ヤマホトトギスとヤマジノホトトギス
今日は、予報に反して午前中雨が降ったり止んだりでした。午後から屋外作業に行って来ましたが、蒸し暑くてダウン寸前でした。
ヤマホトトギスとヤマジノホトトギス・・似たところがあり、図鑑の解説も様々です。
【ヤマホトトギス】
こちらは、蕾の付き方(散房花序)からヤマホトトギスだと思います。尚、茎には毛が無いと書かれた図鑑もありますが、山渓の図鑑では「下向きの毛があるか殆ど無い」とあります。この個体には(花柄に)毛が見えます。
花被片が大きく反り返る(下を向く)のもヤマホトトギスの特徴です。ただ、一緒に生えている場所でも、個体によっては平開しているだけのものもあります。
山渓の図鑑に「花被片は斑点が大きく・・」とありますが、このように小さな斑点のものもあります。
尚、諸先輩のWebページには「オシベの下の方にも紫斑点がある」とありますが、このように目立たなかったり、上のように殆ど無いものも見受けられます。
ユリ科ホトトギス属ヤマホトトギス(Tricyrtis macropoda Miq.)。
こちらは、県中部で撮った写真で、ヤマジノホトトギスだと思います。葉だけの写真は撮り忘れました。
「花被片は、平開するが反り返らない」「花は茎の先や葉腋に1~2個つける」「オシベの下の方に斑点が無い」・・図鑑の解説通りですが・・。
ユリ科ホトトギス属ヤマジノホトトギス(Tricyrtis affinis Makino)。
図鑑を見て、ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスとしましたが、間違っていたら教えてください。
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