2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 庭に咲く花とヤツシロラン類栽培実験 | トップページ | 丸火自然公園で見た変形菌・茸など »

2018年9月 5日 (水)

ヤブラン

台風21号は、やっぱり凄かった!四国辺りにいる時も、北海道方面にいる時も、我が家の周りでは強風が吹き荒れていました。少し前に、東海地方を直撃した台風よりもずっと強烈だったと思います。でも、屋根は飛ばされずに済みました。

ヤブランの花が、彼方此方に咲いています。

Ap9050906 Ap9050827

斑入りのタイプと一般のタイプ。斑入りタイプも結構生えていますので、斑は実生で引き継がれるようです。

Ap9050908 Ap9050909

以前は、あまり目を向ける事のなかった植物です。でも、こういう身近に咲く花を見て、季節を感じるのも良いものです。

Ap9050840 Ap9050891

一般的に薄紫の花を咲かせますが、中には白っぽいものもあります。園芸用に作出された品種の中には、白花や桃花もあるそうです。

Ap9050820 Ap9050876

上のように、花が密につくものもあれば、このように疎につくものもあります。良く見ると、何れも同じ場所に複数(3~4個)の蕾がついています。そして各々大きさが違います。花は、下から順に咲くようですが、一番大きいものから順に咲くので、一見バラバラに咲くように見えます。

Ap9050821 Ap9050824

花を接写してみました。花被片は6個、オシベも6個確認出来ます。

Ap9050875 Ap9050871

「花糸は太い」とあります。まっすぐ伸びないで花柱を巻くような感じです。

Ap9050889

花被片が褐色になっても、落ちていないものがありました。たぶんこれが受粉した花だと思います。受粉出来なかった花は、花被片が落ち花柄だけが残っています。

Apc171884 Apc171845

良く似たジャノヒゲの(果実のように見える)種子と並べてみました。左がジャノヒゲで右がヤブランです。

Apc171893

種皮を取ってみました。左がジャノヒゲ、右がヤブランです。

キジカクシ科ヤブラン属ヤブラン(Liriope muscari (Decne.) L.H.Bailey)。旧分類体系では、ユリ科とされていました。

今日は、不法投棄監視パトロールの報告書を作成、メール提出しました。パソコン作業はそれほど苦手ではありませんが、内職の図面描きはだんだん面倒になって来ました。請け負うと、終わるまでやらないと気が済まない方ですが、それに反して長時間作図する根気が無くなって来たのです。歳には勝てない・・。

« 庭に咲く花とヤツシロラン類栽培実験 | トップページ | 丸火自然公園で見た変形菌・茸など »

植物観察」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヤブラン:

« 庭に咲く花とヤツシロラン類栽培実験 | トップページ | 丸火自然公園で見た変形菌・茸など »