ナツエビネ
早朝、天気が良いと思ったら、突然のゲリラ豪雨・・どうなっているのでしょう?
今日の記事は、エビネ以上に稀な存在となってしまったナツエビネです。
デジイチ+ズームレンズで・・。
エビネに比べて、花序が長く見えます。昨年は、虫の食害か軟腐病のような感じで、かなり傷んでいましたが今年は無事なようです。
エビネの花序は、新葉に包まれ真っすぐ伸びて来ますが、ナツエビネは蕾の時下を向いて項垂れています。
開き始めた蕾がありました。開くのにあまり時間をかけないようで、萼片や側花弁の反り返ったものばかりで、このような状態のものは一つしかありませんでした。
後ろに反り返る萼片や側花弁が、誇らしげで上品なイメージを与えてくれます。
横顔・・。エビネと違い、この花には距がありません。
どちらの花序も、先端部にクモの番人がいました。花を、外敵から守っているのだろうか?
ラン科エビネ属ナツエビネ(Calanthe puberula Lindl. var. reflexa (Maxim.) M.Hiroe)。
今日は、現役時代に仕事でお世話になった方のお葬式に参列して来ました。長く勤めた仕事を引退して、趣味の写真に時間がとれると喜んでいました。写真撮影について学んだ事の無い私に、いろいろ教えてくださると約束してくれたのに、とても残念です。
私も、後何年生きられるのか分かりませんが、日々悔いの無いように過ごして行きたいと思っています。
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