ナガバハエドクソウとハエドクソウ
雨は上がりましたが、蒸し暑い!部屋の中も、じめじめしています。
今日は、ハエドクソウ属の観察です。我が家の近くで見るものは、ハエドクソウの品種であるナガバハエドクソウばかりです。いつか母種のハエドクソウも見てみたいと思っていたら、60Hzエリアで見る事が出来ました。
【ナガバハエドクソウ】
富士市で撮影。
我が家の近くで見るハエドクソウ属です。このような穂状花序をつけます。蕾は上向きについていますが、横を向いて開花し、果実は下を向きます。面白いですね。
一輪だけ咲いていた花と葉を撮ってみました。
花冠は、唇形です。ハエドクソウとの違いは、このように2裂した上唇の両脇に出っ張りが無い事です。
ナガバハエドクソウの横顔です。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属ナガバハエドクソウ(Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam. f. oblongifolia (Koidz.) Ohwi)。
【ハエドクソウ】
ナガバハエドクソウと同じく、上唇が2裂していますが、その両脇に出っ張りがあります。
上唇の両脇の出っ張り具合は、個体毎にいろいろで、顕著なものとあまり目立たないものがあります。
これは、顕著な方です。Web図鑑によると、「肩がある」と言うように表現されています。
ハエドクソウ科ハエドクソウ属ハエドクソウ(Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam.)。
ナガバハエドクソウとハエドクソウは、葉の基部の形や葉裏の細脈などでも区別出来るそうですが、葉の付く位置により違う事と個体差などがあり、私には難しそうです。花で見るのが一番分かり易いと思います。
※普通に見られる植物を勉強中です。名前が間違っていたら教えてください。
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