再生畑①の植物観察
大分涼しくなって屋外作業が楽になりましたが、二日連続で仮払機を使うと、腕や腰が痛くなります。再生畑で見付けた気になる植物などを掲載します。
【キツネノマゴ】
仮払機の除草エリアに、斑入りのキツネノマゴが生えていました。
端の方にあったので気がつきましたが、繁茂する除去対象植物(雑草)の中にあったら刈り払っていました。
左は普通葉で右が斑入り葉です。花穂の萼などにも斑が入っています。花は、苞×1、小苞×2、萼は5深裂(1個は退化して小さな糸状)とあります。果実を観察する時に、ちゃんと見ようと思います。
左は普通葉に近いくらい・・。定まった模様の斑より、見ていて楽しめます。そう言えば、斑入りツユクサも葉ごとに違った斑が入っていました。
キツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴ(Justicia procumbens L. var. procumbens)。
学名を調べていたら、キツネノヒマゴ(Justicia procumbens L. var. riukiuensis Yamam.)という気になる種名が目に入りました。riukiuensis・・沖縄の方に生えているようです。
そのまま残して来ましたが、良く考えたらこの植物は一年草でした。ツユクサのように斑が実生で引き継がれるか分かりませんが、種子を採って蒔いてみようと思います。種の時期を逃さないようにしなくては・・。
【変形菌?】
父親が、農作業用に積んであった木材を見ると、変形菌らしきものが幾つか生えていました。
胞子放出後のアミホコリでしょうか?
クダホコリの仲間のように見えますが、今まで見て来たものと少し感じが違う・・。
胞子が外側についているように見えます。
これも変形菌だろうか?
身近なところでも興味深いものに出会え、日々楽しく過ごしています。何にでも興味を持つことは大切ですね。
さて、明日は、私よりずっと若い世代との自然観察です。あの頃に戻れたら・・なんて思っても、もう遅い。
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