植物です。鋭く細かい棘があり、うっかり素肌に触れるとひっかき傷が出来ます。素手や腕捲りして触らないように注意しましょう。
これは、アメリカタカサブロウ(熱帯アメリカ原産)だと思います。似た植物に、タカサブロウ(史前帰化植物と推定)がありますが、種子の形などで区別出来ます。
※史前帰化植物:農耕文化の伝来に伴い、我が国に入って来た帰化植物。タカサブロウは、弥生時代には伝来していたと考えられているそうです。Ylistには、別名としてモトタカサブロウの和名が記されています。
こちらはアレチウリの花です。アメリカやカナダからの輸入ダイズに種子が混入して、渡来したそうです。昭和27年、静岡県清水港で侵入が確認され、ほぼ全国に分布していると、侵入生物データーベースにありました。
緑の中で目を惹いたのは、鮮やかな青色のツユクサの花です。
中には・・。
こんな花もあります。諸先輩のWebページには、白花も掲載されていますが、私はまだ出会った事がありません。斑入り葉は、実生で引き継がれますが、花色はどうだろう?果実に印をしておいて、種を採取して蒔いてみようかな・・。
参加者の皆さんお疲れ様でした。JATCOさんから、飲み物やお菓子、タオルの差し入れを頂きました。有難うございました。
明日は法事です。今月は、用事が多い・・。
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