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2018年7月 7日 (土)

ナガバハエドクソウとハエドクソウ

雨は上がりましたが、蒸し暑い!部屋の中も、じめじめしています。

今日は、ハエドクソウ属の観察です。我が家の近くで見るものは、ハエドクソウの品種であるナガバハエドクソウばかりです。いつか母種のハエドクソウも見てみたいと思っていたら、60Hzエリアで見る事が出来ました。

【ナガバハエドクソウ】

富士市で撮影。

Ap7071795 Ap7071796 Ap7071819

我が家の近くで見るハエドクソウ属です。このような穂状花序をつけます。蕾は上向きについていますが、横を向いて開花し、果実は下を向きます。面白いですね。

Ap7071794 Ap7071798

一輪だけ咲いていた花と葉を撮ってみました。

別の所で撮った花を掲載します。

A7242450

花冠は、唇形です。ハエドクソウとの違いは、このように2裂した上唇の両脇に出っ張りが無い事です。

A7242453

ナガバハエドクソウの横顔です。

ハエドクソウ科ハエドクソウ属ナガバハエドクソウ(Phryma leptostachya L.  subsp. asiatica (H.Hara) Kitam. f. oblongifolia (Koidz.) Ohwi)。

【ハエドクソウ】

静岡市で撮影。

Ap7011224 Ap7011234

藪蚊軍団に襲われながら撮りました。

Ap7011225 Ap7011231

ナガバハエドクソウと同じく、上唇が2裂していますが、その両脇に出っ張りがあります。

Ap7011223 Ap7011222

上唇の両脇の出っ張り具合は、個体毎にいろいろで、顕著なものとあまり目立たないものがあります。

Ap7011233 Ap7011232r

これは、顕著な方です。Web図鑑によると、「肩がある」と言うように表現されています。

ハエドクソウ科ハエドクソウ属ハエドクソウ(Phryma leptostachya L.  subsp. asiatica (H.Hara) Kitam.)。

ナガバハエドクソウとハエドクソウは、葉の基部の形や葉裏の細脈などでも区別出来るそうですが、葉の付く位置により違う事と個体差などがあり、私には難しそうです。花で見るのが一番分かり易いと思います。

※普通に見られる植物を勉強中です。名前が間違っていたら教えてください。

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