シュウカイドウ
シュウカイドウ・・父親が育てていた植物です。
江戸時代初期に、中国からやって来た帰化植物だそうです。耐寒性が高く、山間の我が家でも屋外地植えで彼方此方に繁殖しています。
シュウカイドウは、雌雄異花同株です。左の写真で一番大きなピンクの花が雄花で、その付け根についている羽のある子房を持った方が雌花です。
こちらが雄花です。4枚の花弁のように見えますが、小さな方が花弁で、大きな方は萼です。紛らわしい花ですね。
一つだけ、ありました!メシベの先端が螺旋状になっています。アラレちゃんが、棒に刺して持っているものに似ていると家族が言っていました。
葉は、「扁心形で左右非対称」とあります。左右対称の葉を持つ植物が多い中で、この植物はなぜ非対称なんだろう?
葉腋にムカゴを付けますが、花が終ってからのようです。種子以外にムカゴでも増えます。
シュウカイドウ科シュウカイドウ属シュウカイドウ(Begonia grandis Dryand.)。
今日は、隠れ家の屋根のペンキ塗りをしました。平らに近い折板なので、歩くのは楽だと思ったら、バランスを取りながら歩くため、とても足が疲れました。まだまだ暑い時間帯はありますが、吹き抜ける風は少し涼しく感じました。
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