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2018年9月27日 (木)

近くで見付けた果実

午前中は、若い世代との交流(自然観察)でした。慣れない解説を、熱心に聞いてくれて嬉しかったです

今日は、家の近くで見付けた果実を集めてみました。

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この果実は、マルバノホロシです。ホオズキのように、中の種子が透けて見えています。

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まだ、花が残っていましたので掲載します。上のような赤い果実をつける蔓性の植物には、ヒヨドリジョウゴやヤマホロシなどもあります。葉の形や毛、果柄と果実の接続部分などで区別出来ますが、花冠の基部が淡い緑色で斑点が無い事からもマルバノホロシと分かります。

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こちらは、サンショウの果実です。緑色から赤く熟した果実は、やがて右のように種子が飛び出します。

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サンショウはミカン科です。拡大して見ると、果皮に粒々があってミカンの皮に似ていますね。

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こちらは、父親が大事にしていた鉢植えの西洋サンザシです。熟したリンゴのような色ですね。バラ科なので果実も似ています。

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これは、シュロソウの果実です。同株で雌花と雄花が咲きます。雄は下の方に咲き、全体的に雌花の方が多いように思います。

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ちょっと変わった形の果実です。左は「天涯の花」キレンゲショウマです。右はツユクサの果実です、熟すと小粒石のような種子が出来ます。

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ジュズダマ属も色づいて来ました。

次は、ラン科植物の果実です。

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沢山果実を付けたクモランです。とても小さな花が咲き、直ぐに萎れてしまうのに、結実率が良いのは自家受粉するから?

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左は、ニホンミツバチを誘引するキンリョウヘンです。キンリョウヘンは沢山の果実を付けますが、洋ランのシンビジュームはあまり結実しません。私の見ていない時に、ニホンミツバチの群がキンリョウヘンの花にやって来たのだと思います。

右は、萌の散歩道近くで見たエビネの果実です。沢山の種子が入っていますが、実生苗は極稀にしか見る事が出来ません。発芽の養分を持たない種子の発芽は、宝くじで一等に当選するようなものです。

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こちらは、植栽のシランの果実です。県中西部では、稀に野生のシランを見る事があります。

さて、明日も若い世代との交流があります。下手な解説をしながら、熱心な姿勢に学ぶ事が沢山あって楽しいです。

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