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2018年8月29日 (水)

シュロソウ

今日も暑かった!

シュロソウ・・暗紫褐色の花を沢山つけます。

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蕾が膨らみ、一部咲き始めていました。花径や花柄に毛が生えています。

Ap8290546

イヌツゲの下にドイツスズランを植えてありますが、その場所に何年か前から勝手に生えています。

Ap8290561 Ap8290554

蕾が開く様子です。花被片の裏は緑で、表側が暗紫褐色です。

Ap8290552 Ap8290547

両性花と雄花がつくそうです。子房が確認出来ますから、両性花ですね。

Ap8290550

こちらも・・。

雄花を探しましたが、見つかりませんでした。「雄花は、花序の下部につく」とありますので、開花が進んだら観察してみようと思います。

別の場所で撮った雄花を掲載します。

A1535521887

両性花にあった子房と柱頭がありません。

A9032771

赤い葯袋が残っています。花被片の色に対しては黄色の方が目立ますが、実際に見ると赤色も目につきます。

シュロソウ科シュロソウ属シュロソウ(シュロソウ狭義:Veratrum maackii Regel  var. reymondianum (O.Loes.) H.Hara)。

旧分類体系では、ユリ科とされていました。また、変異の多い植物のようで、ホソバシュロソウやアオヤギソウを含めてシュロソウと呼んでいるそうです(シュロソウ広義:Veratrum maackii Regel)。山渓図鑑には、「変種で花が暗紫褐色のものをシュロソウ(オオシュロソウ:Veratrum maackii Regel  var. japonicum (Baker) T.Shimizu)といい・・」とあります。面倒な植物ですね。

この植物は、一昨年沢山の花をつけ、昨年は花をつけませんでした。来年どうなるのか楽しみです。シュロソウ属の多くは、根茎にアルカロイドを含む有毒植物だそうです。アルカロイドを含むのは何のため?

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